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百合帝国  作者: 旅籠文楽
1章 -

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31/370

[設定1]. ギルド『百合帝国』部隊構成(前半)

本日と明日の2日間は非常に多忙にしておりますため、設定資料を投げてお茶を濁すことに致します。

お話の続きを期待されていた方には申し訳ありませんが、どうぞご容赦下さい。

 


※本作の登場人物は、見た目に拘わらず全員が20歳以上です。

 (ユリが『アトロス・オンライン』を20年以上遊んでいるので当然)



―――――――――――――――――――――――――――


■ユリ


   職業:〈絆鎖術師(エーテリンカー)

   種族:人間種(ノルン)

   性向:極悪



 『百合帝国』のギルドマスターにして唯一のプレイヤーキャラクター。

 ユリ以外の『百合帝国』メンバーは、全員がユリのアカウントの配下NPC。


 キャラクター作成時の初期職は〈召喚術師〉。

 単身(ソロ)討伐した魔物を『使役獣』にし、召喚して戦わせることが可能な職業。

 『異空間で飼育している使役獣を、絆を通していつでも召喚できる』という特性から『絆』に関連する魔法や『空間魔法』も幾つか扱うことができる。

 単身討伐という条件さえ満たせばボスモンスターでも使役獣にすることが可能。但し、もちろん単身討伐として認められるためには、他の使役獣の手を借りたりすることもできない。

 明らかな後衛職でありながらも、単身戦闘力が求められるという希有な職業で、基本的には育てるのがかなりマゾい職業。

 身体能力値が低くて精神能力値が高い魔術師系のステータスなのに、基本的には支援・便利系の魔法しか修得しない。それで戦えと言うのだから、何かしらの工夫をしないとまずやっていけない。

 使役獣は最大で同時に100体まで契約・飼育することができる。


 レベル60で上位職〈空間術師〉に転職。

 これは〈召喚術師〉の特に『空間魔法』面を強化する派生上位職。

 長距離転移系の魔法などを修得できるが、安価な課金アイテムで代用できるのであまり人気のある職業ではなかった。

 ユリは『百合帝国』のメンバーと共に狩りに行く際に転移魔法を多用するため、一般的な〈召喚術師〉の上位職である〈上級召喚術師〉ではなくこちらに転職した。

 (そしてユリは課金アイテムを買わずに済む分のお金でガチャを回した)


 レベル120で最上位職〈絆鎖術師〉に転職。

 転職にはガチャのSランク景品『白金の絆鎖』というアイテムが必要。

 これは〈召喚術師〉の特に『絆』に関連した能力が超強化される希少最上位職。

 他者との絆を(相手の同意を得ることなく強制的に)確立し、絆を通して様々な影響を与えることが可能な、使い方によっては非常に凶悪な性能を発揮する職業。

 また『絆』面が強化されることで使役獣の最大同時契約数が無制限になる。


 背は平均よりも気持ち高いぐらい。体形は普通。胸も普通。

 アラサー時代に頑張って矯正したため、立ち姿・座り姿ともに姿勢が良い。

 仕事で設計を担当している関係で、機械やソフトウェアにまあまあ強い。

 同性愛者であり、女性なら割とどんな人でも好きになる所がある。

 しかもポリアモラスな所があり、同時に何人でも好きになれてしまう。


 『寵愛担当』制度が始まって、毎晩のように愛する嫁を抱くようになってからというもの、急速に嗜虐嗜好(サディズム)に目覚めつつあるらしい。

 だってベッドで涙目になっている女の子は虐めたくなるでしょう?(本人談)



―――――――――――――――――――――――――――


姫百合(パティア)


   職業:〈彩姫(エステラ)

   種族:※キャラによって色々

   性向:中立


   隊長:パルフェ/副長:プラリネ、オペラ、アマレット


   名前:『お菓子』に関連した名前が多い

   呼称:ユリを『お姉さま』と呼ぶ者が多い


   騎獣:天馬(ペガサス)/従者:(作中未登場)



 希少職〈小姫(プリンセス)〉の最上位職〈彩姫〉24名の部隊。

 近接武器・遠隔武器の両方が扱えて、回復・支援・攻撃・妨害などの魔術や魔法を行使できてしまう、全く隙の無い万能選手。悪く言えば器用貧乏。

 他の部隊の支援を必要とせず、独立独歩で持久戦が行えるため、ギルド戦争ではユリが非常に重用していた部隊。


 キャラクター作成時の初期職は〈小姫〉。

 他の職業で自身の半分のレベルまでに修得できるスキルなら、大体なんでも修得できてしまうという、非常に特殊な職業。やろうと思えば生産・建築系のスキルさえ修得できてしまう。

 但し、唯一メイド系のスキルだけは修得することができない。これは彼女達がメイドを『使う』立場の人間だからだろう。

 〈小姫〉は配下NPC作成時にのみ選べる職業で、プレイヤーは選択できない。また作成時には『プリンセス作成チケット』というアイテムが1個必要になる。

 このチケットは『空中城(アトロス)』の防衛に成功すると1個手に入る。他に入手できる手段が無いため、結構貴重なアイテム。でもユリは大量に持っている。


 現在の職業は、最上位職の〈彩姫(エステラ)〉。

 純粋な〈小姫〉の強化版で、他の職業でレベル130までに修得できるスキルなら大体なんでも修得できるようになった。

 自身の能力を大幅に強化する魔術・魔法を大量に修得しており、しかもパーティ全員の生命力を大回復させる魔法を、部隊全員が行使できるなど非常に厄介。


 職業がプリンセスというだけのことはあり、基本的に上品な口調で喋る。

 但し、性格面では甘えたがりの子も多いため、上品さが崩れることも多い。

 種族や髪色などは様々。とはいえプリンセスなので全員が容貌に優れており、高価な素材を惜しみなく使った衣服・装飾品を普段から身に付けている。

 頭にティアラのようなものを乗せている子が半分ぐらいいる。

 外見年齢は16歳ぐらいの子が多く、体つきは全員が揃って貧乳。たぶん出自の良さにCPを使いすぎて胸が疎かになったんじゃ無いでしょうか。(※GURPS脳)



―――――――――――――――――――――――――――


白百合(エスティア)


   職業:〈戦乙女(ヴァルキリー)

   種族:人間種(ノルン)

   性向:極善


   隊長:ヘラ/副長:クロート、ラケシス、トロポス


   名前:『ギリシャ神話の女神』に関連した名前が多い

   呼称:ユリを『姫様』と呼ぶ者が多い


   騎獣:戦竜(ウォードラゴン)/従者:(作中未登場)



 〈騎士〉から〈聖騎士〉を経て至る、最上位職〈戦乙女(ヴァルキリー)〉24名の部隊。

 大盾と槍を駆使し、補助と回復の魔法も使える非常に堅牢なクラス。聖属性値が高い装備品ほど重量が軽減されるスキルを備えているため、重装備でありながら、しかし非常に軽快に行動することができる。


 〈騎士〉から〈聖騎士〉へ転職するのは一般的だが、そこから〈戦乙女(ヴァルキリー)〉へ転職する為にはガチャのAランク景品アイテムが必要。

 〈戦乙女〉へ転職すると物理・魔法防御両面で鉄壁のキャラクターとなり、格上のボスモンスターの攻撃にもかなり耐えられる程の強靱さをみせる。

 状態異常や能力低下を防ぐスキルも充実し、自分自身だけなら『完全回復』させる神聖魔法さえ行使できてしまう。防御面では他の誰にも負けることはない。

 味方を守護するスキルも多く有するため、他の部隊のキャラクターとパーティやレイドを組んで共に戦うのも得意。特に味方のダメージを肩代わりするスキルを活用すると、打たれ弱い筈の紅薔薇が不沈部隊と化す。


 忠誠に厚く、真面目で篤実。性向が『極善』なだけあって善行も好む。

 但し白百合には大変『姫様至上主義』な所があるため、ユリから命令されたり、あるいは命令されなくともユリにとって不利益な相手に対しては、攻撃を加えたり命を奪うことを一切躊躇しない。

 〈騎士〉系統の職業だけあり、臣下らしい堅い言い回しを好む所がある。

 金髪の子が多く、部隊の4割程を占める。これは『女騎士=金髪』のイメージを抱いていたユリが思うままにキャラクターを作成したせい。

 他人に甘えられるのが好きな「お姉さん」タイプの子が多い。

 全員の背が高く、9割ぐらいの子は胸も大きい。そのバストは豊満であった。

 残り1割については聞かないでおいてあげるのが優しさだと思うの。


 敵からの攻撃に対しては非常に堅牢な反面、性的なことに関して全部隊の中でも非常に初心(うぶ)な者が多いせいか、一度でも『寵愛当番』を経験した者はユリの責めにより性的に屈服させられてしまう快感を覚えてしまう。

 なので『寵愛当番』経験者は黒百合に次ぐ程の被虐嗜好(マゾヒズム)を持つようになった。

 原因の94%ぐらいはベッドで『くっころプレイ』をしようとするユリのせい。

 だってベッドに女騎士が居たらすることは1つでしょう?(ユリ談)



―――――――――――――――――――――――――――


黒百合(ノスティア)


   職業:〈死導師(ヘリオン)

   種族:吸血種(カルミラ)

   性向:極悪


   隊長:カシア/副長:ラケル、リオ、ヴェラ


   名前:『88星座』に関連した名前が多い

   呼称:ユリを『ユリ』と呼び捨てにする者が多い


   騎獣:呪竜(カースドラゴン)(*飛べない竜)/従者:(作中未登場)



 〈呪術師〉が〈死霊術師〉を経て至る、最上位職〈死導師(ヘリオン)〉24名の部隊。

 〈呪術師〉と〈死霊術師〉は魔術メインの完全な後衛職なのに、〈死導師〉に転職すると急に大鎌を扱うようになり前衛として戦闘可能になる。

 しかも物理攻撃力は下手な近接最上位職よりもずっと高い。一方で物理防御力のほうは〈死霊術師〉の頃から殆ど成長せず、魔術師らしい紙装甲のまま。

 高火力・低装甲の前衛という非常にピーキーなキャラクター。〈呪術師〉の頃に修得したデバフ系の魔術を駆使して被弾を抑えて戦うのが肝になる。

 なお、生命力が低い時ほど自身の攻撃能力を更に高められるスキルなどを有しているなど、一概に低装甲はデメリットばかりになっているわけでもない。


 〈死導師〉は自身が殺傷した相手を消滅させ、その魂を『養分』として吸収することができる。

 他人が殺傷した死体からも『養分』の吸収はできるが、その場合は少し吸収効率が落ちてしまう。この場合でも吸収した時点で死体は消滅する。

 吸収により得た『養分』を消費することで、自身に忠実なアンデッドモンスターを任意に召喚することができる。この召喚は〈召喚術師〉が使役獣を召喚するのとは異なり、召喚状態を維持しても魔力を消費することがない。

 『養分』を多く消費すればするほど、高レベルのアンデッドモンスターが召喚可能。レベル100以上のアンデッドなら会話での意志疎通もできる。

 死体を直接アンデッドモンスターに変化させる魔術も修得している。この場合は『養分』を吸収出来ないが、死体1つにつき1体の魔物が発生する。発生する魔物のレベルは、死体キャラクターのレベルに依存する。


 黒百合はユリの趣味で全員がゴスロリ風の服を着ている。ヘッドドレス付き。

 但し衣服の背中は大きくはだけている。これは普段は隠している吸血種の双翼をいつでも背中から出し、空を飛行できるようにするためのもの。

 全員がキツめの革製の首輪をしており、それには黒いリード紐が付いている。

 吸血種は血を吸った相手に絶対服従する種族で、首輪はユリへの隷従を示す物。黒百合が自身のリード紐を握るのを許すのは主人のユリにだけ。


 隷従しているという割にユリのことを呼び捨てにし、遠慮知らずで、ユリのことを侮蔑したり挑発したりといった言動さえすることが多々ある。

 これは彼女達が一種の被虐願望(マゾヒズム)を有しており、主であるユリから『叱られ』て『虐められたい』という願望を持っているため。

 ちなみにユリにリード紐を握られると被虐モードのスイッチがオンになり、借りてきた猫のように急におとなしくなり、従順な態度を示すようになる。

 被虐モードがオンの時にだけはユリのことを「お姉さま」と呼ぶ。

 なお、被虐願望(マゾヒズム)を示すのは、ユリや『百合帝国』の仲間に対してのみ。それ以外の相手に対しては逆に、非常にサディストで残忍な性格を見せる。


 容貌は非常に幼く『百合帝国』の中でも1・2を争う程の子供に見える。

 但しこれは吸血種(カルミラ)が外見上で歳を殆ど取らないせいであり、実際の歳は結構いっているらしい。作者はロリババアが非常に大好きであります。

 全員がかなりの矮躯で、貧乳を超えて無乳とか絶壁であり嘆きの平原。

 髪の色は普段は全員が黒。但し特定条件下では金色や赤色に変わる子もいる。



―――――――――――――――――――――――――――


紅薔薇(エンクレーズ)


   職業:〈六星賢者(リ・ワース)

   種族:妖精種(キュイニー)

   性向:極悪


   隊長:プリムラ/副長:ルクス、ライアナ、アルバ


   名前:『薔薇の品種名』に関連した名前が多い

   呼称:ユリを『姫』と呼ぶ者が多い


   騎獣:赤竜(レッドドラゴン)/従者:(作中未登場)



 〈魔術師〉が〈賢者〉を経て至る、最上位職〈六星賢者(リ・ワース)〉24名の部隊。

 火・水・風・土・雷・無の六属性全ての属性魔術を最上位まで行使することが可能な破壊の魔術師。特に広域殲滅能力に長け、もともと威力と攻撃範囲に優れている高位攻撃魔術を、更に効果範囲を拡大して行使することで、非常に広い範囲に存在する敵を一気呵成に殲滅する。

 〈詠唱短縮〉〈高速詠唱〉などの詠唱を短縮するスキルを有してはいるものの、それでも詠唱時間がかなり長くなりがちなので、運用する際に他の部隊の支援を最も必要とする部隊でもある。

 部隊名の読みは『ロサ・キネンシス』ではないのよ。いいわね、祐巳。


 全員の種族が妖精種(キュイニー)であり、人間よりも少し華やかな色彩の髪色や瞳の色をしていることが多い。

 装備は全員が頭にサークレットを嵌めており、先端に大型の魔石を埋め込んだ長い杖を携え、ローブなどの布防具を着用しているなど、判りやすく「魔術師らしい格好」をしている。なので見た目で判別するのは難しくない。


 身長が高く、プロポーションにも優れる。色々と豊満な者が多い部隊。

 冷静沈着な者が多いのだが、ローブや杖など、ユリから与えられた物品を傷つけられると激怒する一面を持つ。



―――――――――――――――――――――――――――


黄薔薇(ニルクレーズ)


   職業:〈天弓手(クレイン)

   種族:森林種(エルフェア)

   性向:中立


   隊長:ヘンルーダ/副長:アンゼリカ、サルビア、ミント


   名前:『ハーブ』に関連した名前が多い

   呼称:ユリを『ユリ様』と呼ぶ者が多い


   騎獣:麒麟(ルクィア)/従者:(作中未登場)



 〈精霊使い〉が〈精霊射手〉を経て至る、最上位職〈天弓手(クレイン)〉24名の部隊。

 高度な精霊魔法の使い手でありながら、弓の扱いに誰よりも長けた部隊。長弓だけを携行し、矢筒を必要とせず、精霊を変化させて作った矢を放つ。

 精霊の矢は意志を持つため、狙った対象へ向けて強く誘導する。これを活かして〈天弓手〉は同時に複数の精霊矢を弓から放つ射撃方法、いわゆる『束ね射ち(メニー・ショット)』を行いつつも、ほぼ100%の命中率を維持する。

 〈天弓手〉が放った矢には風と大地の精霊の加護が付加されるため、風と重力の影響を一切受けず高速で飛び、超遠距離の対象も容易に射貫く。

 (※なので〈天弓手〉が放つ矢は放物線を描かず、真っ直ぐに飛ぶ)

 超遠距離の目標に対して『束ね射ち』で狙撃を行う様子は、周囲から見るとかなり異様な光景にも見える。でもどうせ精霊が誘導してくれるからね。

 また精霊の矢は命中した際に、精霊に応じた攻撃能力を発揮する。特に黄薔薇の面々は「雷の矢」を得意とし、命中対象へ強力な雷を落として無力化する。

 優れた精霊魔法の使い手でもあるので、実は弓無しで戦ってもかなり強い。


 全員の種族が森林種(エルフェア)なため、非常に外見が目立つ部隊。

 髪は色味の濃い金髪の者が多く、また全員が揃って髪を伸ばしている。髪型は自然に垂らしている者と、ポニーテールに纏めている者が半々ぐらい。

 身長は中程度ないし少し高めぐらいだが、種族のせいか痩身が凄い。お風呂の時などに身体を見ると鎖骨とか肋骨がかなり浮いて見える。但し弓を扱う関係でそれなりに鍛えてはいるので、痩せているといっても病的な痩せ方ではない。

 胸は全くありません絶壁です諦めてください。

 普段は面倒見が良いお姉さんタイプなのだけれど、『受け』に回ると弱くて急に言動がしどろもどろになる所がある。


 後述する青薔薇の部隊とはやや仲が悪い所がある。というか黄薔薇の側が一方的に嫌っており、何かと噛み付くような真似をする。

 『持たざる者』が『持てる者』をやっかむのは仕方の無いことなんだ。


 騎獣の麒麟(ルクィア)は、騎獣の中で最も速く空を駆けることができる。

 騎乗状態で射撃に専念すれば、敵には距離を詰めることさえ難しい。仮に上手く詰めることができたとしても、開けた場所だとあっという間に空へ逃げられる。

 超高高度から雨のように降り注ぐ精霊矢は、敵からすれば悪夢でしかない。



―――――――――――――――――――――――――――


青薔薇(シュクレーズ)


   職業:〈精霊踏師(ライシャルク)

   種族:烙印種(ダールハッダ)森林種(エルフェア)

   性向:極悪


   隊長:ミザール/副長:カノープス、シャウラ、デネボラ


   名前:『星』に関連した名前が多い

   呼称:ユリを『ユリ様』と呼ぶ者が多い


   騎獣:響霊馬(ケンタリュア)/従者:(作中未登場)



 〈精霊使い〉が〈精霊導師〉を経て至る、最上位職〈精霊踏師(ライシャルク)〉24名の部隊。

 ひとたび〈精霊踏師〉が舞えば近辺一帯に存在する数多の下位~上位精霊が姿を顕現する。これらの精霊達は〈精霊踏師〉に魅了・支配されており、勝手に〈精霊踏師〉とその味方を護りながら敵を粉砕しようとする。

 これが『精霊乱舞』と呼ばれる〈精霊踏師〉の最も得意とする戦い方で、舞っているだけで勝手に敵が殲滅されていく、という恐ろしい状況が発生する。

 精霊達が個々に勝手な行動を行うため、具体的に精霊の行動を指定できないのが難点ではあるものの、舞うだけで次々と顕現して戦ってくれる精霊達による数の暴力には、そうそう対処できるものではない。

 また攻撃だけでなく、光や水の精霊が回復の精霊魔法を行使してくれたり、各精霊が支援の精霊魔法も行使してくれるため、防御面でも非常に堅牢。

 特に〈精霊踏師〉は精霊を支配することで、場の『属性』自体も支配してしまうため、敵が〈精霊踏師〉やその味方に向けて放った『属性魔術』や『属性魔法』による攻撃は、支配されて逆に自軍へ跳ね返ってくる。


 どうしても『精霊乱舞』を活用する戦い方をしてしまうと、戦況事態がカオスになってしまうため、普通に戦いたい場合にはただの精霊魔法師として振る舞う。

 精霊の力を最大限に引き出す術を熟知しており、また最上位の精霊の力でも全く問題無く借りることができるため、単に精霊魔法師として戦った場合でもかなりの戦力になることは間違いない。

 武器は使う場合は短剣。それも二刀流。舞いながら敵を切り刻む。


 種族は24名全員が烙印種(ダールハッダ)森林種(エルフェア)で、これはいわゆる『ダークエルフ』的な外見を想像すると判りやすい。

 全員が褐色の肌をしており、髪色は銀色の者が多い。髪は短めにカットしている者が多めだが、伸ばしている者もいる。

 服装はいわゆる『踊り子』のような、布地が少なく肌の露出が非常に多いものを愛好する。特に青系統の色が含まれた衣装はお気に入り。

 身長は同じ森林種(エルフェア)ということもあって、先述の黄薔薇とほぼ同じ。なのに一方で、胸部は非常に豊満であちらとは勝負にもならない。闇落ちすると巨乳になれるんですか?

 黄薔薇とは違い弓を用いることは殆ど無い。ほら、胸が邪魔になるし……。

 楽天家で快楽主義な所があるが、仕事に対しては意外に真面目だったりする。


 騎獣の響霊馬(ケンタリュア)は楽器を演奏し、音を広域に拡げることができる。

 なので青薔薇にとって騎獣は、乗り物として利用することよりも、舞に音楽が欲しくなった時に召喚することのほうが多い存在だったりする。



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― 新着の感想 ―
[一言] 貧乳を超えて無乳とか絶壁であり嘆きの平原な黒百合と、黄薔薇の皆様と白雪の1割の皆様、良いですね。(貧乳派)
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