小倉口の戦い!アメリカ戦艦飛行船VS大友忍者戦闘飛行船 ---第三十七話 「サスケハナ爆発!DragonFire!」
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小倉口の戦い!アメリカ戦艦飛行船VS大友忍者戦闘飛行船
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第三十七話
「サスケハナ爆発!DragonFire!」
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サスケハナ――蒸気機関室。
ゴウン……
ゴウン……
ゴウン……
ゴウン……
四基の巨大蒸気機関が唸りを上げていた。
飛行戦艦サスケハナ。
その空を飛ぶ秘密。
それこそが――
スチーム・コア。
高濃度スチーム・ガスを発生させる超技術。
少量の気体で巨大飛行船を浮かせる異常な発明。
そのおかげで、
大砲。
装甲。
機関砲。
兵員。
全てを搭載できる。
世界最強の空飛ぶ戦艦。
そして――
その技術を完成させた男が二人いた。
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機関室上空。
スチーム・ジャンパーで浮遊する男。
ヴィクター・フランケンシュタイン博士。
その顔には怒りも憎しみもなかった。
あるのは純粋な敬意。
そして執着。
「やはり君と私は天才だ。」
「このスチーム・コアを実用化できたのは私達二人だけだ。」
「飛行船。」
「小型飛行船。」
「スチーム・ジャンパー。」
「どれも素晴らしい。」
彼は本気だった。
敵としてではなく。
研究者として。
友人として。
影丸・インフェルノを見ていた。
「アメリカへ来ないか?」
「能力ある者が評価される国だ。」
「君の研究にも莫大な予算が付く。」
「私は大統領の依頼で君を迎えに来たのだ。」
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影丸・インフェルノは静かだった。
機関室の熱風の中。
ゴーグル越しに友を見つめる。
「アメリカは素晴らしい…」
「能力のある者が評価される国だ…」
「それは認める…」
ヴィクターの顔が少し明るくなる。
だが。
次の言葉で凍り付いた。
「しかし私は日本人だ!」
「豊後藩士であり!」
「大友忍軍の忍者だ!」
「私がいる場所は――日ノ本しかない!」
沈黙。
ヴィクターの胸が締め付けられる。
理解できた。
交渉は終わったのだと。
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影丸が両掌を合わせる。
メラ……
炎が灯る。
ヴィクターの顔色が変わる。
「やめろ!」
メラメラ……
「影丸……」
「やめてくれ……」
その声は。
敵将の声ではなかった。
友人の声だった。
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イ……
炎が大きくなる。
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ン……
ヴィクターの背中から二本の機械腕が展開。
リボルバー照準。
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フ……
「やめてくれ!」
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ェ……
影丸の両肩。
クロスピストル展開。
シュバババッ!!
六枚の手裏剣。
0.2秒で3枚の手裏剣が発射!
それが両肩から!
ヴィクターは四本の腕で迎撃。
ガガガガガッ!!
しかし一枚。
左脇腹へ命中。
「ぐっ!」
血が飛ぶ。
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ル……
影丸の瞳が燃える。
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ノ!!
ゴオオオオオオオオオオオオオオッ!!
機関室全体が業火に包まれた。
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天井。
床。
配管。
蒸気機関。
全てが燃え上がる。
まるで地獄。
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水兵達。
「ぎゃあああああ!!」
「熱い!」
「助けてくれ!」
「逃げろぉぉ!!」
彼らは恐怖した。
敵ではない。
炎そのものに。
理解不能だった。
燃料庫ではない。
火薬庫でもない。
なのに。
床から炎が生えている。
誰も理解できない。
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ヴィクターも絶叫する。
「ぎゃあああああああああ!!」
炎をまといながら飛ぶ。
スチーム・ジャンパー全開。
機関室。
廊下。
厨房。
食堂。
レクリエーション室。
次々に突き抜ける。
彼の頭にあったのは一つ。
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私の飛行船だ。
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芸術作品だ。
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私達が作った夢だ。
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壊すな。
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その一心だった。
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五秒。
業火が消える。
突然。
静寂。
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だが。
熱だけが残った。
配管が赤熱。
蒸気圧急上昇。
機関員達の呼吸器や眼球が焼けている。
動けない
話せない
見えない
しかし蒸気機関の異常な音!
振動!
圧力異常…
冷却が追いつかない…
コアが暴走している…
駄目だ…
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ギイイイイイイイイ!!
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ゴン!
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ガン!!
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ドゴン!!
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四基の蒸気機関が悲鳴を上げる。
機関員達は恐怖した
彼らには分かる。
これは終わりだ。
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心の叫び!
コアが死ぬ!!
逃げろ!!
爆発するぞ!!
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二基が限界突破。
オーバーヒート。
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影丸・インフェルノも気付く。
「いかん!」
スチーム・ジャンパー全開。
脱出!
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その数秒後。
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ドォォォォォォォン!!!
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ドォォォォォォォン!!!
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二基のボイラーが爆発。
炎。
熱風。
衝撃波。
夜空を赤く染める。
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小倉城上空。
巨大飛行戦艦サスケハナ。
その腹から炎が吹き上がった。
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ボフッ!!
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夜空に巨大な火柱。
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小倉湾。
その光景を高杉晋作が見上げていた。
咳をしながら。
しかし目は輝いていた。
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坂本龍馬が叫ぶ。
「以蔵!!見ゆうか!!」
「空じゃ!!」
「日ノ本の飛行船がメリケンの飛行船と戦うちゅう!!」
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カルヴァ(岡田以蔵)。
「まっこと凄いぜよ……」
「空で戦争じゃ……」
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龍馬は笑う。
「わしら海で戦うだけでも驚いちょった。」
「しかし大友忍軍は違う!」
「空じゃ!」
「空で大砲撃しちゆう!」
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炎上するサスケハナ。
飛び交うスチーム・ファイター。
闇夜を裂く砲火。
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龍馬は目を輝かせる。
「こんな戦……見たことないぜよ!」
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高杉晋作も静かに呟く。
「空を飛ぶ戦艦同士の戦!
歴史上初めての戦闘だ!
この戦は!
ただの局地戦ではない!
戦闘飛行船はエゲレス!
メリケン!
そして日ノ本だけが保有する!
日ノ本が列強に入る戦だ!
世界の時代が変わる!」
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その空を見上げながら。
誰もまだ知らなかった。
この異常な戦いが。
やがて幕府を揺るがし。
大政奉還へ続く大きな流れの一つになることを――。
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つづく
この技のリアルな動きはYouTubeで公開中!
「大友宗麟の忍者」
・「抜刀術」
・「手裏剣の有効性についての検証」
・「アニメーションで見る豊後国・乙原の里・隠れ里の説明」
・大友宗麟の忍者の末裔が現代のスポーツ・アーチェリーや陸上競技で応用
・居合術
・陸上競技ハードル走での忍術トレーニング
・陸上競技100メートル走での忍者ダッシュ!方法の説明!
などなど…
https://www.youtube.com/@%E5%BF%8D%E8%80%85%E3%81%AE%E3%81%8B%E3%81%A8%E3%81%86%E3%81%95%E3%82%93




