表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
情報部   作者: 如雨露
6/8

先輩達

露璃先輩との衝撃の出会いから20分後、僕と情報部の先輩方は1番最初の部屋(ここからは1の部屋とする)にいた。

僕はまだ露璃先輩の下着姿が頭から離れないため、顔を真っ赤にしていた。


なんで、日本で下着姿で寝るんだよ。

しばらくは露璃先輩と顔を合わすだけで、真っ赤になるだろう。溜息がでそうだ。


露璃先輩は真っ赤な顔の僕を見てニヤニヤしている。


…溜息がでた。

気にしないようにしよう。

とりあえず、情報部について話を聞かなければ。


「珠川先輩から入部させてもらえると聞いたのですが、本当ですか?」


これは大切なことだ。


「いいよ。」


とりあえず安心した。


この学園では部長が部員を入部させたり、強制退部(リストラ)させたりすることができる。顧問も存在はするが、教師同様形だけである。


僕には入部させていただけるのか尋ねることの他にもう一つ聞きたいことがあった。


「珠川先輩に露璃先輩が僕を探すように言っていたと聞いたのですが、どうしてですか?」


これをどうしても、聞きたかった。


すると、露璃先輩は少し考えているような、素振りをみせたが、すぐに答えた。


「秘密だ。慶一は私を覚えていないんだろう?」


少し拗ねているように見える。

しかし、僕は全く思い出せない。


「教えてもらえませんか?」

「嫌だ自分で思い出して。」


怒らせてしまったようだ。


参ったな、どうすれば良いだろう。


助けを求めて、珠川先輩の方を見ると、彼女は相変わらず笑顔で、だが、どこか呆れている様子だった。もちろん、露璃先輩にだ。


せめて、ヒントでもあれば思い出せるとおもうのだけど。


「まぁ、良いや。

それより、情報部の説明するね。」




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ