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1-8 草原での狩り~始まりの街レイナーダで~

金額の設定を一部変更したため何話か編集しました。

 ん~ん?朝かな?・・アウルの体に寄り添って寝ていたけど、気持ちいいな~もふもふ、もふもふしていて・・・・もう少し、もふってようかな・・・


 『む、主よ、起きたのか?』


 あ。起きているのバレたしょうがないか。じゃあ起きるとしよう。


 「うん。おはようアウル。」


 『うむ。おはよう主よ。』


 さてと。挨拶もしたし。火でも起こしてご飯にするか。


 「もう少し待っててね~すぐご飯にするから。」


 『わかった。』


 そう言いながらも僕は昨夜のうちに集めておいた薪に魔道具のライターで火をつけてから、アイテムボックスから猪を取り出して解体し始めた。・・・そう言えば昨日と違って解体の仕方がなんかわかる気がするんだけど、それに昨日よりも解体しやすい気がする・・・・・?後ででいいか。


 そんなことを考えながら解体した肉を僕の分だけ焼いて、残りをアウルにあげて、朝食にした。


 「アウル。今日は野ウサギを狩りに行くよ。食べ終わったら草原に向かうからね~。」


 もぐもぐ『わかったぞ主よ』  もぐもぐ


 朝食を食べ終わり、火を消して、狩りに行く準備を整えた。そしてアウルの背中に乗って、


 「じゃあアウル草原まで乗せていってね。」


 『行くぞ主よ!』


 アウルは狭い森の中を駆け抜けていった。




 そうして、昨日街行くときに通った草原につくとアウルから降りて、アウルに指示を出した。


 「野うさぎがいる場所を探して、アウル。探すだけだよ。狩りは僕がやるから。」


 『わかった。』


 そう言ってアウルは鼻をひくつかせて、こっちだ、といい野うさぎのいるところに案内してくれた。


 『主よ、うさぎは警戒心が強くすばしっこいから近づけば逃げられてしまうと思うぞ?だから私がしとめたほうがいいのではないか?』


 ん~アウルなりのアドバイスなんだろうけど、こっちにも考えがあるんだよね。


 「大丈夫だよ。まあ、見ててね。」


 そう言って野うさぎのいる位置を確認して、地面に手を付いた。・・槍が出来たなら、檻も作れると思うんだよね~。・・・え~っと檻の形を考えて・・・錬成!


 そう考えた瞬間に、野うさぎの周りの地面が檻のように野うさぎを囲むようにして変化した。


 「ふ~うまくいったよ~。これであとは、短剣でトドメを刺すだけでいいね。」


 そう言いながら野うさぎに近づいて僕はためらうことなく野うさぎの首に探検を刺して、絶命させた。


 『まさか主にそのようなことができるとはな・・・さすがは私の主だ!』


 そう言ってアウルは少し驚いていた。


 「うん。まあこれも猪を殺したのと同じものなんだけどね。」


 漫画でそのような使い方を見ていたから出来た芸当だね。


 「じゃあこの調子で野うさぎを狩り尽くそうか、アウル~。頑張ってね。」


 『わかった。じゃあこのように狩るのを繰り返すのだな?任せてくれ』


 さてさて。野うさぎを狩りまくるとしますかね。


 




 狩っては、アイテムボックスに入れるというのを繰り返していたら、アイテムボックスに野うさぎの死体が入らなくなてしまった。


 「あれ?そんなに狩ったっけ?アウル~もう野うさぎ探さなくてもいいよ~。」


 そう言って野うさぎを皮とそれ以外に解体して肉をアウルに差し出した。


 「アウルそろそろご飯にしようか。」


 そう僕が言いながらアイテムボックスから街で買った鶏肉を出してアウルと一緒に食べ始めた。


 『これは本当に美味しいな主よ!』


 「だよね~この肉美味しいよね~。」


 そう言って昼ごはんを食べ終わると、アウルが急に立ち上がり周りを警戒し始めた。


 「ん?アウルどうしたの?」


 そう言いながら僕はアイテムボックスにウサギの毛皮と、肉の入った鍋をしまうと、アウルが言った。


 『主よ、魔獣がこちらをねらっているようだぞ。』


 「魔獣が?どういう姿の魔獣なの?」


 めんどくさくなってきたな~


 『犬だな。10匹いや、11匹の犬の魔獣が群れをなしているな。』


 「犬か~頭が悪いのかな?アウルがいるのに向かってくるとか、自殺行為にしか見えないんだけど。」


 『大体のモンスターは自らの欲求を満たすためだけに行動するからな。自らよりも強いとわかっていても、本能にはあらがえずに向かってきているのだろうよ。』


 ふ~ん。そうなんだ。とても残念な奴らということはわかった。


 「魔獣っていうことは魔石が取れるのかな?」


 『あぁ。取れるはずだぞ。私が狩ろうか?』


 やっぱり取れるのか~。魔石は売れるって言うからな。取っておくか。それに、肉が食べれそうだしな。


 「いや、Lvを上げたいから僕に危険が迫るまでは手出し無用でおねがい。」


 『わかったぞ。そろそろくるぞ主よ』


 アウルがそう言った瞬間草むらから犬の魔獣が飛びかかってきた。


 「錬成!」


 まずは土の槍で刺し殺そうとしたら2匹しか引っかからなかった。


 「少しは頭が良さそうだね。」


 次は、檻だ!錬成。そう思って檻を作ったが、檻が完成する前に飛び上がって抜け出してしまった。


 「まじかよ・・・」


 『主よ大丈夫か?』


 「あぁ。まだ手はあるよ。」


 そう言って僕は短剣を構えて犬の群れに突撃していった。


 突撃しに行ったら3匹の犬が飛びかかってきたので、それを避けながら短剣で1匹の腹を切り裂いた。そして残りの2匹は着地した瞬間をねらって首を切り落とした。


 その瞬間に残りの6匹全部が飛びかかってきた。・・・かかったな。


 「物理結界!」


 そう僕が言った途端に僕の周囲に薄く光る透明の壁が四方に出来て、犬たちはそれにぶつかって勢いを失った。 


 「死ね!」


 そう言いながら僕は結界を解除して、怯んでいる犬たちを順番に素早く首を落として殺していった。吹き出た犬の血で僕はまた血まみれになっていた。


 『終わったな主よ。さすが主だな。まさかあんなこともできるとは思ってもいなかったぞ。』


 「うん。僕も使うのは初めてだったからね~うまくいってよかったよ。」


 そう僕が言うとアウルはとても驚いたようだった。・・・まあいいか。とりあえず解体しておくとしようかな?


 少し時間がたって、犬の魔獣を魔石と、毛皮と、肉+その他に分けてアイテムボックスにいれて僕はアウルに言った。


 「アウル。昨日寝た場所に帰ろうか。」


 もう日が暮れていて夕方だと思う空になっていた。


 『そうだな。じゃあ主よ乗るが良い。』


 僕がアウルに乗るとアウルは森に向かって走り出した。





 森の中にある水たまりのそばに僕とアウルはいた。僕は薪を集めて火をつけたあと、服を脱いで水たまりで体や服についた犬や野うさぎの血を洗い流していた。


 「ん~気持ちいな~やっぱ血が付いたままだと気持ちわるいしね~。」


 そう言いながら水浴びを終えて火の近くまで行き、木の枝に服を吊るして、服を乾かしながら、肉を焼く準備をしていた。


 「アウルは今日はなんの肉にする?猪?うさぎ?犬?」


 『犬1匹とあの美味い肉1つでお腹はいっぱいになるぞ!』


 そう言いながら尻尾を振っている・・アウル可愛いな~


 「わかった。じゃあアウルはそれね。」


 そう言って僕がアイテムボックスから肉を出すとアウルは一心不乱で食べ始めた。


 じゃあ僕はうさぎ肉にしようかな。ウサギの死体を取り出して解体して毛皮をアイテムボックスに入れてから僕はうさぎ肉を焼いて食べた。


 「ん~ん。やっぱり調味料が必要だな~。明日は町に行って来るとしよう。」


 そう言いながらも柔らかいウサギ肉を食べ終わった僕は、同じく食べ終わっていたアウルの体に、体を預けて寝そべっていた。


 ・・・そう言えば解体がスムーズにいくようになっていたんだよな~もしかして技能でも増えたか?それに今日の狩りでLvが上がったかもしれないしな。今日はステータスを確認したら寝るとしよう。


 「ステータスオープン。」


~ステータス~

 名前 藤 鈴


 種族 人間

 

 性別 女


 Lv 6

 HP 65/65

 MP 277/277

 物理攻撃力 20

 物理防御力 17

 魔法攻撃力 53

 魔法防御力 48

 精神力 144

 移動速度 19

 物理攻撃速度 29

 魔法攻撃速度 91

 器用値 57

 耐久力 178

 運 77

 

 特殊技能<戦闘系>弓Lv7 短剣Lv9 精神力強化Lv5 耐久力強化Lv9

     <生産系>裁縫Lv8 木工Lv7 細工Lv10 装飾Lv8 画工Lv7

     <魔法系>召喚・使役術Lv10 空間魔法Lv10 錬金術Lv8 魔力超速回復Lv10 無詠唱Lv10 回復魔術Lv10 アイテムボックスLv10 ステータスプレートLv10

     <耐性系>物理耐性Lv6 精神耐性Lv7

     <生活系>料理Lv10 家事Lv7 速算Lv6 演奏Lv6 釣りLv2 採取Lv3 new解体Lv1

     <特殊系>直感力Lv6 反射行動Lv3 鑑定Lv10 超幸運Lv7(効果切れ)


 称号 神の加護 転生者 命を救いし者 男勝り アウルの主人  


 おぉ~やっぱりLvが上がってるや。それに技能に解体が増えてるし。ラッキーだな。


 ステータスの確認も終わったしもう寝るとするか。


 「アウル明日は街に行くからね。」


 『わかった。』


 「うん。じゃあお休みアウル。」


 『お休み、主よ。』


 そう言って僕らは2人仲良く眠りについた。

 

アウルの背中で寝たい今日このごろ、

ポイントを恵んでくれたら嬉しいです

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