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サヤ  作者: 國生さゆり
15/21

15、私の評判



プチ・トリアノン・店内

ランチの支度をしているサヤ


2、内線スマホが鳴る


3、電源を落とすサヤ

モノローグ“どうせまた智人からだ“



4、ジーンズの後ろポケットにスマホを入れるサヤ



5、現れる富士子「おはよう、サヤ。お母様は大丈夫なの?」

サヤ「うん、なんとかね。あんまり臨時休業してもって思って」


6、富士子「そんなこと気にしてたの」

サヤ「そんな風に言っちゃダメだよ、富士子。私は富士子からここ任されてるんだよ。私が無責任だと富士子が悪く思われるのよ」



7、俯く富士子「・・そうか」

 


8、サヤ「私が会長と富士子に甘やかされてるって、そう思ってる人ここには沢山いるんだよ」

富士子「えっ!そうなの」

サヤ「富士子の不信感をあおりたくないから・・今まで黙ってたけど」



9、サヤ「そうだよ。富士子は会長の娘だから、表立ってみんな口にしないだけ」

  富士子「・・そう・・なんだ」



10、サヤ「朝ごはんどうせ食べてきてないんでしょ?今、ミックスジュース作るから座って待ってて」

  富士子「昨日、遅かったから・・寝坊しちゃって」

  サヤ「完全体へのきっかけは掴んだんだし、そう焦らなくてもいいんじゃない?」




11、富士子「納期は遅らせられないって、もう十分待ったって、わがままだと思われてる、会長に」



12、冷蔵庫を開けるサヤ「それで、補佐役のBさんはなんて言ってるの?」

  富士子「あの人は自分の考え言わないから」

 サヤ「確かに、何考えてるかわかんない人ではあるよね」



13、富士子「気味の悪い目つきする時があるの」

 タッパを手にしたサヤ「富士子の才能に嫉妬してるだけだよ」

 富士子「えっ」

 サヤ「そういうとこ相変わらず鈍いよね」


14富士子「鈍い?」

サヤ、タッパのフタを開ける・色とりどりの細切れ野菜が見えている

サヤ「そう、鈍い。みんな遠慮して言わないけど、羨ましいんだよ、富士子のお家柄とか仕事環境とかさ」



15、富士子「またー、それゆう」

  ミキサーを手にしているサヤ「だって、私しかいないでしょ。そういう事を富士子に言えんの」


16、富士子「・・・そうだけど・・でもね」

  サヤ、ミキサーに野菜を入れている


17、サヤ、ミキサーのスイッチオンする。


18富士子言いたいことを飲み込む

サヤのモノローグ“お嬢さまの戯事は聞きたくないです”



時間経過

19、カウンターに置かれるミックスジュース


20、飲む富士子


21、それを見ているサヤ(怪しげな目つきと雰囲気)


22、富士子「ぅつー」


23、富士子「酸っぱーーすぎる!!」

  サヤ「ビタミン満載だからーー」


24、笑うサヤ


25、立ち上がる富士子「ランチ食べにきた時、精算するね」

  サヤ「行ってらっしゃい」

  富士子「行ってきます」



26、見送るサヤ

モノローグ“あんたにはわかんないでしょうけど、胃袋を掴んだ女がどんだけ自由か知らないでしょ“



場面変え

27、車内

  助手席の石橋「それで?」

  運転席の男「急ぐよう指示されました」

  石橋「完成まで、あと半年はかかるって伝えてるよな」

  


28、男「先方は、今すぐでも構わないと言ってます」

  石橋「富士子が完全体への手がかりを掴んでいるのにか」

  男「今のままでも十分、兵器化できるからと」



29、石橋「取引価格が変わってくるだろうに、何をそんなに急いでるんだ?」



30、男「どうも護衛がついたらしくて」

  石橋「富士子にか⁈」

  男「ええ」


31、石橋「どこの奴らだ」

  男「あなたの古巣です」

  石橋「何だって、特戦群が」


32、石橋「面白いことしてくれるじゃないか」



33、石橋「どのチームがついてるか知りたい、おまえ写真撮ってこいよ」

   男「嫌です。こっちの面がバレるのがオチです。死にたくないんです、私はまだ」


34、石橋「大久保あたりで不良クルド人雇って、そいつらにやらせろ」

  男「承知しました」

  石橋「ところでサヤのとこのお父さんの件、問題ないか⁈」


35、男「無問題です」



時間経過

36、歩いている石橋


37、ふと立ち止まって、空を見上げる

石橋・モノローグ“富士子の護衛についているのはベータか、オメガあたりだろう”


38、石橋の前にあるのは盾石本社ビル

石橋のモノローグ

“誰も俺だとは気づかない。なんせ妻だった女さえわからなかったんだから“

“雪辱を晴らしてやる、待ってろコロンブス”



39、プチ・トリアノン

サヤ、取り巻きたちのテーブルで話をしている。(取り巻き・常盤、倉西、西条)

参考2話の17


40、入ってくる石橋

石橋「サヤちゃん、いつものテーブルいいかな?」


41、サヤ、気づかず、話に花を咲かせている


42、石橋の口元

石橋「チッ」


43、テーブルに座った石橋・ガラス越しに庭を見ている

サヤ「来てたんだ」

石橋「・・」庭を見続けている


44、テーブルを離れるサヤ

石橋、サヤの後ろ姿を見る

石橋モノローグ

“そろそろ、アイツら邪魔だな”



45、石橋の見た目、サヤの取り巻きたちが座るテーブル



時間経過・夜の道


46、取り巻きの一人、常盤をつけている石橋


47、石橋かぶってる帽子の折り返し部分を下ろし、目出し帽に変える。


48、常盤の首に後ろから二の腕を巻きつけて、締め上げる石橋

常盤の耳元で、石橋「いいか、サヤに手を出すな」



49、数日後の夜

倉西を蹴り上げる石橋



50、ある日の昼間、

ビルの間に引きずりこまれる西条


51、ボッコボッコな顔の西条

西条「2度と・・会わない・・です」



52、満足感あふれる凶器の石橋



日替わり

53、サヤ自宅

怒りに満ちたサヤ、自室に入ってくる

サヤ「あんた!!何したの!!」

石橋「おかえり、サヤ」

サヤ「西条さんたちに!!何したの!!って聞いてる!!の!!」



54、石橋「お前が優しくするから」


55、サヤ、手を振りかぶる


56、石橋に掴まれるサヤの腕


57、サヤ「私の!!評判を!!落とすようなこと!!2度としないで!!!」



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