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細菌学者の独り言

 理科の実験とかでよく使うペトリシャーレを開発したのはコッホなのだ。

 彼はコレラの原因となるコレラ菌を発見したのだ。

 当時、細菌が病気を発生させると信じなかったペッテンコーファーという学者がいた。

 彼はそれを証明しようとペトリ皿に培養されたコレラ菌を飲んだが発病しなかった。

 理由はいまだに不明なのだ。


 ペッテンコーファーは感染症予防のために下水道の整備が必要と唱え、下水道が整備されたのだ。

 そののちコッホが上水道の整備が必要と唱えたので、上水道も整備されることになったのだ。

 どちらの理屈も正しいが、こうして西欧は上下水道が整備されることとなったのだ。

 下水道の整備によってペストが、上水道の整備によってコレラが予防され、こうして西欧で猛威をふるった感染症の歴史は収束に向かったのだ。


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