暖房が効きすぎたオフィスにはご用心!(200文字小説)
暑い。暑過ぎる。
と言うのも、冷え性の子が居て彼女が温度設定を高くする。
更に仕事中もずっとブランケットを掛けている。
そんな彼女を見たら温度設定を変えられない。
昼休み、食事に出た。
「寒っ」
オフィス内との温度差が半端ない。
鼻水が垂れた。
オフィスに戻ると汗ばむほどに暑い。
仕方なく僕は服を脱いだ。
「きゃー! 変態! 誰かぁぁ…」
彼女は他の社員に助けを求めたのだけれど…。
オフィスで服を着ているのは彼女だけだった。