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脳内英雄少年

作者: NagiSa

いつにもましてキチガイ注意。

作者の考えることはちとアレです。


さくっとよめます。

 世界は近いうちに終わりを迎えることとなる。少しずつ壊れているそうなのだ。どのように壊れて行っているのかは僕にはまだ分からない。それは今から探すこととなっている。頭の中で。

 とにかく、終わりが来ることは確実なのだ。何故言いきれるかというと、夢で少女が僕にそう告げたからだ。

 なぜそのような夢を見たのかはよくわからないけれど、夢というのは記憶の整理という説がある。つまり、夢の中の少女の言ったことは僕が考えていたことに等しい。だから、世界が終るというのは本当のことなのだ。

 朝ごはんの味噌汁の豆腐を箸でうまくつかんで口に運んでいた姉にそう告げたら、姉はその後二十分ほど笑い転げてしまいその結果学校に遅刻してしまったようだ。姉はおそらく恐怖で一時的に精神が壊れてしまっていたのだろう。

 登校中、どのようにして世界は終わりを迎えるのか考えていた。少しずつ壊れ始めているという話から地球のプレートが異常をきたして、結果地球自体が終ってしまうのだろうと思った。

 授業中、いつものように睡眠式学習をしていると夢の中でまた今朝の少女が出てきた。どうやら僕に世界の終わりを食い止めて英雄になってほしいらしい。そのことから、登校中に考えた説は間違っていると確信した。だって、そんな終わり方なら僕は止められないし、怖いから止めないと思うし。

 不意に後頭部を叩かれ強制的に現実へ引き戻された。丁度数学の教師が通り過ぎたところだった。何故僕が数学で睡眠式学習を取るかというと、数を眺めていても何も分からないからだ。ならいっそ夢の中で解決してしまおうと思った。この学習法を始めたのは、小学二年生の時掛け算九九がお覚えられなかった時だ。周りの人々は簡単に覚えられる裏技を使ったようだが僕はそんなものに頼りたくはなかった。正々堂々と戦いたいものだ。第一、九かける九は何故十八にならないのだ。その時点で騎士道精神が感じられない。

 次の国語の授業でも睡眠式学習をした。この学習法は先生には評判が良くないらしく毎回何故か怒られる。だが、そんな先生達の気持ちが解らないでもない。何故って寝るだけで覚えられてしまっては教師という仕事が成り立たないからだ。ただ、だからって定期テストを睡眠式学習を導入している生徒には解けない問題ばかりにするのはやめてほしいものだ。けれどやはり僕はすごい人らしく、学年の生徒百二十九人中百二十九位という頂点に立っている。

 だからこそだ。僕は必ず世界の終わりを止め、英雄になる。そうして勉強などという不公平な物をこの世の中からなくすのだ。

 僕は放課後さらに考えを巡らせた。出てきた案は、海が干からびて水が無くなるのと雷が落ちてきて僕が焼かれてしまう、というものだった。しかしやはりどちらも止められそうにない最悪の結末だった。

 疲れた僕は家に帰ってすぐに眠りについてしまった。



 翌日、何故かとても頭がすっきりした。やはりこれが睡眠式学習の効果だ。

 しかし今日の朝食姉が妙な事を言い出していた。昨日の変な話はどうなったのと聞いてきたのだ。僕は昨日姉に何か話したのだろうか。思い出すことができない。

どうでしたか? 意味不明だったでしょう。

何か書こうと思って急にこんな話になってました。

気分を害された方、すみません。

主人公はイタイ子です。


お読みいただきありがとうございました。

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