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教会での降誕節

 それから数年がたって、教会に来だしてから、降誕節と言えば礼拝。その約1か月前からアドベントが始まり、「神は仰せられた。『光、あれ。』すると光があった」(創世記1:3)などの光に関する聖句を唱えながら、点火していくのである。


 そういうのを見ながら「そうだヨなぁ。そういうのが降誕節というもんなんであって、キリストであるイエスの降誕を祝わなかったら、何やってんだってことになるよなあ」などと感心したものである。

こんなわけで、降誕節にプレゼントを呉れてやったり、男女が一緒に過ごすとか勝手に決めているのをアホたれのように思っていた訳である。まあ、アホたれなんであるが。




 ところが、降誕節礼拝の後、「子どもにはケーキが出ます」ということで、簡単な茶話会が持たれた。大人は茶を飲みながら、普段は来ない信者の親類の方たちと懇話した。あまりカネのない教会なので大したケーキは出ないのだが、普段教会に来ない子どもは、本格的な降誕節で窮屈なあと、解放されながら、食べるものとて嬉しそうである。


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