第12話 真相1
朝の事件に続き夜、大惨事になっていた。
式は過剰防衛の疑いがあるのと事情聴取のため警察に行きました。
小辻と鈴木は大量に出血していたため警察で動けるものに緊急支援協力として病院に輸血可能な管内の警察官が集まりました。
しかし各人の持病や検査も必要なため親御さん優先で輸血が行われるということでした。
そのため翌日に警察官たちが献血センターに多く献血に向かったということでした。
式は尾形君に連絡をして血だらけの衣服を着替えたいので、まだ営業している量販店に行ってジャージ、下着、靴を買ってきてもらった。
革ジャンも血だらけ、一応保管した。
通常であれば式は拘留され事情聴取を受けるのですが疲れもあって帰宅させてもらった。
翌朝、弁護士の堀之内先生が事実確認を行い手続きを代行した。
小辻は思っていたより重症で鈴木も重症、出血により
内臓機能の低下と脳が起こす急な複合症状が出ていて
危ない状態だった。
しかし二人共、命は取り留め現在入院中。
病院内でも特に評判が良い外科のドクターが、いらっしゃったのも
運が良かった。
式は後に本人達から聞かされた。
特に小辻は精神的ショックも大きく、後にPTSDという診断が出た。
手の傷を見ながら一人病室で叫び声をあげたり悪夢でうなされ、
ひたすら安定剤で眠る日々を送っており、みな胸を傷めていた。
犯人の奥さんは
「彼女が喧嘩腰で取り調べようとするので頭にきた」と薬物の被害妄想的思考ですが、ちゃんと記憶があった。
後日、意識を回復した鈴木も気丈に振舞ってはいますが、やはり傷は心身ともに深い。
あの奥さんが最初に言っていた、家でのお子さんの夜泣きや
首に巻かれた電気コードは奥さん自身がやっていたもので
旦那さんがおかしくなったのも
奥さんが、こっそりと旦那さんに薬を飲ませ
朦朧とする旦那さんに、ある事ない事を吹き込み
私を逆恨みさせていたとが旦那さん本人承諾の上、
警察に判断された。
武藤さんが手に入れた薬にはLSD成分がかなり入っていて
奥さんの家から持ち帰ったコップからも微量の成分反応が、あった。
動機はホストに対する恋愛感情も絡んでいるという判断も追加された。
奥さんは怪我と心神喪失と診断が出て現在、入院中。
後に奥さんはアチコチに借金があり大きな金額になっていることがわかった。
おそらく夜遊びに使われておりブレーキが効かなくなって
薬に手を出し罪の意識から心身のバランスが崩れて
精神疾患に至ったと判断された。
式は被害者の刑事さん二人の証言と奥さんの怪我が骨折もなく
重度で無かったということと
奥さんが心神喪失状態にあり暴行する加害者から二人を守るため
止む終えぬ対応と判断され書類送検にはなりましたが
後に結局、不起訴処分になった。
事務所は、めちゃくちゃでしたが先払いのギャラが、あったので以前、式が少しだけアルバイトしたことのある遺品整理会社を通して特殊清掃業者を頼み
血だまりの清掃と応接家具の廃棄を、お願い致した。
知り合いサービス価格でも45万円の請求が来た。




