詩 歩くのをやめてずっと…
恐くて前に進めない
道の先には終わりがあるから
だから怖くて前に進めない
辺りを見回してみると
みんな 平気な顔で てくてく歩いていくのが
とても 信じられない
いつかこの道は終わってしまうかもしれないのに
どうしてそんな風にしていられるのだろう
怖くないのがわからない
平気でいられるのがわからい
みんなと同じようにはなれないんだ 永遠に
だから その日からずっと立ち止まっていた
歩きさえしなければ
終わりなんて訪れようがないからと
周りに目を向けなければ そんな人たちは
いないのと 同じ 目をふさいだ
誰かと比べずに立ち止まっていることはとても楽
願わくば
ずっとずっと
このままで
ここで立ち止まり続けていられますように