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笑うゲシュタルトのオバケ 15

「結局さ、マルセルに協力していた商人っていうのは、どこの人だったんだろう? サカリの話だと、背後に別の人がいるんだよね?」


「大方見当はついているが、今は言わないでおこう。油断のならない相手だから、話をするにしても国に戻ってからのほうがいい」


「うん、わかった。先にこの大量の仕事を終わらせなきゃならないしね」


 戦いの夜から1週間後、宿屋の一室にて。イーダはシニッカとサカリと3人で書類仕事をしている。


 勇者マルセルを倒してから、また忙しい事務作業の日々がはじまった。事前に話をつけていたから、ラウール国王との2度目の謁見はスムーズに進んだものの、学生たちへの説明や国王への報告書の作成には時間がたっぷり必要だった。マルセルが死んでも施設は残り続けてしまったため、前回よりも相当にややこしい状況だ。


 こういう時頼りになるのが『勇者災害被災証明書』。前回の勇者災害後、フルールとフェリシー、フローレンスたちに発行したのと同じものだ。認識汚染を受け、勇者の影響下に会った人々を保護するためのもの。災害の後に「あいつは変なやつにしたがっていたんだ」なんて白い目で見られたり、悪いと「罪人に協力したのだから、お前も罪人だ」と罪に問われたりする。それを回避するためのいわば免罪符が、カールメヤルヴィ王国の紋章が入ったこの書類だった。


 今回はその量が多い。なにせ大学に通っていた数百人の生徒たちや、大学へ食料とか必要物資とかを卸していたたくさんの業者の人々が対象なのだから。


 イーダはいつもどおりまじめにその仕事をしていたのだが……さすがに限界がきた。ずっと同じ形式の書類に目をとおし、同じ動作でチェックをする。まるで自分は工場のラインの機械みたいだ。ゆえに肩も首も金属でできたロボットのように硬くなっている。


(アイノも手伝ってくれたらいいのに……)


 ここにいない潜水艦――名前からすると一番金属っぽい存在へ、ちょっとした恨み節。彼女は魔王直々に「あなたは書類仕事にむかないわ」と役立たずの烙印を押され、至極嬉しそうに外出し、街でぶらぶらしているのだ。ちなみにバルテリもここにはいないが、彼はちゃんと別の仕事をしている。


 私も街を散策したい、なんて願望をいだくと、よけいに疲労がたまっていった。たまりかね「ちょっと休憩してもいい?」、シニッカたちの顔をうかがう。


「ああ、そうしたほうがよい。今の君の頭部は、()()()というより()()()()と表現したほうが適切に思える。()()()()()()も少々充血していて、さながら()()()()()だな」


 問いに答えてくれたのはサカリ。口にした迂言的な表現はケニングだろうか。最初のふたつはきっと「頭」で、次のふたつは「目」なのかも。イーダは書類で凝り固まった脳がほぐされるのを感じながら、「ありがとう」と言ってのびをした。


「私も休憩したいのだけど? ()()()()()()()()()()になってしまいそうよ」、『体』が『死体』になるとのたまい、相乗りを目論む魔界の王様。


「今我々がやっているのは、人々を悪意から守る仕事だ。手に持つならば剣ではなく盾だ。ゆえに()()()よりも()()()()を動かすよう、私は忠言する」、カラスはそっけなく拒絶した。『舌』と『手』のケニングでもって。


 その言いかえがイーダにはわからなくって、知りたいなぁと知識欲が出た。けれどふたりは忙しそう。「邪魔しちゃ悪い」と、椅子へ腰かけたままずずっと真後ろをむいて、窓の外へ目線をやる。


 平和そのものの穏やかな街並み。数日前に戦いがあったことを忘れそうなほど。それは、今生きていられるからそう感じられるのであって、あの日の夜に負けていたのなら、()()()になったのは自分たちのほうだ。


(危なかったな……)


 意識をその時にむける。その時というのは戦いの夜ではなく、その2日前の昼間のこと。思い返すと相当に重要だった、自分の能力を知れた日のことだ。


 ラウール王へ謁見した翌日、イーダは「マルセルって勇者じゃないか?」と感じていた。彼女の尊大な態度へ腹を立てたわけではない。王との謁見が終了した頃、王宮で気づいた違和感の原因がわかったからだ。


 なんですぐに気づかなかったのだろうと、今でもうかつに思う。あの時はペストマスクをすっぽりかぶっていた。だから「焦げ臭いな」なんて具合に、周囲の匂いを嗅げるはずがなかったのだ。後になって、同じ臭いを思い出した。マルセルの魔術を見た時、彼女の魔法から感じたことを。


 だからマルセル・ルロワという魔術師に対して、イーダは強い疑念をいだいた。


 疑惑が確信に変わったのは、その数時間後。1羽のワタリガラス――サカリ本人ではなく彼の使い魔の1羽が、魔界からの伝言を脚にくくりつけ持ってきた時。


「ドクからの伝言だ。『転生勇者が発生。世界樹から南東の方向、ネメアリオニア方面におりた』とある」


「やっかいね。探さなきゃ」


 サカリとシニッカのそんな会話に、すかさずイーダは「マルセルじゃないよね?」と割りこんだ。けれどすぐに否定されてしまう。


「いや、魔法大学ができたのはかなり昔だ。国王が足元にそんなやつを抱えるとも思えん」


「実はね、各国間の協定で『1国につき、国家で雇用できる勇者は1名まで』と決まっているの。ネメアリオニアはすでに勇者を騎士として召し抱えているわ。あの時一緒にいた両手剣を持った騎士がそう。宮廷魔術師の彼女が勇者だというのなら、ラウールは協定違反をしていることになる」


 でもそうは考えにくいと、にべもない態度。その態度は、まだシニッカと会って1か月も経っていないイーダにしても、違和感のあるものだった。


(シニッカはラウール国王のことを信頼しているんだろう。けど盲信はしてなかったよね。おかしいよ。理知的なふたりが私でも言い返せるようなことを言っている。なんで?)


 部屋に戻った後、だらだらしていたアイノにも相談した。でも「ええ? そうかなぁ?」、どうにもピンときていない様子。ならバルテリは、と思ったが、あいにく忙しいようで宿に戻ってこなかった。


 結果、ひとりで考えることに。相部屋のベッドの上で宙を揺蕩(たゆた)う潜水艦をながめながら。


(勇者ってどんな力を持っていたっけ? こないだの固有パーク『君の右腕』は……)


『君の右腕』がもたらす認識災害の影響範囲は、勇者の仲間の域を出なかった。けれどもし、それよりも範囲がおおきかったらどうなるんだろうか? ()()()()にいる自分たちにも、きっと災害がおよぶはず。


(それが正しいと仮定してみよう。そうすると……あれ、やっぱ変だ。なんで私だけ平気なの? どうして影響がないんだろう?)


 自分だけが特別だなんてありえない、これは思いすごしなのかもしれない、そう考えはじめた。ならこんなことを考えていないで、魔術のことでも勉強しようか。そうやって思考を切り替えようとした時、彼女の脳にいる記憶の召使いは、本棚から主人が忘れていた1冊の本を取り出した。


 自分が召喚された時の、シニッカの言葉。


「あなたは勇者の対抗召喚で呼び出されたの。私たちが勇者に対抗するための、助けになるようにってね」


 正直、自分が『イズキ』という名の勇者に対抗できるような力があると思っていなかった。つまり()()の召喚なのだと思っていた。むしろ前世で彼に知られてしまっていたことで、みんなを窮地に追いこんでしまったのだ。害獣盗賊や冒険者ギルドと同じく、()()()()()()()()()()()()に世界が呼び出したんじゃないかとすら感じていた。


 でも、実はそうじゃないとしたら? 実は自分に特別な力があるとしたら?


「イーダ。私、ご飯食べてくるね!」


「あ! 待ってアイノ。相談が――」、飛び去ろうとする彼女の脚をつかんだ時、その扉は開いたのだ。


「あれ? イーダ、なにか魔法使った?」「え? なんで?」「なんか頭がすっきりしたよ!」、事態は急変する。


(もしかして!)


 イーダはあらためて、シニッカたちの体に触れた。「勇者の認識汚染が吹き飛びますように!」と、ぎゅっと力をこめながら。「どうしたの?」、きょとんとしていた魔王へ、彼女はもういちど聞いてみる。「マルセルって、勇者じゃない?」


「……なぜかしら? ありうるって感じるわね。……これはあなたの力なのかしら?」、先ほど否定された話は、あっという間に理解された。


 つまり「おそらくマルセルは広範囲に認識災害をもたらす『施設持ちこみ型』の勇者である」こと。そして自分の能力は「勇者の認識災害が効かず、災害を認識しながら人に触れるとその人の認識汚染を浄化できる」こと。


 とくに自分の能力についてはおおきな発見だった。モンタナス・リカスで()()()()怒り狂うフローレンスの腕をにぎった時、彼女が突然平静を取り戻したのも、おそらくこの力のおかげだったのだ。


 シニッカたちはおおいに喜んでくれた。


「素敵よ、イーダ! あなたは特大のワイルドカードだったわね!」


「すごいよイーダ! 特大のワイルド水兵だよ! 人間ASDIC(アスディック)だよ!」


 ほめてもらってむずかゆかったが、事態はまだ解決していない。マルセルが勇者なら、自分たちを狙っているに違いないのだ。


「あ、ありがとう。でもこの先どうするの?」


「たぶん敵と判断していいと思うわ。けれどまずは情報を集めましょう。幸いこちらには街にくわしいサカリと、人脈の多いバルテリと、誰にも気づかれない潜水艦がいる」


「うん! じゃあ、私にできることは?」


「とりあえず私と一緒にここから動かないこと。私たちは彼女の大学に行ってしまったわ。状況からして顔が割れている危険性もある。ルンペルスティルツヒェンの仕事がどこまで正確だったかわからないし」


「そうだね、わかった」


 結局その後、調査で役に立つ機会はなかった。けれど、サカリ、バルテリ、アイノが集めた情報は、勇者の存在を物語っていて……戦慄すら覚える羽目に。


 たとえばル・シュールコー魔法大学図書館に「行ったことがある」という人は、みんな記憶がおぼろげだった。蔵書の移動が20年もかかって終わらないことも不自然だ。魔法大学も卒業生を探し出せないし、卒業したと言い張っている人もいたが、卒業証書を持っているわけではなかった。


 マルセルが自身の固有パークで創り出したのだから、当然のこと。


 ラウール国王が「帳簿が合わない」と言っていたのも同じ。1週間ほど前からマルセルの給料が差し引かれていたのだから、去年と金額が違って当然だった。


 あれほどお気に入りだった『フォルミュル』という選択式ランチセットも、()()フランスの食文化だ。ずっと宿にいたシニッカが、どこからその情報を入手したのかわからないけれど、とにかくどこか現代的で洗練されたあのお店は、マルセルによってデザインされたのだ。


 勇者がもたらした認識改変能力。あちこちに『不完全な現実改変』の爪痕を残していて、戦慄したのはそのせいだった。こんなにも多くの人々へ、偽の記憶が植えつけられるなんて、と。


 でも本当に問題だったのは、調査であきらかになった彼女の振る舞いのほう。つまり宮廷内での恫喝と、()()だ。


 若くして『上級宮廷魔術師兼大学学長』という地位に就いた彼女を、今までいた宮廷魔術師たちはよく思わなかった様子。政治的な駆け引きの一環として、言葉のジャブを打ったようだ。そしてそれは魔術の実力を見せ合うという、一種の決闘へ発展してしまう。


 いわれのない侮辱を受けたらマルセルでなくたって怒っただろうけれど、遺恨が残るような結果を残したのはやりすぎだった。たとえば大勢の前で相手に魔法マウントを取ったり、国王の前で恥をかかせたりして反撃したら、嫉妬が憎悪になってしまう。


 たった3、4日間で、まわりにいる人の憎悪をあおりにあおってしまった彼女に、ひとりの老魔術師が()()苦言を呈した。でもその日の夕方以降、彼の姿を見た者はいない。街の郊外にある水車小屋の中で、彼の燃えかすである骨を見つけた自分たち以外には。


 国王の前で転ばされ恥をかいた老女の宮廷魔術師も、危ないところだった。シニッカが応急処置をしていなかったら、転んだ時にできた脳の血栓が彼女を殺していただろう。手足のしびれが残ってしまった彼女は、バルテリがカールメヤルヴィへ運んでいる。そこにいるドク――まだ会ったことのない仲間から、ちゃんとした治療を受けるために。


 結局、自分たちはここで彼女を倒すことに決めた。あまりにも感情的な振る舞いが、2大大国の片側を不安定にさせることは許容できなかったから。


 最強の防御魔法『(ベオーク)巻物(スクロール)』は1枚も残っていない。最強の攻撃魔法であるアイノの魚雷だって残弾が尽きていた。でもシニッカは、時間と場所を決め悪だくみ(チート)を組み立てる。


()()()の魔法がどれだけ怖いか、こんどは私が教えてあげる番ね」


 つぶやかれた魔王の言葉に、イーダは戦意へ白樺を香らせた。そしてあの日の夜、その戦意は形を成した。勇者は狼によって頭を食いちぎられたのだ。


(戦いは残酷だ。そして私はそれに荷担したんだ)


 口をきゅっとむすぶ。マルセルを倒す理由はあった。それが間違っているとも思わない。なのに心は複雑な形。手に取ってみても、指へなじむとは思えない。


(この先もこれを続けていけるんだろうか? いや、もしかしたら自分の手で人を殺めることだってあるのかも。その時、私はどんな表情をしているんだろうか?)


 窓の外の景色、今日も晴れの街が遠ざかっていくような気がして、イーダは不安になってしまう。


「私が死んだら、死因に『肩こり』って書いておいて」


 不意に声が耳へ入ってきた。振り返ると、魔王のげんなりした顔。そんな表情を見るのは、はじめてだったかもしれない。


「『書類に殺された』とでも墓碑に刻んでおこう。自分で作った大量の仕事にな」、サカリが皮肉をいう。


()()()()()()()のはひとりでいいわ。そうでないのなら()()()()()()道連れよ? 同じ仕事をしているんだから」


「相手が欲しいのなら()()()()死者の国(ニヴルヘイム)で仲良くやれ」


「死肉の多い場所よ? カラスなんだから食べるの好きでしょ? Au(さあ) pas(一緒に) camarades(行きましょう)


「...Sillä(たまねぎで) sipuli(も食っていろ)


 ふふっとイーダは微笑んだ。楽し気な、とは少し違うが、軽妙なふたりのやりとり。さっきまで心は曇り模様だったのに、そこへあらわれた彼女たちは「あら、いい天気ね」なんてすっとぼけているように思う。きっと雨具を手に持ちながら。


 ふたりの会話は、負の感情を深く追求しそうになっていたイーダへ、そっと傘を差し出したのだ。


「休憩終わり」とひとりごと。椅子をふたたびずずっと戻す。そこへ魔王が声をかける。「イーダ、サイン済みの書類を貴族の学生たちへ届けてもらえるかしら? 外は天気もよさそうだし、ついでに肩のこりもほぐしてらっしゃい」


「え? うん、わかった。そうさせてもらうね」


 机の端に置いてあったペストマスクをずぼりとかぶり、できあがったばかりの書類束を受け取る。行き先は大学。災害証明を必要としている人たちが集まっているから。


「じゃあ行ってくるね、ふたりとも。私がいない間に、けんかとかしないでよ?」


「文字ばっかり見ているから、オバケが出ないように口数が多いだけよ。いってらっしゃい」


「帰りにフォルミュルを食べてくるといい。私の見立てでは、あの収益モデルは長く続かん。死肉になる――廃業する前にな」


 はあい、と返事をして宿屋を出た。まだ午前中だというのに陽の光の主張が激しい。今日、雲は休暇中のようだ。


(おお、ペストマスク便利)


 サングラスのように色がついているわけではないが、目の部分にはめられたガラスは幾分(いくぶん)か光をやわらげてくれる。それに、これからひとりで貴族やら大商人やら、身分の高い人たちのところをめぐるのだ。この不気味な仮面があれば、礼儀作法に多少の落ち度があってもごまかせるだろう。


 広くて綺麗な石畳を進みながら、ふたたび今回の勇者のことを想う。


 この世界の「古臭い」魔法や「時代遅れ」の人々を見下(みくだ)していた彼女。それらの反撃を受けて、言葉を失い、首から上を噛みちぎられてしまった。


 悪意はいつか自分に返ってくるという。じゃあ対話という手段を取らないで暴力によって彼女を殺めた自分たちにも、いつかそれは返ってくるのだろうか。


 でも私のとなりにはシニッカたちがいる。それはとても心強いことだ。


 今日が晴れた日でよかった。曇天だったのなら、もう少し重苦しい気分になっていたのかも。


 考えながら歩いたから、腕の中で書類束がずれていった。「おっと!」、落とさないように持ち直す。立ち止まってたくさんの文字が書かれたそれを見ていると、視界の端に白い影。


 おおきな口におおきな舌、口角を上げて笑うゲシュタルトのオバケ。


(あ、そうだったね、(ばけ)一号。愛称をつけてあげるって約束したもんね)


 イーダは悩むことなく、彼へ『ブーメラン』の名を贈る。修飾語に「言葉の」をつけたっていい。


(よろしくね、化一号ブーメラン!)


 愛称をあたえられた彼は、いまだ手に持つ()()()型の投擲武器を嬉しそうに振った。しばらくそうしていると、どこかに仕事を見つけたのだろう。誰かのところへ出かけていった。


 きっと彼を必要とする人は多い。自分だってそうだ。うっかり吐いたうかつな言葉が自らに戻ってきて突き刺さるのを、自覚させるために彼はいるのだろうから。


(いってらっしゃい)


 後ろ姿を見送って歩き出す。


 帰りに、あの武器に巻くスポンジでも買っておこうか。自分も含めた()()()()()が、致命的な傷を負わず、痛いと思うだけで済むように。


(この世界のスポンジ、素材ってなんなんだろう。ウレタンじゃないよね?)


 革靴をペタペタ鳴らしながら、イーダはふたたび物思いに(ふけ)る。


 今日の日記に書くことを、たくさん仕入れるために。

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