Ep.5 幕間 無謀で蛮勇で愚かな戦い
焼け焦げた神社の中。
あの日の影が蠢く。
それは、自分のものである。と
影の執着心は…【人】の執着心は止まることを知らない故に。
ーーーーー
ーー量子テレポート開始ーー
壊れた機械音声がそれだけを伝え、壊れた量子テレポートが始まった。
『逃げられると思うなよ。』
花の神はそう告げ、量子テレポートを行った者達の捜索のために蔓を世界に伸ばした。
しかし、その蔓はすぐに切り落とされた。
『追わせはしない。彼らは"友"と手を取った存在だ』
酷く薄い色素の髪、目、端正な立ち姿で、ボロボロなローブを纏ったその少年は、【夜】の化身。
『その獲物は我のモノだ。貴様には絶対に渡さない…さぁ、花よ…【死】を享受しろ。』
手のひらの形をした【死】の化身は獲物の横取りを許さない。
『ーーーーーー!!』
人々は世界の終わりを許さない。
その獲物は自分のものだ。
それは、許されない。
【人】はそう叫んだ。
声にならない声が冥界に響いた。
この時奇しくも、神になった【花】を止めるために、【夜】【死】【人】は手を取って戦うことになった。
この戦いで、【死】は大きすぎる痛手を負い、【人】はその殆どの存在価値を失った。【夜】は運良く、痛手を負うことはなかったが、敗走。
その後の三体の行方としては、死と夜は冥界を構築して籠城、人はその存在価値を全て失い、転生。
しかし、この無謀で蛮勇で愚かな戦いは花の侵食を抑え、100年もの猶予を作った。
ご精読ありがとうございました!
今、出せる最大の情報です…
今出す必要があるかは、わかりません笑
この三体の怪異は人の敵、人の敵、月の味方なので、奇跡のマッチアップですね!




