[設定2]. ギルド『百合帝国』部隊構成(後半)
誤字報告機能からの指摘、いつもありがとうございます。
先述の通り昨日・今日の2日間は多忙のため確認ができておらず、修正の反映が月曜日に遅れますことをご容赦下さい。
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□桜花
職業:〈剣豪〉
種族:人間種
性向:極悪
隊長:サクラ/副長:ヤエ、キリ、レンゲ
名前:『県の花』に関連した名前が多い
呼称:ユリを『主君』と呼ぶ者が多い
騎獣:鳳凰(*足に掴まって飛ぶ)/従者:(作中未登場)
〈剣士〉が〈武人〉を経て至る、最上位職〈剣豪〉24名の部隊。
刀一本を武器に軽装で立ち回る刀使いで、近接戦等能力に関しては『百合帝国』の中でも最強。一撃の重さでは『黒百合』に譲るものの、間断を置かずに連撃を繰り出し続けることができるため、総合火力では上回る。
布防具しか着用しておらず[強靱]の能力値も低いので、防御力は紙も同然。但し移動速度や回避力を強化するスキルを多数保有しており、[敏捷]の能力値が非常に高いこともあって、とにかく敵の攻撃をよく避ける。当たらなければどうということはないを地で行くキャラクター。
先述の通り移動速度をスキルによって強化でき、他のキャラクターに較べて非常に高速で動けるため、『百合帝国』では主に遊撃の役割を担う。なので『薔薇』の名を冠する3部隊のように、前線を支える目的の運用には向かない。
刀だけしか使わないが、剣閃を飛ばして遠距離の敵を攻撃することができる。数メートル程度の比較的近い敵には、刀に備えた小柄を投げて攻撃することがある。逆に敵から飛んできた矢弾は、全て刀で斬って対処する。
魔法は一切使えないが、敵が放ってきた攻撃魔法を刀で斬って霧散させることができる。小範囲~中範囲の攻撃魔法は持ち前の移動速度で攻撃範囲から逃れることで遣り過ごし、広範囲の攻撃魔法の場合には剣閃を飛ばして魔法を斬り、効果が及ばない安全地帯を作り出すことで回避するというパワープレイを行う。
〈明鏡止水〉という精神系状態異常全般への完全耐性を得られるスキルを有しており、睡眠や混乱などに掛かることも無いため、この部隊の猛威を止めることは非常に難しい。
但し、攻撃方法が『斬撃』に頼っているため、それに高い耐性を示す魔物との戦闘だけは露骨に苦手とする。
その場合には速やかに部隊自体が撤退し、他の部隊に戦闘を譲る。得意な相手を速やかに殲滅する運用向けの部隊であり、わざわざ苦手な相手に対峙させ続けるような用い方をする部隊ではない。
種族は全員が人間種。ほぼ全員が黒髪。おかっぱ頭の子が多いが、伸ばした髪を括っている子もいる。括る位置が低いので、ポニーテールと言うよりは一本結びと呼ぶ方が適切かもしれない。
容貌は明らかに子供。但し、黒百合や紅梅よりはちょっぴり年上に見える。
普段は全員が揃いの格好をしており、目を引く鮮やかな桜色の上衣と、濃紺色の袴を身に付けている。このため『桜花』の子は一目で見分けることが可能。なお、湯上がりには浴衣を着るし、寝る時には襦袢を着用する。
刀を扱う際に邪魔になるという判断から、指輪の類は左手にしか身に付けない。
いわゆる『侍』系のキャラクターらしく、腰に大小2本の刀を佩いている。小柄な子が多いが、用いている刀は普通に大人向けサイズのもの。
回避に難が生じる室内戦では脇差のほうも抜き、二刀流で戦うこともある。
刀には投擲武器専用に加工された小柄を備えている。また、投擲した小柄が一定時間で自動的に刀に帰還するスキルを有している。
騎獣は鳳凰。全身が炎で包まれており、また体躯もちょっと小さめなので、この騎獣には直接乗ることが出来ない。
なので桜花は、鳳凰の足に掴まって一緒に飛ぶことで空中を移動する。
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□紅梅
職業:〈神霊依姫〉
種族:妖狐種
性向:中立
隊長:ホタル/副長:ユメ、ムラサキ、ミノリ
名前:『源氏物語の巻名』に関連した名前が多い
呼称:ユリを『あるじ様』と呼ぶ者が多い
騎獣:九尾狐/従者:(作中未登場)
〈巫女〉が〈依姫〉を経て至る、最上位職〈神霊依姫〉24名の部隊。
巫女系統のスキル・魔法を最上位まで行使できる神道のキャラクターで、巫術によるレイドやパーティの全体能力強化、睡蓮には劣るが充分に高位の治療術、結界術、符術などを得意としている。また和弓を用いた長距離射撃の技術にも長ける。
なお、『巫術』『結界術』『符術』はいずれも名前に術と入るが、『アトロス・オンライン』のゲーム中では『魔術』ではなく『魔法』に分類されている。
『依姫』という名前が示す通り、神の御霊を降ろし、その身に宿すことができる唯一無二の能力を有している。『どの程度まで高位の御霊を身体に降ろせるか』と『同時に幾つまでの御霊を身体に宿すことができるか』はレベルに依存する。全員が最高の『レベル200』である紅梅は、全ての神様の中から同時に3柱までの御霊を宿すことができる。
現在の紅梅が宿している御霊は全員同じで『天照大神』『神産巣日神』『下照姫命』の3柱。御霊は解除しない限り身体に宿り続けるため、リーンガルドの世界から遠く離れた現在でも、御霊から力を受けて巫術を行使することができる。
但し当然ながら、もう変更はできなくなってしまったため、身体に降ろしている御霊は今後ずっと上記の3柱のままということになる。
『アトロス・オンライン』のゲーム内では、『神産巣日神』は女神という設定になっていた。なので紅梅が身体に宿している御霊は全て『女神』になる。
また『下照姫命』は夫の天若日子の死後に『天之麻迦古弓』と『天羽々矢』を相続した弓神という設定になっていた。
紅梅は『桔梗』に昔作成して貰った、童サイズの『尸童人形』というアイテムを大量に保有している。自分が宿している御霊をこの人形に憑依させることで、完全に独立した個体として活動させることが可能。
やろうと思えば3体の人形を同時に活動させることもできる。但し人形への憑依を継続している間はずっと、個体数に応じた量の魔力を継続消費してしまう。
種族は全員が妖狐種。狐耳と尻尾を持った大変可愛らしい種族。
白衣+緋袴という、いかにも巫女らしいオーソドックスな格好をしており、その上から透けるように薄い千早も羽織っている。
外見は完全に子供で、黒百合と争うほど『百合帝国』の中で最も幼い。……ように見えるものの、これは妖狐種が『止めようと思った時点で身体の成長を自由に止められる』という特徴を持っているせいなので、実際の年齢は結構いっている。作者はロリババアが非常に大好きであります。(※2回目)
胸は非常に平坦ながら、ごくごく僅かな膨らみがある。一方で黒百合の子達は完全な絶壁なので、この僅かな差でもって黒百合の子をからかったり、優越感に浸ることがしばしばある。その光景を見守る周囲の目は大変優しかった……。
紅梅は『百合帝国』の中では希少なタチ。しかもバリタチ。
ユリが1晩に1人にしか手を出さない『寵愛当番』制の現状下では、ユリよりも圧倒的に多数の『百合帝国』メンバーに手を出している捕食者である。だっておねロリはロリが攻めのほうが好きなんですしょうがないんです。
但し頂点捕食者はもちろんユリであり、ユリが相手の時だけはネコに変わる。
「ホタルはそうは思いませんね~」のように、一人称に自分の名前を使う子が多い。但し「私」を使う場合もある(※どう見ても誤字対策の設定)。また語尾を伸ばした時に「ですね~」のような波記号になるのは紅梅だけ。
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□睡蓮
職業:〈聖女〉
種族:有翼種
性向:極善
隊長:セラ/副長:コーラル、ラピス、スピネル
名前:『宝石の名前』に関連した名前が多い
呼称:ユリを『ユリ様』と呼ぶ者が多い
騎獣:一角獣(*飛べない騎獣)/従者:(作中未登場)
〈神官〉が〈司祭〉を経て至る、最上位職〈聖女〉24名の部隊。
回復魔法のエキスパートで、神聖魔法を最高位のものまで全て使いこなすことができる。『百合帝国』の360名全員を一度に治療してしまう超広範囲回復魔法や、死亡した味方を数十人単位で纏めて完全復活させてしまう広範囲完全蘇生魔法など、他の追随を許さない程の暴力的なまでの治療の嵐を巻き起こす。
また、治療だけでなく味方の能力を底上げする強化魔法も得意とする。『紅梅』が行使する強化魔法とは異なり、一度に多数の味方を強化することはできないものの、代わりに紅梅のものよりも強化効果が高い傾向がある。
光属性の攻撃魔法を幾つか行使できるものの、火力役が務まる程ではない。但し例外として、アンデッドモンスターに対する戦闘でだけは『百合帝国』の中でも圧倒的に高い火力・殲滅力を発揮する。
種族は全員が有翼種で、種族名の通り背中から白い双翼が生えている。有翼種は自由に空を飛行することが可能。飛行状態で出せる最高速度は、有翼種自身のレベルに依存して速くなる。
飛行能力は有翼種が持つ固有の種族能力のようなもので、別に『翼があるお陰で飛べる』というわけではない。その証拠に翼を殆どはためかせることなく飛行することができる。翼が生む揚力なんてたかが知れているよね。
翼がある関係で仰向きに寝ることができず、大抵はうつぶせ状態で眠る。
翼が生えている根元部の軟骨を指でコリコリと擽ると、急に大きな声を上げたり凄い勢いで身悶えたりする。どうやら性感帯の一種であるらしい。
肌が透けるように白く、加えてかなりの痩身でもある。肌の色と痩せぎすの体躯が相俟って、一見するとちょっと病的な痩せ方であるようにも見える。
身長は少しだけ高めの部類。胸は人並み程度にはある。
髪色は様々。くせっ毛で髪が自然にウェーブヘアになる子が多い。
頭の上に「天使の輪」のようなものが浮いていることがあるが、これは随分昔にユリがプレゼントした課金装備。カテゴリは装飾品扱いで、今となっては大した性能の装飾品でも無いのだけれど。当時のユリが天使の輪を付けた睡蓮を、可愛いとやたら褒めそやしたものだから、睡蓮の子達は今でもとても気に入っている。
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□撫子
職業:〈神侍〉
種族:猫人種
性向:極悪
隊長:パルティータ/副長:アリア、オペラ、コラール、他8名
名前:『楽式用語』に関連した名前が多い
呼称:ユリを『ご主人様』と呼ぶ者が多い
騎獣:聖狼/従者:青ワンピースのメイド[Lv.150]×5人
〈侍女〉が〈上級侍女〉を経て至る、最上位職〈神侍〉72名の部隊。
『メイド系』と呼ばれるちょっと特殊な職業の子達で、この職業ではメイド専用の非常に強力なサポート系スキルを修得できるほか、他の職業の『戦闘に直接活用できない』スキルをほぼ全て修得することができる。(但し例外として、生産や建築系のスキルはレベル130程度のものまでしか修得できない)
『百合帝国』の撫子は〈暗殺者〉系職業の隠密系スキルや、〈斥候〉系職業の探知・感知系スキルなどを一通り修めた上で、更にメイド専用のスキルを噛み合わせることで『斥候・諜報活動に特化したキャラクター』として完成させるスキルビルドが組まれている。
戦闘に活かせるスキルは殆ど修得していないため、戦力としてはあまり期待できない。但し、一応レベル200相当のステータスがあるため、レベルが100以下の相手になら普通に殴り勝ててしまう。
メイド専用スキルには〈侍女の鞄〉というものがあり、これはキャラクターに大量の荷物を保管させておくことができる『大容量収納スキル』と呼ばれるもの。ユリは『アトロス・オンライン』のゲーム内でお金やアイテムを預託できる『銀行』の施設を利用せず、ゲーム内で持っていた財産とアイテムの全てを撫子の皆に分散して持たせていたため、異世界に転移した今でもゲーム内資産を一切失わずに済んでいる。
この〈侍女の鞄〉スキルがあるお陰で、大量の回復・補助・攻撃アイテムを利用した『アイテム役』としての戦い方が一応できなくはない。もちろん戦闘コストが非常に高くつくという難点はあるが。
何にせよ、魔物の死体を一瞬で解体して素材に変える〈メイド解体術〉のスキルを修得しており、しかも魔物から得た素材をそのまま〈侍女の鞄〉に収納しておけるというのは大変便利。戦闘自体には参加しなくとも、狩りに1人連れていきたいキャラクターなのは間違いない。
種族は全員が猫人種で、猫耳と尻尾が生えている。別に語尾に「にゃん」とか付けたりはしない。
常に『メイド服』らしい衣装を身につけている。具体的には黒のワンピースの上からエプロンドレスを着用し、頭部にはホワイトブリムを着けている。ホワイトブリムの後ろ側で存在を主張している猫耳が大変可愛らしい。
気配を完全に消すことができるので、ユリの側に何人かこっそり控えていることがよくある。特に夜の『寵愛』の最中は大人気で、20人以上の撫子がすぐ側で見守っていることもままある。―――ユリはその事実をまだ知らない。
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□桔梗
職業:〈建匠〉
種族:地底種
性向:中立
隊長:メテオラ/副長:エトナ、シノン、オリンピア
名前:『世界遺産』に関連した名前が多い
呼称:ユリを『姐様』と呼ぶ者が多い
騎獣:巌魔鳥/従者:(作中未登場)
〈木工職人〉が〈建築士〉を経て至る、最上位職〈建匠〉24名の部隊。
『建設特化』というちょっと変わった職業。これは『アトロス・オンライン』のメインコンテンツの1つだった『ギルド戦争』で特に活躍する職業で、ギルド同士が争い合う最中に、防壁や塹壕、砦などを高速で建てることができる。
意外なことに〈建匠〉は魔法職の一種でもあり、『建築魔法』と『土魔法』の二つを建築作業に利用している。この2つは分類上は精霊魔法の一種になる。
魔法を用いることで道路敷設・架橋などを素速く行うことができる。もちろん通常の家屋や店舗の建設なども問題無く行えて、異常な程の速さで完成させる。
建設作業が非常に速い分、資材を高速で消費してしまうのが難点。
土魔法が使えるので、土だけなら幾らでも生成することができる。そして騎獣の巌魔鳥は石化能力をもっており、土を固くて良質な石に変えることができる。
つまり石材であれば無償で得られるため、これを建築資材に用いる分にはコストをゼロに抑えられる。但し1日に生産できる石材量には限りがある。
建設特化職業であるため戦闘にはもちろん不向き。……なのだけれど『あらゆるアイテムの重量を1/100にする』効果のスキルを活用し、通常であれば装備品にはとても利用できない、『重剛魔鉄』と呼ばれる尋常でない重さの金属を用いて作成した特別性の鎧と大盾を身に付けて、敵を正面から受け止める『壁』としての役目なら十分に担うことができる。
力仕事がメインの生産職なので、何気に肉体能力値もかなり高い。
種族は全員が地底種。いわゆる『ドワーフ』の種族なのだが、髭が特徴的な男性とは異なり、女性の地底種にはあまり身体的特徴が無かったりする。
強いて言うなら、普通の人間種よりも身長が低めではある。
民族服っぽい印象を受ける使用人の衣服を身につけており、建築仕事が無い時には『撫子』の補助として雑用仕事なども率先して行う。
お喋りが大好きで、よく桔梗・撫子・竜胆の3部隊でグループチャットを作成して、色々な知識や噂話を仕入れていたりする。
性知識に関しては『耳年増』な所が多分にある。知識があるだけで実体験には乏しいので、実際に求められると急にあたふたしてしまったりする。可愛い。
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□竜胆
職業:いろいろ
種族:いろいろ
性向:いろいろ
隊長:クローネ/副長:ルピア、フラン、クーナ、他4名
名前:『通貨単位』に関連した名前が多い
呼称:ユリを『ユリお嬢様』と呼ぶ者が多めだが、割とバラバラ
騎獣:宝石竜/従者:(作中未登場)
最上位の生産職の者だけで構成された47名の部隊。
……とは言いつつ、実際には生産職ではない者も若干名含まれていたりする。
『百合帝国』が必要とするアイテムの生産を一手に担う部隊。
他の部隊から思いつきで「こういうアイテム/装備が欲しい!」と無茶振りされては振り回される、苦労人の多い部隊とも言える。
色々な職業の者が集まった部隊なので、あまり統一された情報がなく、この場に何を書けば良いのか難しい。各員の種族も性向も、完全にバラバラである。
生産していれば幸せな者が多いので、普段は領主館内に勝手に設けた、自分が作業を行う工房に籠りっぱなしのことが多い。
一方では、異世界で生産されたアイテムを見て回りたいという欲求があるため、単身でニルデアの都市をうろうろしている事もよくある。
最近魔導具の生産担当が『魔動棒』というものを開発した。なるほど先頭部にあるゴムで覆われた部分が強く振動することで、肩こりなどを解してくれるアイテムなんですね。魔動マッサージ機と名付けることにしましょう! ……あれ、ユリお嬢様どうされましたか? 電マ? ス○イブ? ヒ○チ? 何ですかそれ?
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