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教員退治ーー刈交編ーー  作者: 龍野翔貴
1/1

生徒と先生の魔法バトル

この作品は学校内での様々な出来事を取り上げております。(例:いじめなど)

苦手な方は御遠慮ください。ご理解頂ける方のみお願い致します。


俺は普通の生徒、なんの変哲もないただの生徒だ。ただ一つのことを除いて。


「おはよ!」刈交は元気よく同級生の真斗に話しかける。「どうした?今日は元気だな」真斗は少し怪しげに刈交に聞いた

「だって今日はめちゃいい夢見たんだぜ!!担任が死んじまって優しい!かわいい!!女神様!!の麻衣ちゃんせんせーが来るって夢でよぉ!」刈交はとても楽しそうに真斗に話す。

「ほんとにそれがあったらいいのになーまぁ絶対に起こることじゃないけどな笑」

「そーだよなーところで1時間目ってなんだったけ???」

「確か1時間目は歴史だったな〜お!噂をすれば麻衣先生じゃん!やったな刈交!!」

「お!まじでぇ?!わっくわくぅ〜!!」


【1時間目開始】

「はいそれじゃあみんな!続きからやっていくよ〜!今日は中世ヨーロッパから!それじゃあ教科書46ページ開いて」

「はぁやっぱり麻衣ちゃんせんせーは美人だなぁ〜あんな人が彼女だったらいいのになぁ〜〜」刈交の口から言葉がこぼれる

「え?ちょっと彩風君!せんせーは彼氏持ちですよそういう目で見ないでください」

「(あ、やっべぇー心の声漏れてた汗)あ、はい!麻衣先生殿!!!」

授業が30分ほどたった頃、先生の顔色が変わり出す。

「ん?おい、真斗!麻衣ちゃんせんせーの顔色変じゃないか?」

「そんなわけないだろ?普通に授業しているじゃないか」

「けどおれはずっと麻衣ちゃんせんせーのこと見てたんだぜ!間違えるわけねぇ!!」

「まぁ確かにな…」

その瞬間、麻衣が倒れた。

「麻衣ちゃんせんせー!!」刈交が教卓の上に飛び出す。その瞬間、学校全体に大きな衝撃波が走る。

「っ!麻衣ちゃんせんせー!!」

刈交が目を開けた時、視線に写ったのは頭が血だけで目をひん剥いてこちらを見ている麻衣の姿だった。

「麻衣ちゃん…せんせ…?」

「あはははははははははははは」

刈交は怖くなり、周りを見回す。そして、刈交は思いがけない光景を目の当たりにする。



刈交が見回した視線の先にあったのは白い目でまるで息をしていないようなそんな人々だった。再び麻衣の方に視線を向ける。

刈交の首に冷たい鉄のようなものが触れる。鎌だ。

「ん」

「ねぇ彩風君、わたしね。…」その後の言葉は絶望した刈交の耳には入らなかった。

「っ!!冷凍弾!(アイスボール)」

丸い氷が麻衣の頭を打ち付ける。

「彩風くぅんぅ!!!!」

怖くなった刈交はたちまち逃げ出した。

「どうゆう事だ???なんなんだあれ!いつもの麻衣ちゃんせんせーはどこいったんだ」

刈交は学校の端の食堂まで今までにないほどの全速力で駆け抜けた。

「彩風くぅんぅ?どこぉ??でておいでぇ???」

「(やばいやばいやばい!…けど、自分がやるしか…ないのか…?)」

キーンコーンカーンコーン

「学校責任者の夢野です。只今より、この学校では争いを始めてもらいます。今生き残っている皆さんは魔法を使ったことのある方々です。

そして、皆さんの前にいる教師という化けの皮を被った生きもの。そちらは我が校の教師です。ここに生き残っている優秀な生徒達には、目の前の生物を討伐してもらいたいのです。あなた方の幸運を祈っています。」

刈交は絶望する。

「つまり、俺は、麻衣ちゃんせんせーを…倒さないと行けない…っ」その瞬間刈交は立ち向かった。



「麻衣ちゃんせんせー!!」

「んぅ?なぁにぃ???」

「勝負しませんかぁ??この能力(ちから)で!! 」

「あはははははは」

「氷柱の崩壊!!(アイスブレイク)」

氷の柱が壊れ、大量の破片となり麻衣の方へ向かう。

大量の氷の破片が麻衣に突き刺さる。

「いたいぃ!ねぇ!!いたいよぉ!!!」

麻衣は手に持っている鎌で刈交に襲いかかる

鎌を一振した瞬間、大きくなり、とても広範囲に鎌の歯が広がる。

「あら?まだ死んでないのねぇすごいわぁ!貴方!けど私、もっともっと強くなれるのよォ!!」麻衣からは邪悪な力が溢れ出ていた。

「くっ麻衣ちゃんせんせー強いな…けど、俺だって!!氷の二重奏!(アイスコーラス)」

光のような氷が三本、麻衣に向かって響く。

「あ、ああ、ががが、あはは。」

麻衣は足元が凍らされ、身動きが取れなくなった。

「ま、麻衣ちゃんせんせー…?」

刈交が麻衣のものに近寄ろうとした瞬間、麻衣の胸から拳が突き出る。

「っ!」

麻衣は意識を失い。倒れる。

「大丈夫か?刈交???」

麻衣の後ろから声が聞こえた。聞いたことのある声だった。

「だ、誰だ!!」

「俺だよ!俺!ヒョウガだよ!!」

こいつはヒョウガ、筋肉に溢れるいわゆる脳筋と呼ばれる物体だ。学年が上がった際にたまたま隣の席で、意気投合し、仲良くなった。

「お、ヒョウガか!!生きてたんだな!」

「おう!教室でお前がこっちの方面に走っていくのが見えてたからしんぱいしたんだぜぇまぁ俺は豹変した麻衣先生にビビって腰抜かして動けなくなってたんだけどな笑。ところでさっきの放送聞いたか?」

「あぁ、あの教師を討伐とか言ってたやつか?」

「おう。今のとこ生き残りは俺とお前だけだろ?そしてきっと目の前の教師を殺せなくて、野放しにされている先生が沢山いるはずだ。おそらく。そいつらも倒さないと…この地獄からは解放されないぞ。」

「ん!やるしか…ないんだよな…」

「あぁきっとな。」

「とりあえず!外に助けを呼びに行こうぜ!!」

「そしたら玄関だな!よし!出発だ!!」

こうして2人は玄関へと歩き出す。そこで、また新たな出会いがあるのであった


ーー刈交編ーー


他の生徒はどんなものなのか。ご賞味あれ

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