死んだらどうしようと本気で思った
二ヶ月前に大腸ポリープの切除手術をした。
高校生の頃、毎日朝食抜き、水を飲んで飢えをしのぎ、お昼の購買のパンを買いっぱぐれた時は体が浮腫んだことがあった。受験前は、夜中に起きているためにコーラの一リットルの瓶を何本かがぶ飲みして、かなり消化器系に負担をかけていたと思う。そのツケが今来てるんだと思う。
車の運転をするようになって運動をなかなかしなくなって、食べ過ぎて体重が増えた。
持病の統合失調症で調子を崩して、泣きわめいて頓服薬を飲んでやり過ごしていたが、今度は胃の具合がどうもおかしい。
「私、死ぬのかなぁ」
胃に癌ができたんじゃないかと思って気弱になった。
今死ぬ?それって、まだ受け入れられない。でももし死んでも、家族はみんなまだ元気だし、特に母は一度死ぬかもしれなかったのに息災で家族の面倒を見てくれる。多分、心残りなく、今だったら死んでも後悔しないんじゃないかな?
そんなことを思っていたら、自然と涙が出た。
仕事を休み続けていて迷惑をかけていた。もう辞めるつもりになった時もあった。
気分が落ち込んでどうしようもなくて、思うように動けなかった。
何回も気分に波があって、どん底にいったらまた這い上がらなくちゃならない。
来週の月曜日は仕事に復帰しようと思った。