伍.伍
「今回はただの息抜き回っぽいわよ、みんな」
「んなのタイトルみりゃわかんだろ。馬鹿だなあ夕香...はっ!?」
「氏ね」
「釘バットはやめて!」
(プールがあるのは仕様です)
「いも、うと...?」
「そう、私は此坂日向!あなたの愛すべき妹だよ!」
前回の振り返り。
从廿_廿从ナニソレイミワカンナイ
#
「まーったく...お兄ちゃんは無理するんだからー」
「いやもう意味わかんないし僕に妹がいたことに驚愕してるんだが」
「あれ、お母さんから聞いてない?父親の連れ子がいるって」
そんな話は聞いていない。生前そんなことを言っていただろうか。
「いや母さんもう死んじゃったし、姉さんもいないし」
とりあえず、現在の状況をサクッと説明すると、
「あっ...そうなんだ」
と終始ハイテンションな日向の顔が、少し翳りを見せる。
少し罪悪感もあったので、話を変えることにした。
「で、その...日向?」
「なに、お兄ちゃん?」
「日向はどうしてここに?」
「愛すべきお兄ちゃんのところに馳せ参じるのが妹の役目ってものじゃない?」
そんなの知らねえ...
ツッコミどころしかないこの義妹をどうしようかと悩んでいると、
「おはよう、絢人」
「うぃーっす」
「おはようございます、絢人くん」
3人が入室してきた。
the catastrophe。
僕、死んだ。
『【悲報】入院中の高校1年生が病室に小さな女の子を連れ込んでいた』
とかいうスレ立てられて社会的に死ぬんだ...
「ご、誤解なんだ!」
「「「「何が」」」」
「おい、日向お前はこっちだろうが」
「('ω')ウィッス」
#
「なるほどね...」
「絢人に義妹、ねぇ...どこぞのバカを思い出すわね」
「うちの妹たちはアホだが一応血は繋がってるぞ」
「アホ言うなし...」
誤解も解けたようで、みんな落ち着いて...
「遙、携帯」
「ほいほい」
「1、1、0と」
「やめろおおおおおおおおおおおおおおッ!?」
夕香...冗談じゃすまないんだけど...
#
「なんか、今回は息抜き回なのね」
「だねえ...あ、絢人くんお菓子いる?」
「あ、うん」
場所は移り、高校のプール。
半分消し飛んでいるが、それでもまあ残りの半分で謎のリラックス感を出している。
「遙、ジュースとって」
「...おい夕香。お前は普通に動けるんだから自分で取りに行けよ。ってか俺はお前の執事じゃねえ」
「知るか、私に従順であれ」
「そんなのマリーだけで充分だっての...」
「遙、まだホロワーは投稿されてないよ」
「「「メタい」」」
...そして何より、謎のアウェー感を感じていたのだった。
#
息抜き回やる気無さすぎねえ?
いや、まあ思いついたのをただ書いてるだけだからね。それにこれ、禄までの時間稼ぎみたいなものだし。
しぐれ、君が1番メタいんじゃ...
え、ボク何のことだかさっぱり( 。∀ ゜)
「いつまでこそこそしてるのよ、絢人」
「あ、しぐれさんどうも」
「ちーっす」
「「遙、軽っ」」
閑話休題。
「今回はこのままの勢いで後書きコーナーに入ろうか」
『('ω')ウィッス』
(今回は本当に息抜き回でした)
「はい、ということで後書きのコーナーです!」
『いえーい』
「今回の司会は、私、明日南未月樹がさせていただきます!」
「よろしくー」
「がんばれー」
「ありがとうございます、それでは前話の振り返りから行きましょうか!」
「ああ、この前はしぐれさんがテスト明けで死んでたからね」
「ちなみに点数h」
「聞くな」
「え、点s」
「聞くな」
「...('ω')ウィッス」
閑話休題。
「前回は、私がなんだか凄く謎多き女、みたいな感じでしたね...」
「間違えて拳銃ぶっぱなすけどね」
「白衣避けられないけどね」
「それは前々回!」
「前前前世?」
「難聴すぎです...あとは、ラストで新キャラである、絢人くんの義妹の日向ちゃんが登場しましたね!」
「今回の冒頭に出てきて消えてったけどね」
「やめたげてよお!」
「こ、これからキーパーソンになる訳だし!」
「あ、そうなんだ」
「では、今回もしぐれさんの次回予告で終わりましょうか」
「賛成!」
(や、やべえまだ書いてないんだけど...)
「それではみなさん、
「「「「また次回!」」」」
はい、まだ禄書いてませんしぐれです。
では、
【次回のはれはの!】
ついに第2のキーパーソン、義妹の日向が現れ、世界の終末へのカウントダウンが始まった。意味がわからないことを言って消えてしまった未月樹。そして、学校で別行動を取った夕香が突如行方不明となる。
絢人はどうするのか!そして夕香はどこへ消えてしまったのか!
次回、「禄」。
「夕香...どこいったんだよ...帰って、来いよ...」