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晴れのち雨、時々異世界⁉  作者: 天気予報士
1/1

雷のち異世界

初投稿!!

見てくださって、本当にありがとうございます。


駄文ですが、どうぞ。

異世界に来てしまったぁぁぁ⁉










俺の名前は二千院 駿介(にせんいんしゅんすけ)。15歳、高校生。それは何時も通りの帰宅途中のことだった。










ザーーーーーーーーーーー


帰宅しようとした時、雨が降っていた。

それもかなりの大雨。


「あぁ、本当ついてねぇな…」


二千院 駿介はその日補習で、一人帰りが遅くなり、みんなが帰宅したあとに雨が降り出したのだ。


(そういや、朝の天気のお姉さんが「今日の天気は、晴れ時々雨でしょう。傘を持って行きましょうね。」とか言ってたっけ?)


そんなことを思い出しながらも、鞄を持って校舎から出る。

一歩踏み出すと、頭にシャワーでも浴びているかの様な雨が降り注いだ。

もう濡れるのを覚悟していたようだ。



ゴォォォォンン‼



雷も鳴り始めた。


(はぁ、ことごとくついてねぇなぁ…)


それでも足を進めるしかない。











数十分後、やっと家の前まで来た。


「やっと家に着いた‼はぁ、今日はなんてついてなかった日なんだ…」


そうしてドアノブに手を掛け、開けようとしたその時、頭上が光に包まれた。

次の瞬間、


ドォォォォォォォン‼‼‼


雷が、駿介を完璧に捉えた。


「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」


悲鳴と共に彼の身体がドサリと倒れた。


「ガァァ…」

(ダ、ダメだ…身体が…)


彼の意識はブラックアウトした。























風が頬に当たり少しくすぐったい。


「‼‼‼⁉、ここはどこだ⁉」


彼が驚いて一人で叫ぶのも無理はない。

彼が先程居た家の前とは随分とかけ離れた場所に居るのだ。



辺りに広がっているのは大草原。

所々に並ぶ木々。

吹き寄せる風はどこか温かい。



(ここはどこだ⁉俺は確か家の前で雷に撃たれ…)


サッパリ分からない。


彼の至った結論である。








パカラッパカラッ



馬がこちらに向かって走ってくる。

よく見ると、馬の上に人が乗っている。


段々と近付いてくる。


俺は馬の上の人物を見て、驚愕した。



騎士。


そう、馬の上に乗っていたのは騎士だった。

それも白銀の甲冑に身を纏った騎士。



白銀の騎士は俺の目の前に来て止まった。

そして口を開いた。見えないが…


「迷い込んで来たのだな?」


俺は驚く。その予想外の声音に。

女の声だった。


「あぁ、すまない、私の名は フレイヤ・ヘルメス卿だ。」


そういいながら、頭の甲冑を脱ぐ。

ふわっと、セミロング&ウェーブの髪が溢れ出る。

キリッとした目、かなり整った顔立ちの美人である。口もとが可愛らしい。


そんな感想を思いつつも、彼女の話が気になり、聞き返す。


「あの、迷い込んだ、とはどういうことでしょうか?」


すると彼女は淡々と答える。


「ここらは次元の歪みが大きいらしく、よく異世界の人間が迷い込んで来ることがある。その一人が貴様という訳だ。」


「え?という事は俺は別世界に来てしまったってこと?異世界?」


「そうだ。」


「・・・・・・。」


数秒の沈黙の後…


「うわぁぁぁぁ!お、俺はどうすればいいんだぁぁ!何にもねぇ!ど、ど、ど、どうしよう⁉」


俺はパニック!

フレイヤが、


「お、落ち着け!だ、大丈夫だ。我等の国王が保護してくれる。行くぞ城に!」


「え?保護?保護してくれんの⁉お前、いい人‼」


そう叫んで、彼女に抱き付いた。


「や、や、やめろ……‼‼」


ガッン‼


顔を赤らめつつも、彼女は持っていた甲冑で俺を殴り飛ばした。


「い、今から城に向かう。貴様の分の馬は無いから、歩きだ。3日はかかるが、勘弁してくれ。」






………俺の異世界での物語がスタートした。














作者は初心者です。


感想を頂けたら嬉しいです。


指摘、アドバイス等もお願いします。


更新は遅いかもしれませんが、よろしくお願いします。

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