表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
135/135

最終回 鮫肌梳李


神殿広場へ続く通路の桜並木


フェアリーは膝枕をし、ヴィーナスはユニコーンになり梳李に寄り添っていた


「みんな俺が悲しまないように永遠の生命を持つ女神となってくれていたのか、ありがとうな」


「少しでも長く梳李と時を過ごしたかったから」アスコット


「ありがとう」


「梳李が望むなら梳李にも永遠の時間が与えられます!」フェアリー


「それは必要ないよ、俺は500年という長い間、充分に幸せな時を過ごしてきた、これ以上は贅沢と言うものさ」


「梳李!いかないで!」アリアナ


「梳李!」オリビア


「ヘカテー王国の事、サメハダ商会の事、そしてこの星の全ての生命の事、よろしく頼むな」


「梳李ー!」アン


「みんな今までどうもありがとう!みんなに出会えた事は、神々を倒せる程に強くなり、世界中に新しい文明を流布した事よりも、何倍も俺の自慢だったよ」


「いやだってばー!」サラ


全員に見守られ静かに息を引き取った、残った奥様会議一同はその後も梳李の意思を引き継ぎ、揺るぎない平和で豊かな星を永遠に繁栄させたらしい




やけに右手が温かいな、それに懐かしい香り…ここはどこだろう


「梳李!あんた歩きながら寝ているの?」母


「え!母さん!」


「何を寝ぼけてるのよ、早く買い物に行かないとお母さんはお腹が空いて死にそうよ」


なにがどうなってこうなったのかわからないが、あの家の曲がり角だった、そして俺はまだ子供で母さんの温かい左手を握りしめている


そうかみんなが俺を再びこの時に戻してくれたのかな、それならどこかで見ているかもしれないな、この姿でこのまま成長しても、熊ですら倒す力は持てないだろうけど、人を慈しみ人を大切にできる人ではありたいな


「ねえねえ!母さん!」


「どうしたの?突然」


「俺さ!母さんの事大好きだよ!いつも手が真っ黒になるまで一生懸命はたらいてくれてありがとう!」


そして心の中でみんなに一生懸命に伝えた、先にいってしまってごめんなさい、俺は本当にみんなを愛していた、この再び与えられた生命で必ず社会に貢献するから…と


ご愛読ありがとうございました


[完]

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ