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THE BATTLE ABOVE HAGI CASTLE ― VII ― 萩城上空・208ミリ砲 VS 200ミリ砲 ― 「鋼鉄の盾を捨て、木造船体で砲弾を受け流せ!」

「いつも応援ありがとうございます!よりクオリティの高い物語をお届けするため、今後の更新ペースを【毎週 月・木・土の0:00】に変更させていただきます。引き続き、大友忍軍とスチームパンクな忍者の旅をお楽しみください!」


Xで毎日イラストを投稿しています。



幕末!忍者スチーム・ワールドの世界!


蒸気機関戦闘忍者飛行船!


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大友忍者!



https://x.com/sa104095


是非!


ご覧下さい!


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悪い評価⭐︎であっても正直に感じた気持ちを残していただけると、




今後の作品作りの参考になりますので、よろしくお願いいたします。

THE BATTLE ABOVE HAGI CASTLE ― VII


― 萩城上空・208ミリ砲 VS 200ミリ砲 ―


「鋼鉄の盾を捨て、木造船体で砲弾を受け流せ!」


――萩城上空。


轟音とともに、シャドウ・ホーク闇鷹の艦首から――


ズズズズズ……ガコンッ!!


巨大な砲身がせり出している!


208ミリ・アームストロング砲!!


その艦首がゆっくりと回り――


HMSユーライアラスへ向く!!



---


ユーライアラス艦橋


アレクサンダー艦長

「……来るぞ。」


「あの208ミリ砲の直撃を受ける!!」


副艦長

「艦長! 外部コンクリート装甲では……!」


アレクサンダー

「分かっている!」


一瞬の判断。


「砲弾を船体内部で炸裂させてはならん。」


「貫通させるんだ。」


副艦長

「貫通……?」


アレクサンダー

「そうだ。」


「コンクリート装甲を残せば、砲弾が内部で止まる可能性がある。」


「ならば――」


「船体コンクリートブロック! パージ!!」



---


ガガガガガガッ!!


ユーライアラスの船体外部。


巨大なコンクリートブロックが――


バラバラバラッ!!


次々と切り離されていく!


落下するコンクリート片!


そして――


姿を現したのは、


純粋な木造船体!!


副艦長

「外装……全てパージ完了!」


アレクサンダー

「これでいい。」


副艦長

「しかし艦長! 装甲を捨てれば、敵弾が船体を容易に貫通します!」


アレクサンダー

「その通りだ。」


「だが――」


アレクサンダーはシャドウ・ホークを見据える。


「貫通させればいい。」


「巨大な砲弾を船体内部で爆発させなければ、被害を最小限にできる。」


副艦長

「……!」


アレクサンダー

「戦場では、防御を捨てる決断も必要だ。」


「そして我々には、まだ200ミリ砲がある。」



---


その時!!


ガコンッ!!


ユーライアラス艦首――!


200ミリ・アームストロング砲!!


巨大砲身!


標的――


シャドウ・ホーク闇鷹!!



---


シャドウ・ホーク闇鷹


鞍馬・デステロ

「……!」


「敵艦が外部ユニットをパージしたぞ!!」


「我が艦の主砲を――」


「船体内部で爆発させず、貫通させる気だな!!」


デステロは敵艦を見つめる。


「……うーん。」


「敵艦の船長が代わったと聞いていたが……」


「機転が利く。決断も速い……。」



---


ワイル・ウエフ飛行船


夜叉丸・デスペラード

「敵艦! 外壁パージ!!」


「主砲がシャドウ・ホーク闇鷹へ向いていく!」


「援護射撃だ!!」


加藤アサキ・砲術長代理

「了解!」


「左舷アームストロング砲――!」


「4番から6番!!」


「砲撃戦用意!!」


しかし――


アサキが敵艦を見上げる。


ユーライアラスの右舷側。


全ての砲がシャドウ・ホークを狙っている。


ワイル・ウエフはその右舷下から上昇しているため――


ユーライアラスからワイル・ウエフへ砲撃することはできない!


アサキ

「……!」


「艦長!」


「角度が足りません!!」


夜叉丸

「なら――!」


「右傾斜!!」


「80度!!」



---


ゴゴゴゴゴゴゴ……!!


ワイル・ウエフ飛行船が――


大きく傾く!!


右へ――80度!!


龍馬

「うおおおおお!?」


長州藩主・毛利敬親

「ま、また傾けるのか!?」


山県有朋

「先ほどよりも……さらに深い!!」


船内の長州家臣たち

「うわあああああ!!」


全員が必死に身体を支える!



---


そして――


アサキ。


紐による固定なし。


両足で床を踏みしめ――


足の指だけで床をつかむ!!


長州藩主たち

「おおおおおおおお!!」


龍馬

「す、すごいぜよ……!」





アサキの豊後藩軍服は太腿までで切れている。

その裾が風圧で揺れる。

腰を落とした状態で、後から見ている龍馬たちからは

、ズボンは履いていなくフンドシが見える!


大きな尻。

フンドシのアサキ。


その尻に見とれる長州藩主と家臣達。






それでも彼女は――


照準器から目を離さない。


アームストロング砲・4番!


5番!


6番!


ロックオン!!


夜叉丸

「砲術長代理!」


「キサマのタイミングで発射しろ!!」


アサキ

「…………。」


照準。


距離。


角度。


敵艦の姿勢。


すべてを読む。


そして――


「ファイア!!!!」


ドドド――――ン!!!!


3発!!


アームストロング砲弾が――


ほぼ真上へ!!


ズドドドドドドッ!!


そして――


ユーライアラス下面へ!!


ドゴォォォォォォン!!


ドゴォォォォォォン!!


ドゴォォォォォォン!!


下部甲板に3発直撃!!


バキバキバキィィィッ!!


ユーライアラス下部甲板が大きく破壊される!


その衝撃で――


グラァァァッ!!


艦首が大きくぶれる!!


アレクサンダー

「なにっ!?」


照準器が揺れる!


副艦長

「艦首が安定しません!!」


アレクサンダー

「姿勢制御!!」


「被害報告!!」



---


シャドウ・ホーク闇鷹


デステロ

「敵艦の照準が外れた!」


「ロックオン!!」


砲術員

「208ミリ・アームストロング砲、発射準備完了!」


デステロ

「――ファイア!!!!」


ドォォォォォォン!!!!


巨大な砲弾が飛び出す!


208ミリ!!


一直線に――


ユーライアラスへ!!


ズゴォォォォォォッ!!


そして――


命中!!


ドゴォォォォォォン!!!!


しかし――


ユーライアラスは木造船体!


ズバァァァァン!!


砲弾は――


貫通!!


船体を突き抜ける!!


そのまま飛翔し――


萩城の横へ!


ドォォォォォォン!!!!


巨大な爆発!!


夜叉丸

「貫通?!」


デステロ

「貫通した!! くそ!!」



---


ユーライアラス艦橋。


アレクサンダー

「貫通した!」


「だが――!」


「200ミリ砲! シャドウ・ホーク闇鷹に向けてロックオン!!」


砲術員

「ロックオン!」


アレクサンダー

「ファイア!!」


ドォォォォォォン!!


200ミリ砲弾――


シャドウ・ホークへ!!


ドゴォォォォォォン!!




巨大な砲弾が一直線にシャドウ・ホーク闇鷹に迫る!





直撃!!


ゴォォォォォォン!!


艦体が大きく揺れる!!





デステロ

「うおっ!!」


「被害報告!!」




船員

「スチーム・シールドが防御!!」


「船体損傷は軽微!!」


「ですが――!」


「艦首側スチーム・シールド、全て故障!!」


デステロ

「……!」


一瞬、敵艦を見る。


そして――


「スチーム・シールドが生きている艦尾を敵に向けろ!!」


「砲撃継続!!」



---


ゴゴゴゴゴゴゴ……!!


シャドウ・ホーク闇鷹が旋回!


ユーライアラスへ向けていた艦首が――


右へ!


さらに右へ!


そして――


艦尾をユーライアラスへ!!



---


空中砲撃戦――再開!!


ドォン!!


ドゴォン!!


ズドォォン!!


ユーライアラス!側面砲塔から砲撃!


シャドウ・ホーク闇鷹!側面砲塔から砲撃!


互いの砲弾が空を交差する!!


ユーライアラスは二基のエンジンを失いながらも撃ち続ける!


シャドウ・ホークも艦尾側のスチーム・シールドを盾に砲撃!


激しい!!


激しい!!


激しい!!



---


そして――


アレクサンダー艦長が叫ぶ。


「…………もう十分だ。」


副艦長

「艦長?」


アレクサンダー

「スチーム・ジェット!!」


「――――」


「点火!!」


ガコンッ!!


ユーライアラス後部――


待機していたスチーム・ジェット機構が作動!


シュゴォォォォォォォォォォッ!!!!


巨大な蒸気噴射!!


HMSユーライアラスが――


猛烈な加速!!


「うおおおおおお!!」


船体が一気に前へ!!


アレクサンダー

「戦いはここまでだ!!」


「全速離脱!!」



---


HMSユーライアラスは――


萩上空から離れていく。


向かう先は――


上海。


イギリス海軍基地へ。


シュゴォォォォォォォォッ!!


空に長い飛行跡を残しながら――


英国戦闘フリゲート飛行船は遠ざかっていく。



---


シャドウ・ホーク闇鷹。


デステロは、その飛行跡を見つめる。


「…………手強い相手だった。」



---


ワイル・ウエフ飛行船。


夜叉丸

「単艦で……ここまで戦うとは。」


「敵の艦長が代わったと聞いたが……」


「侮れない!!」



---


そして――


龍馬。


長州藩主。


長州家臣たち。


誰もが、遠ざかるユーライアラスを見つめていた。


龍馬

「……これが……」


「空の戦争……。」


毛利敬親

「凄まじい……。」


山県有朋

「二隻の巨大飛行船が……」


「砲撃を交わしながら空を飛ぶとは……!」


伊藤博文

「これほどの戦いが……」


「我々の頭上で行われていたのか!」


井上馨

「STEAM・NINJA……!」


広沢真臣

「恐るべき時代になった……!」


そして龍馬が――


拳を握る。


「……いや。」


「これからの時代を、わしらが作るんじゃ。」



---


ワイル・ウエフ飛行船・船内


戦闘が終わり――


静寂。


負傷してハンモックで休む父――


加藤 智。


その隣へ、アサキが歩いてくる。


アサキは父を見つめる。


そして――


小さく微笑む。


「父さん。」


「…………」


「やったよ……。」


――萩城上空の戦い。


ここに、一つの決着がついた。


THE BATTLE ABOVE HAGI CASTLE ― VII


END

読んでくださり、ありがとうございます。


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