小倉口の戦い!アメリカ戦艦飛行船VS大友忍者戦闘飛行船第四十四話 Blood of Redemption ― 贖罪の血 ―
第四十四話は物語全体の大きな転換点なので、戦闘だけではなく「親子の再会」と「救済」を中心に、感情を丁寧に描く構成にしました。
小倉口の戦い!アメリカ戦艦飛行船VS大友忍者戦闘飛行船
第四十四話
Blood of Redemption
― 贖罪の血 ―
燃え上がる小倉城――。
漆黒の夜空を赤く染める炎。
小倉城へ墜落した戦艦飛行船 USSサスケハナ は城壁に深々と突き刺さり、その巨体は軋み続けていた。
機関室では、ヴィクター・フランケンシュタイン博士の指揮のもと、水兵たちが懸命に消火活動を続ける。
「第四エンジンへ全ての冷却水を回せ!」
大量の蒸気が吹き上がり、激しく燃えていた機関室の炎はようやく消えた。
残るのは黒煙だけ。
しかし、小倉城そのものはなお激しく燃え続けていた。
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その城下。
炎を背負い、二人の戦士が向かい合う。
鉄馬・フォイセ・デ・ブーメランギ。
左腕は肩から切断され、鮮血が鎧を濡らす。
それでも右手には百キロを超える巨大鎌――グランファルカ。
隕石ウイルスが全身を侵食し、筋肉、骨、血液、神経を極限まで活性化させる。
痛みは消えた。
出血も抑えられている。
残る命を全て、この一撃へ。
フォイセは露出した胸部のスチーム・コアだけを見据えていた。
(あの心臓を砕けば終わる……。)
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対するは、
スチーム・フランケンシュタイン
左手のガトリングガン義手は破壊された、左膝の義足も破壊された、胸部は裂け、蒸気機関と肉体が露出している。
蒸気が狂ったように噴き上がる。
「殺す……!」
赤く染まった瞳。
「壊す……!」
理性は消えた。
「全部……壊す!!」
蒸気が爆発する。
轟音とともにスチーム・ジャンパーが火を噴き、怪物は一直線にフォイセへ飛び出した。
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その瞬間だった。
夜空から一筋の蒸気。
「ヤメローーーーーーー!!」
影丸・インフェルノ!
青白い蒸気を引きながら急降下する!
(二人とも死ぬ!)
(私の血液をJrへ入れれば……理論上、暴走は止まるはずだ!)
賭けだった。
だが迷いはない。
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フランケンの口が大きく開く。
咆哮。
悲しみか。
怒りか。
誰にも分からない叫び。
インフェルノは躊躇なく右腕をその口へ突っ込んだ。
「Jr!!」
ガギィィィィィッ!!
鋼鉄の牙が腕を噛み砕く。
骨まで達した。
動脈が裂ける。
静脈も切れる。
鮮血が噴水のように吹き上がった。
しかしインフェルノは腕を引かなかった。
「飲め……Jr……!」
血液が喉を通り、体内へ流れ込む。
隕石ウイルスを宿した影丸・インフェルノの血。
それは誰にも作れない、唯一の血液だった。
暴走するスチーム・コアへ流れ込む。
赤く暴れていたコアが静かに緑色へ変化する。
鼓動が整う。
蒸気が落ち着いていく。
そして――
真紅だった瞳が、ゆっくりと優しい緑へ戻った。
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「……カゲ……マル……?」
Jrは目の前の人物を見る。
自分の口に腕を突っ込んだまま、微笑む男。
ダディ。
口を離した瞬間、
インフェルノの右腕は皮一枚でぶら下がっていた。
大量の血が地面を赤く染める。
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「ダ……ディ……。」
Jrの身体が震えた。
記憶が蘇る。
イギリス。
暖かな陽射しが差し込む研究所。
「これは『あ』だよ。」
「これは『空』。」
「花は綺麗だろう?」
「山も、川も、鳥も虫も……世界は美しい。」
インフェルノはいつも笑っていた。
失敗しても怒らなかった。
抱きしめてくれた。
「お前は私の大切な息子だ。」
「見た目なんて関係ない。」
「優しい心がここにある。」
胸を指差しながら笑った。
「お前は人類の光になれる。」
「影丸・インフェルノ・フランケンシュタイン・Jr。」
「それがお前の名前だ。」
隣ではヴィクター博士も微笑んでいた。
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さらに記憶が溢れる。
「軍隊の兵器には使わせない!」
インフェルノが怒鳴る。
「研究費が必要なんだ!」
ヴィクター博士も叫ぶ。
「平和利用の約束だった!」
影丸・インフェルノ
ヴィクター博士に見つからない様に馬車に乗り込む
「馬車に乗って日本に行く船に乗ろう…ダディがお前を日本に連れて行く…人を殺す兵器などにはさせない…」
Jr「ダディ…僕…怖いよ…」
軍隊。
包囲された港。
「Jrを連れて行くなら廃棄しろとの命令だ!」
冷たい命令。
「君は国外追放だ!」
泣きながら抱き合う父と息子。
「勉強して賢くなれ…」
「そして日本へ来るんだ…」
「私は待っている…Jr…」
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「僕は……。」
Jrの涙が止まらない。
「復讐のためじゃ……ない……。」
「ダディに……会いたかっただけなんだ……。」
その場に崩れ落ちる。
狼の遠吠えのような悲痛な慟哭が、小倉城の炎の中へ響き渡った。
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フォイセ・デ・ブーメランギは巨大鎌を地面へ突き立てる。
「……正気に戻ったか…ナムアミダブツ…」
そのまま倒れ込む。
左肩から流れる血。
意識は薄れていく。
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影丸・インフェルノも膝をつく。
右腕からは止まることのない出血。
顔色は真っ青だった。
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少し離れた場所では、炉・ア・ガーラ・デ・フェーロも右肺を撃ち抜かれ、苦しげに呼吸を繰り返していた。
その横でビリー・ザ・キッドが右胸にスチーム手裏剣が刺さった状態で膝を着いている。
そこへ、
珠・ア・プラーガ・ヴェルメーリャ専用スチーム・ファイターが舞い降りる。
「兄さん!!」
ア・プラーガ・ヴェルメーリャは駆け寄った。
アルジャーノンの姿はなかった。
途中で振り落とされたのだ。
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その頃。
母艦『シャドウ・ホーク・闇鷹』。
聖痕のジャガス・鬼姫はスチーム・モニターを見つめる。
「直ちに救援回収!」
「手術の準備を!」
「私の血液を使えば、まだ助かります!」
しかし――
眼下にはサスケハナ。
砲塔はまだ生きている。
母艦では近づけない。
その時。
スチーム・モールス信号。
夜叉丸・デスペラードより。
『ワレ、サイレントサンダー震電丸空中強襲仕様。爆弾庫ハ空。救援ニ向カウ。』
鬼姫は即座に返信する。
『デスペラード、救援ニ向カエ。』
夜空に、新たな蒸気の光が走った。
救うための戦いは、まだ終わっていなかった――。
この技のリアルな動きはYouTubeで公開中!
「大友宗麟の忍者」
・「抜刀術」
・「手裏剣の有効性についての検証」
・「アニメーションで見る豊後国・乙原の里・隠れ里の説明」
・大友宗麟の忍者の末裔が現代のスポーツ・アーチェリーや陸上競技で応用
・居合術
・陸上競技ハードル走での忍術トレーニング
・陸上競技100メートル走での忍者ダッシュ!方法の説明!
などなど…
https://www.youtube.com/@%E5%BF%8D%E8%80%85%E3%81%AE%E3%81%8B%E3%81%A8%E3%81%86%E3%81%95%E3%82%93




