いつもと違う部屋で
本日3話目
よろしくお願いします
タイトル いつもと違う部屋で
ある日ある番組の終了後
某地方局(仮)楽屋にてーー
フセサトミ▼
番組出演の女性占い師。今日は控えめ
タッカー▼
武道娘。常識と非常識の狭間に悩む。
チュー子▼
メガネ陰キャ担当娘。意外に武闘派。腹黒さはレッサーパンダ級
レイサン▼
匠の日本人形。やっぱりポニーテール同盟入りたい。スズランテープでポニーテール自作。最近調子に乗っている
ーーー ーーー ーーー ーーー
フセサトミ
私はこれで帰るけど、貴方たちも早く帰るのよ!
仮楽屋なんだからね!
特にそこの二人組は良く反省するように!!
はぁ、セトモの復旧が待ち遠しいわ……
タッカー
そんなまたトモさんをセ〇ムみたいに
フセサトミ
警備会社第1号ね
チュー子、レイサン!
トモも高いところからあなたたちを見守ってるんだから、分かってるわね?
タッカー
トモさんはガールズスカウトの大会に参加してるだけです
フセサトミ
どっかの高い山でマイムマイムしに行ったのよね
チュー子、レイサン!
ココにもいないミスターにも感謝しなさい、あ、じゃ、私はこれで
お疲れ様~
◎パタン
チュー子
本当に帰っちゃいましたね
タッカー
人に会う用事ある言ってたからね
チュー子
『晴海の狂犬』さん?でしたっけ?
タッカー
晴海の狂犬はフセさんのことで、フセさんをそう呼ぶ友人らしいよ
さ、それはまた気が向いたときに本人が話すだろうから、自分たちは反省と掃除だ
まずは反省から
チュー子
う、申し訳ありません
タッカー
うん、今は謝罪はいいよ
まずは何でいつもの楽屋の壁紙が、ボロボロになったか、だよね
大量の猫が爪とぎでもしたの?ってレベルで……
チュー子
わたしとレイサンが調子に乗りました……
タッカー
うん、一部は自分が手裏剣刺したわけだけど……
そこ……ゴミ増やさない!
どこから持ってきた、そのスズランテープの束!
チュー子
お手製ウイッグらしいですよ?
タッカー
壁に撃壁背水掌だけじゃないの!?
チュー子
う、それはわたしがお兄ちゃんのマンガ読ませたから……
七つの星の伝説の十四巻……
タッカー
だよね、自分教えてないし
え!?
マンガ読んだだけで出来たの?
チュー子
接近戦の中でこの技は真価を発揮する、とかイロイロわたしが蘊蓄したから……試行錯誤三回目で壁紙がチョット破れました
ならこうならどうか、とイロイロ創意工夫しまして……
タッカー
結果壁紙がぼろぼろ
チュー子
うっ
タッカー
プロデューサーさんもボロボロ
チュー子
うにゅ
タッカー
床に崩れながら、仮の楽屋を即用意してくれて、即日修繕業者さんを手配して……大人ってすごいね
少しは反省したかい、レイサ……ぶっ!?
チュー子
あ。
完成したんですねウイッグ
黒髪に白のぼさぼさ、シュール
あ、スキップしてる……あ、違うマイムマイムだ
タッカー
それ、話聞いてるのに反省してないってこと!?
ポニーテール同盟はあきらめたんじゃなかったの?
何その変な執念!?
チュー子
フセさんはかっこいいから、そっちに寄せる結論になったみたいですよ
タッカー
???
チュー子
フセさんが喜ぶと思ったから撃壁背水掌も完成させたみたいですし
フランケンシュタイナーは無理だったみたいですよ?
ちっちゃいから物理的にキビシーですもんね
タッカー
あれ、ちょっと待って?
レイサン、ちょっとこっちに
大丈夫、怒んないから、ちょっとこっちに来なさい
◎むにっ
何かな、この間はただハサミ握って寝てた訳じゃなかったと?
チュー子
うわぁ
レイサンの頬っぺたすごい伸びるんですねぇ、オモチみたいです
タッカー
貴様、狸寝入りか!?
自分とヨッシーは微妙な空間で、微妙なジュース飲んだのに!!!
お前も飲むか?
フセさん発注間違えて、三箱向こうの楽屋にまだあるからね!
おい、何とか言ってみろ!?
チュー子
それ喋れないんじゃないですか?
頬引っ張られてて
喋る気があるかどうかは知りませんけど
タッカー
………
……
…
あ。
チュー子
タッカーさん、スマホ光ってますよ
タッカー
あ、着信?
ありがとうございました




