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プロローグ5

はい!まさかの本日3回目の投稿になります

これでプロローグが終わりになります。

 ちょっとまてよ・・・


 「なあ、神様よ。」

 

 「なんじゃい?」


 「このステータスおかしくないか?ゲームだったらこの時点でバグってんじゃないか疑うところだぞ?」


 うん絶対おかしいってLvが1なのはわかるが、Lvが1の状態でなんで3桁のステータスがあるんだ?


 「うむ、おかしいぞい。筋力トレーニングとかして攻撃力とかが上がるなら許容範囲内じゃったんじゃが、魔法が使えない世界にいるのに、何故魔法関係の特に精神力のステータスがこんなに高いんじゃろうか?お主山にこもって修行でもしたのか?」


 「いや、そんなめんどくさいことはやっていないぞ。神様ならそれくらいわかるんじゃないのか?」


 「それも、そうなんじゃがな~」


 そうだよな僕はオタクでただのサラリーマン(いやウーマンか?まあいいや)だったんだ。いくらオタクでも魔法が非現実のものだってことぐらい理解していたからな。じゃあなんでだろう?


 「そうじゃ!お主の記憶を覗いてみるとしよう。ちょっとだけじっとしてるんじゃよ。」


 いきなり神様がそう言うとまた僕の額に手を当ててきたそうしたら・・・


 「なるほどの~、これが原因じゃの~。」


 !原因がわかったらしいだけども、精神力や耐久力を鍛えるようなことなんてあったっけ?


 「神様、原因ってなんだったんですか?」


 うん。すごく気になるな。


 「うむ、それはの~。コミケじゃよ。」


 ・・・・・・「はぁ?」・・・・・コミケ?コミケってあのオタクにとって最大の祭りの?


 「そうじゃの、君は毎年夏も冬も参加しているようじゃがの~。君は今は別に辛くないんじゃろ?」


 「はい。全然辛くないですけど?それがどう関係しているんですか?」


 別にコミケぐらい何が辛いって言うんだよ。・・・ん?今は?そういえば昔はどうだったっけかな?


 「そうじゃよ、それなんじゃよ。」


 「もしかしてですけど。」


 「うむ。」


 「コミケに通い続けていくうちに、辛かったことがだんだん慣れてきて全然苦しくもなくなっていたのが、それが実は精神力と耐久力がコミケの人の荒波に巻き込まれて徐々に鍛え上げられていたからだとでもいうんですか?」

 

 そりゃ~最初は辛かったけどそんなバカみたいな理由で・・


 「うむ。そのとうりなんじゃよ。」・・・・嘘だと言って欲しかったよ。


 「まあステータスで人外れて高いのはこれぐらいじゃしの問題ないじゃろ。よかったの~。精神力が低いと魔法が使えないからの~。」


 !そっそうだったのか。まあ、よかったとしておこう。


 「あとは、<特殊技能>じゃの~」


 「あっそういえばその<特殊技能>ってなんですか?僕の得意なこととか趣味がLv付きで載っているんですが?」


 うん。Lvが何でMAXなのかわからないからな、Lvが高いか低いのかもわからんなw


 「うむ。特殊技能はじゃの~、まあ簡単に言えばスキルだと思ってくれて間違いないぞ。これがある人とない人だと、技能による補正が得られないために同じことをやった場合に天と地ほどの差が出るんじゃよ。ちなみにLvは技能Lvが10で最高じゃ最低は0で手に入れたときは0じゃの。そこから有効化されるのがLv1じゃ。まあ、これから君が転生する世界では、Lv5で達人とか言われてるような世界だから、君の技能Lvはとてもたかいといえるじゃろうな~。」


 !!これは、やばいな。ただ暇なときに趣味に没頭していただけだったのがこんなことになるなんてな。だけれども・・・


 「神様、僕転生したところで魔法も使えなきゃ剣術だって使えないんですぐ死ぬと思うんですが?」


 うん、すごいほど非戦闘職向きの技能が集まってるなwさすが僕だすごい!


 「うむ、じゃから君には戦闘系の技能と魔法系の技能をいくつか与えようと思う。まあそれをどう扱うかは君の自由じゃがな。」


 「ほんとうですか?ありがとうございます!!」


 やったねこれで魔法を自由に使って異世界を冒険できそうだ。


 「うむ。じゃが君に与えられる戦闘技能と魔法技能はランダムで1~10個与えられるから君が選ぶことはできないんじゃよ。ちなみに、初期Lvもランダムじゃ。」


 え!?選べないのか~。まぁタダでもらえるんだから文句は言えないよな。うん。


 「はい。問題ないです。」


 「うむ。じゃあさっそくやるかの~」


 そういった神様はいきなり手のひらに光の玉を出現させたかと思うと、僕の額にそれを押し付けてきた。


 「!!?!!??!?!?」


 なっ!?何かが流れ込んでくる!?!?と思ったら神様が手のひらを僕の額からはなした。


 「うむ。どうじゃ気分は?大丈夫かの?」


 ぶっちゃけいきなり何かが流れ込んできたような違和感のせいで困惑気味だが。


 「は・・い。大丈夫です。」


 「うむうむ。無理せんでもええよ~。とりあえずわしの話を聞きなさい。「はい」うむ。いま技能と共にステータスにある程度の補正とあと、わしからの加護を与えておいたからの~。加護は称号の欄に入るから後でステータスプレートで確認しておきなさい。それとの~、転生する際なんじゃが誰かの子供としてではなく、あらかじめ10歳くらいの迷子の子供として街に近い森か草原に転生させるからの~。それに合わせて今君の姿を変えたから。ちょっと見てみなさい。」


 はぁ!?色々なんか大事なことをさらっと言われた気がするぞ。あ、神様が姿見の鏡を出した。そこに写ってたのは・・・


 「わ・・若返ってる?」


 うん。昔の僕の姿だ。来ている服神様の着ているのと同じような真っ白いやつなんだけど姿が、9歳か10歳の頃の僕の姿だ。身長120cm位で、紺色に近い黒色の瞳と、漆黒に染まった肩まで伸びたサラサラのストレートヘアーそして、自分で言うのもなんだが、どこからどう見ても可愛らしい一人の女の子がそこにいた。


 「かっ神様!?僕この姿だとヤバイと思って男っぽくしてたんですよ!?この姿だと異世界で色々トラブルを巻き起こしそうな気がするんですが!」


 そう何回か幼い頃に変態紳士ロリコンに告白されたことがある僕が言うのだから間違いない。


 「ん?まあ大丈夫じゃろう。技能もあるしの~。まあ向こうの世界には冒険者ギルドとかもあるからの~冒険者になればある程度は安心できると思うぞい?まあそろそろ君を送り出さないといけないようだしの~。」


 「えっ!もうですか?技能の確認とかしてないんですけど?」


 「大丈夫じゃよ。向こうに行ってから確認すればよい。あぁ。服装や装備は向こうの人間としておかしくないものにしておくからの~。あとサービスで技能にアイテムボックスと言う魔法技能があるから向こうに行ったらそれを確認すると良い。ある程度必要なものはいれてあるからの~。でわ送るとするかの~。」


 まじかよ!?まだ聞きたいことが・・


 「でわの~、第二の人生を楽しんでくるのじゃよ~」


 「ちょっっまって、まだ聞きたいことがあるのに。」


 「時間切れじゃ~。じゃあのがんばるのじゃよ~」


 まじでか?そう思ったその時まわりの白い空間が歪み始め僕は意識を失った。

どうですか?まだプロローグですよ!

次回からは第1章が始まります

できれば感想やレビューが欲しいです

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