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漫画雑学2
『魔人探偵脳噛ネウロ』の11巻で面白い文章がある。
「シェイクスピアを見たこともない男がネコをキーボードの上で歩き回らせ、いつか偶然にもシェイクスピアの戯曲が完成するのを待っている。そんな無駄な挑戦だ」
これを『ハムレット』で計算してみるとおよそ32301語。この語数はスペースを含めた文字数にして176522語に相当する。
一般的なキーボードの数101を基準に考えると、最初の1文字である題名HamletのHを打つ確率は101分の1である。2文字目はこれの二乗となり10201となる。
そう考えると101の176522乗が正解となる。
集英社も秋田書店も講談社も漫画の吹き出しには句読点をつけない。つける必要がないからだ。ただし小学館の漫画にだけはついている。なんでつけているかは不明。たぶん廃止されても問題はないだろう。