岡田以蔵を救出せよ!大友忍者VS沖田総司!
新しい「大友忍者戦記!幕末激闘編」
この物語では坂本龍馬の「商人ネットワーク」からの依頼で「大友忍軍」が幕末の世界で忍術を駆使して坂本龍馬達を影で救い戦う。
この章では、イキナリ沖田総司!岡田以蔵!大友忍者!が戦いを繰広げます!
大友忍者戦記・幕末編
旋鎖の竜 ― 沖田総司 VS キキ
京の夜。
細い路地に、追い詰められた男がいた。
血に濡れた着物。
肩で息をする剣客。
土佐の人斬り――
岡田以蔵。
その前に立つのは、白い顔の剣士。
新選組一番隊組長。
天才剣士――
沖田総司。
背後の道は塞がれている。
屋根の上にも気配。
そして静かに、沖田が刀を抜いた。
「ここまでですね、以蔵さん」
刀が月光を受けて白く光る。
「あなたの首は、
京の治安のために必要なんです」
以蔵は笑った。
「ほざけ…新選組」
だが体は限界だった。
沖田の構えが変わる。
天然理心流の必殺突き。
地面が蹴られた。
シュッ
人間の目では追えない速さ。
刀が一直線に喉へ走る。
「ここまでだ」
以蔵は悟った。
(終わった)
その瞬間――
カンッ!!
金属音。
沖田の刀が止まった。
鎖が絡んでいる。
路地の屋根から黒い影が降りた。
長い鎖が刃に巻きついている。
大友忍者のくノ一――
キキ。
両手に握られているのは
異様な武器。
両手鎖鎌。
しかも鎖は常識を超える長さ。
十数メートル。
そして静かに言う。
> 「助けに来た」
以蔵が驚く。
> 「誰の頼みだ」
キキの答えは一つ。
> 「坂本龍馬」
沖田の目が細くなる。
> 「忍びですか…」
> 「面白い」
刀を構えた。
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大友忍術
「龍嵐旋鎖」
キキの腕が動いた。
次の瞬間――
鎖が唸った。
ビュオオオッ!!
両手の鎖鎌が空を裂く。
まるで巨大な鞭。
だがただの鞭ではない。
二本の鎖が高速で回転し
空気を巻き込む。
竜巻。
路地の埃が舞い上がる。
瓦が震える。
鎌の刃が竜の牙のように襲う。
これが大友忍者の秘術。
龍嵐旋鎖
竜巻のように回転する鎖鎌の嵐。
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天才剣士
沖田は下がらない。
むしろ笑った。
> 「なるほど…」
刀を構え直す。
天然理心流。
天才剣士の直感が告げる。
(正面突破しかない)
踏み込み。
瞬速三連斬。
鎖を斬る。
火花が飛ぶ。
だが鎖は止まらない。
キキの腕が回る。
竜巻がさらに強くなる。
鎖が鞭のように叩きつける。
バシン!!
沖田の肩が裂ける。
それでも突っ込む。
剣が閃く。
鎖を斬り裂く。
距離を詰める。
あと三歩。
だが――
キキが回転した。
鎖嵐の中から足が飛ぶ。
蹴撃。
踵に装着された短刀。
刃の蹴り。
沖田の突きと交差する。
一瞬。
そして。
ズッ
短刀が胸に刺さる。
沖田の体が止まった。
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天才の最後
沖田は驚いた顔をした。
> 「…速い」
血が口から流れる。
膝が落ちる。
その時。
遠くから足音。
> 「総司!!」
駆け込んできたのは
新選組副長――
土方歳三。
沖田が土方の袖を掴む。
息が弱い。
> 「副長…」
> 「忍び…強いです…」
そして小さく笑う。
> 「でも…」
> 「忍びに負けたなんて…」
> 「誰にも言わないでください」
> 「新選組の…恥です」
土方の拳が震える。
両目が充血し!全身が怒りで震えている!
沖田の手がゆっくり落ちた。
京の夜は静まり返る。
霧が流れる。
そこにもう
大友忍者の姿は無かった。
京の路地。
雨が石畳を濡らしている。
地面には倒れた剣士。
新選組一番隊組長――
沖田総司。
その胸には、忍びの刃。
副長の目がゆっくり燃え上がる。
土方歳三。
土方は静かに沖田の体を横たえる。
雨が血を流していく。
そしてゆっくり立ち上がった。
刀を抜く。
低い声。
「出てこい…忍び」
屋根の影が動く。
黒装束が降りた。
大友忍者のくノ一鎖鎌術の達人――
キキ。
続く
好評でしたら執筆を早くしたいと思います




