花の怪異
あるところに病弱な女の子がおりました。
女の子の親は共働きで、具合が悪くても一緒にいてくれないことが多かったです。
日の当たるベットの上で独りただ寂しく本を読んでいました。
ある日のことです。ふと、窓開けたまま本を読んでいると、隣の家の男の子が話しかけてきたんです。
「何読んでるの?」
女の子はビックリしながらもその子に本の内容をお話ししました。
「面白い!他にもある?読みたいよ!」
男の子はそう言いました。
女の子にとって初めての友達ができた瞬間でした。
季節が流れ、女の子は外でも遊べるほど元気な子に育ちました。
女の子は男の子とそのお友達の三人で山へ川へ駆け巡って遊びました。
女の子の親は心配しつつもとても嬉しかったのです。
辛い時に独りにしてしまった事を憂いていたから、こんなにいい笑顔で遊んでくれることが何よりも嬉しかったんです。
女の子は救われたんです。
そして、女の子は男の子も救っていました。
男の子は女の子に恋心を抱いていました。
女の子も男の子に恋心を抱いていました。
ですが、女の子は思い出せなくなったのです。
女の子はあの時の男の子の名前を、顔を、声を何一つ思い出せなくなっなんです。
確かにあった記憶がそこだけすっぽりと抜け落ちてしまったのです。
女の子は上の空で日々を過ごしました。
ですが、ある日の夜、不思議な花に出会いました。
花は女の子が忘れた記憶を思い出させてあげるというのです。
女の子は思い出させて欲しいと願いました。
すると思い出したのです。
大事な人のことを
そして、知ったのです。
大事な人が命を賭けて戦っていると。
女の子は……新木彩花は花に願ってしまいました。
「私も戦えるようになりたい!優希達を助けたい!」
ご精読ありがとうございました。
誤字脱字、文のおかしなところがあったら報告おねがいします。
短い内容ですが、結構前から考えていた内容でした。
彩花は強い子なんです。
ちなみに、ちゃんと花は契約の代償を伝えています。
だから強い子なんです。




