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息つぎのあとに  作者: 高瀬あき
10/13

第10話 初夜

いつものファミレスでみさきと会った。

二人で会うのは久しぶりだ。

「どうしたの、話って。」

私はこれまでの浜崎くんの事をみさきに話した。

「そうか〜。まあ、薄々気付いてたよ。有里の事があるから言えなかったよね。話してくれてありがとう。」と言った。

続けてみさきが

「実はね、有里も二人のこと疑ってるみたいで、ちょっと今は言わない方が良いんじゃないかな?ほら、

有里怒るとアレだし、、。」

「そうなんだ。有里も少し気づいてるんだね。」と私はそう言って、

いつまでも隠してはおけない。

だけどもう少し様子を見てから有里に話そうと思った。

夕方からは浜崎くんと約束があるからと言ってみさきと別れた。


この頃、私達は浜崎くんの家で会う事が多かった。

いつものように冷えた部屋で二人で映画を観ていた。

しばらくして浜崎くんは私に近づいて何度もキスをした。

そして

「ベッドに行かない?」と耳元で囁き、私を誘った。

私はドキドキしながら

「うん。」と言った。

浜崎くんのベッドは二人が寝ても余る位だった。

浜崎くんは私の額に優しくキスをして

「してもいい?」と言った。

してもいい?の意味は分かっていた。

私は静かに頷いた。

それは想像を遥かに超える痛さで涙が出た。

浜崎くんは何度も

「大丈夫?」と聞いてくれた。

その後、浜崎くんの胸の中で眠りについた。

中学二年の夏。

ついに来た、私の初体験だった。




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