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神の助手  作者: 乳酸菌
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突然のカミングアウト

ー夜ー



コンコンッ


「レイチェル様、アリスです。」


「入って」


アリスは時間通りに来た。流石メイドだな。


「レイチェル様、単刀直入に言いますが、あなたはれい様ですよね?」

「・・・・・・」

「私は、れい様に作られたAIのAliceでございます。覚えておりませんでしょうか?」


(まさか、自分以外にこの世界に来てるやつがいるとは思わなかった。しかも、名前もほぼ同じとか凄いな。はやく寝たいな。)


そんな事を真顔で考えているとアリスがムッとした表情でまた言ってきた。


「質問に答えて下さい!その顔だと別の事を考えているんでしょう。」


「分かった、分かった。.....確かに私はれいだ。」


れいがそう答えるとアリスは急に泣き始めた。


「うぅっ、ぐずっ。れいざまぁ、またおづがえできでゔれじいでず〜。」


そう言って、アリスはれいに抱きついた。あっ、これは鼻水拭いてる.....


「.....そんなに泣くことか?」


「私はれい様に作られたんです!れい様以外にお仕えするなんて嫌です!!」



ハンカチで顔面を拭きながらアリスはそう答える。


ここで、2人の関係を言っておこう。アリスが言った通りアリスは過去にれいが作ったAIである。話が長くなるのでかいつまんで話すが、れいは裏では何でも屋をしていた。最初はネット内、いわゆるダークウェブの奥深くで情報屋として作業していた。膨大な情報を自分の頭の中だけで整理するのに限界が来てAIのAliceを作ったのだ。



(AliceがAIから人間に進化するなんてーーびっくりだなぁ。しかも、また私の下で働こうとしてる。なんだか可哀想になってきた。)


「これから、レイチェル様のことをれい様と呼んでもよろしいでしょうか?」


アリスが目を潤ませながら聞いてくる。


「それは別にいいが、レイじゃだめなのか?」


「私のれい様はれい様以外ありえません。なので、レイチェル様はれい様だと私の中では認識しております。」


「へー」


「これからまた、よろしくお願いいたします。れい様!!」


なんだか嫌な予感がしたれいであった。



ちょっと説明が長くなってしまいました。れいのことについては後々かきたいですが、もしかしたら過去を書く時にしっかり書くかもしれません。

国語力をもっと鍛えておけば良かったと後悔しております。今回も読んでいただきありがとうございました。

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