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ストーカー爆誕、三人の天才美女ははじめての夜も天才だった。

チョコは改めて空気を引き締めて言う。

「生き霊の元は強い意志の力よ。

暴走してしまってるとは言え、彼自身の強い意志が生み出したものなの。

迂闊に切る訳にもいかないわ。」


「じゃあどうするんだ?」


「強い意志自体は悪いものじゃないから、健康で健やかな意志に戻すのが一番ね。

とりあえず悟君、お風呂は勉強に良いとか何でもいいから彼をお風呂に入れて来て頂戴。

その後みんなで楽しくご飯を食べましょう。」


チョコの指示で俺達は動き出した。


俺は何故か美女三人に囲まれていた。

「ラムネ君、このお肉美味しいわよ、あ〜ん。」

「私の新鮮果実も食べて。」

「私のミルクも甘くて美味しいわよ。」


三人の美女に釣られて俺の右肩が熱くなる。


お風呂から上がって部屋に入ってきた勉はその様子に驚愕する。


「拙者は姉や妹達ちごうて、成績が悪いでござる…。

今は修練の時、欲は捨てるでござる…。」


悟が勉に話しかける。

「休息や息抜きも修練の一つなのだよ。

ご飯を食べなくては良い勉強は出来ない。」


「しかし、しかし拙者は今や偏差値49。

私立男子中学に入学した拙者がはじめて学んだのは、「落ちこぼれ」と言う言葉だったでござる。

拙者に人並みの食事や生活など許されぬでござるよ。」

勉は拗らせていた。


その間にも姉や妹達は俺とイチャイチャしていた。

ずっと勉強漬けで女子高で生活してきた三人には、男にはじめて美人と言われた事が至高の喜びだったのだ。


当然俺の身体もどんどん熱くなっていった。


チョコが勉に話しかける。

「私の家は剣術家の家だからよく怪我をして病院に行くんだけど、ろくにスポーツもした事のないガリ勉医者に当たって医療的には正しくても運動的に正しくない事言われるとムカつくわ。

あなたはどう思う?」


「医療こそが至高でござる。

スポーツ科学など紛いもの、医師が言う事が正解でござるよ。」


「私の知り合いのウエイトリフティングの先生が医者に運動不足で太り過ぎだって言われてたのを笑っていたわどう思う?」


「医師が言うなら運動不足でござる…。」


「そう言えばみんなに評価されてる体脂肪率10%のスポーツ選手って医学的に体に悪いのよね?」


「そうでござる男性は体脂肪率20〜30、女性は体脂肪率30〜40が適正でござるよ。」


「あなた体脂肪率40の女なんてデブだと思わないの?」


「それはでござるな…。」

勉は徐々に動揺していく。


さらにあやねは勉を追い詰めていく。

「QOLって知ってるでしょ?」


「もちろん知ってるぜござる。

クオリティオブライフ。

医学的にただ生かしている人間を生きているというのではなく、きちんと人間らしく生きている事を大事にするでござる。」

勉は少し勢いを取り戻した。


「生まれつき権力のある政治家には庶民の生活なんてわからないし、頭の良いエリート裁判官には普通の人や頭の悪い人感覚なんてないのよ。

私はQOLの出来てない医者にはQOLのある立派な治療なんて出来ないと思うわ。」


勉は何も言わずに俺とイチャイチャする姉達と妹を見ていた。


俺の身体は極限まで熱くなっていった。


「あれが羨ましいの?

特別に一回だけ私が食べさせてあげるから、自分なりになりたい自分について考えなさい。」


そう言うとチョコはお肉を自分のホークで刺して勉の口元へ持っていった。


「ほら、あ〜んは?」

「いや拙者は…。」

「あ〜んは?」

「それは、かっ間接キスなのでは…。」

「あ〜んは?」

「あ〜ん。」


勉が欲望に負けてチョコのお肉を食べた瞬間だった。


「びばぶぼべやたかそらやつさや。」

勉は意味不明な言葉を発して身体から黒い化け物を放出した。


「キャー。」

三人の美女と悟が悲鳴をあげて俺の後ろに隠れる。


三人の美女とおまけの一人が俺に頼った事で俺の身体の熱さは限界突破した。


「今よ!ラムネやっちゃいなさい。」

チョコは日本刀入りのギターケースを少し離れたテーブルの上に置いていたので俺に生き霊を切る様に指示した。


熱い、熱い、俺の身体が熱い!


「うおーーー、暗黒剣!」

俺は勉の悪霊を切り捨てた。


いつもと同じ様に切り捨てたはずだったのだが、一瞬だけ黒い物を剣が吸った様に見えた。


「ぼっ僕はチョコさんが大好きです。

チョコさんが大好きだーーーー!

いつか必ず立派な医師になってチョコさんをみんなを幸せにしてみせます。」


さっきまで死んだ様な目をしてた勉は、突然生き生きとしてチョコに大声で告白しだしたのだ。


「あっ、そうっ、そうよね。

立派な医師になってみんなを救ってあげないとね…、頑張ってね。」


チョコは新たに爆誕したストーカーという生霊から少しずつ離れていった。


「ハイ、俺はチョコさんと同じ文武両道を目指し必ず立派な内科医になってみせます。

その際は是非俺と…」


チョコは勉に最後まで言わせない。


「あー、文武両道よ文武両道。

私も立派な剣術家にならなくちゃ!

私は修練があるからもう帰るね、それじゃ。」

チョコは逃げる様に撤退した。


「俺はやるぜ!」

勉は今までが嘘の様に食べ物をがっつき、悟に挨拶すると勉強しに部屋に戻っていった。


悟も影響を受けたのか熱くなっている様だ。


「今日は勉を助けてくれてありがとうラムネ。

でも、次のテストも手は抜かないよ。

僕達はライバルだ。」

そう言って悟は帰っていった。


俺はやるぜ。だの、俺達はライバルだ。とか聞かされた俺の右肩はさっき霊を切ったばかりなのに再び反応しまくって熱くなっていた。


そんな俺に三人の美女が高揚した顔を向けて話しかけてきた。


「弟を救ってくれてありがとうございます。

今日は遅いので泊まって帰って下さい。」


「良かったら姉の部屋じゃなくて私の部屋に…。」


「歳下はお嫌いですか?」


恋愛経験の全くない三人の美女がそれぞれ俺を誘う。


熱い、熱い、俺の身体が熱い!


「俺なら三人同時ももちろん可能だ。

俺の夜の暗黒剣で三人をQOL、クオリティオブレディにして天国を見せてやろう。」


「まあステキですわ。」

「これが男の中の男なのね。」

「私達はじめてだから全てお任せします。」

俺は三人の美女を抱えてお風呂に案内してもらった。


お風呂場で二回ずつ、その後寝室に移り七回ずつ、結局計27回。

俺は天国という名の地獄を味わった。


三人の天才美女はそっちも天才だった。


俺を熱く柔らかく強く包み込んできて、終わっても次の暗黒剣が次々に立ち上がったのだ。


それはまるで終わりのない快楽地獄の様だった。


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