第四話 朝ご飯、物凄い対決とともに~
今回の料理はフランスです!(結構簡単...)多分!
そして、文字数長い?と思います...
投稿が遅れました...この報告、2回目です、すいません...(本当に)
「ふんふふぅん♪」
今っ!私はメイド寮の最上階(15階)のなっがぁ~い廊下をスキップしながら自分の部屋に帰っているところですっ!
やぁ~...にしてもさっきのはマジで恥ずかしかったわぁ~
異性、しかも国王の前で寝衣のままとか、ないわぁ~...あっ!生徒指導の先生みたいな人は...
なんも言ってなかったので、セーフ!
...おっと、ついた!
ガ....
そう言えば...あんとき爆発した家具諸々とかどうなったんだろ?
そんままはやよ?ご飯作れんし
ドキドキ
ガチャ
キョロキョロ
「...ほっ、家具とか全部元に戻ってる、良かった~」
ぐぅ~
「お腹が空きました~、さて、ご飯を作りましょうか!」
とその前に...着替えないとね、メイド服
仕方ないな、だってこれしかないし
割愛!~20分後~
き、着たことないから手間取ってしまった...
お腹めっちゃ空いた~、早く作らんと骸骨になってまうよ
クルッスタスタスタ
えっと、冷蔵庫ってこんなんだったっけ...
なんか冷蔵庫がメガ進化しとる...
でもでもぉ~ここは王国、きっと食材がすごいことになるぞぉ~!
キャビア、フォアグラ、白トリュフ、タラバガニ、黒毛和牛、伊勢海老っ!
じゅるり
...あっ!でもここ異世界だよね?日本とか外国の食材なんてあるのかな?
ん~、もうおいしけりゃあ何でもいい!
「どんな食材が入ってるんだろぉ~!」
わくわっく
ガチャ
冷蔵庫の中に入っていたのは...水!
「...空っ⁉ほぼなんも入ってねぇ!」
ガビーン!
なんてこった!これではピエン通り越してパオンだよ!
これでは朝ご飯が作れないよ!
...どうしよ、う~む、むむむ...あっ!そうだ、調理場に行こう!
ゴソゴソ
ポケットあさり~の~...
あった!テッテレ~ン♪王城内の地図ぅ~
ん~...おっ!あったあった、えーとなになに?調理場は、リビングの横...おけ丸!
って事でGOo~
タッタッタッタッタッタッタッ...バンッ!
60分後っ!チャララァ~チャララン~チャンチャン♪お風呂が湧きました
現在、調理場の入り口です、オーバー
...てのは冗談で...調理場の雰囲気が...ピリついてては入れん
「メイド長、ここに何の用だ?」
突如、後ろから野太い声が聞こえた
ひゃっ!(高音)
クルリ
ちょ、マジでビックリした!
一瞬、この人の事熊か何かと思ってたよ...
だって、この人、超でっけ――んだもん!!
おっと、質問に答えないとね
「朝ごはんのために食材が欲しいんです」
まぁ、欲を言うと自分用も...
そう言うと目の前の筋肉くんが訝しげにしている
「ほう、メイド長は料理を作れないと聞いていたのだが?」
「...つ、作れるようになったんです...」
「成程、なら、その腕、確かめさせてもらおう!」
えっ?なんか某ゲームのポケ○ントレーナーみたいなこと言ってる...
だが、勝負内容は料理、これは勝った!って事で
「その勝負、受けて立つ!」
「! おう!」
かくして、コック長VSメイド長の勝負が始まった
「まぁ、食材が国王陛下用なもんで、全部が全部高価なものばかりだからな、作った料理は国王陛下に食べてもらおう!」
...げぇ―――――――っ!いやいやいや!聞いてない!聞いてないよ!そんなこと!!
と、言おうとしたら、おっちゃんがもう料理作りを始めている
仕方ねぇ、はじめっか!
ん~、まず冷蔵庫ダッシュ!
ガッパオ
中に入っているのは~。
ダチョウの卵みたいなやつ(×30)、ガラスの箱に入ってる小麦粉?(×20)、
霜降り謎肉(×10ちょっとキモイ)、エ...ビ?(×10)
パ..ン?(×30種類違い)紫色の...野...菜?(×50色違い・種類違い)
えっ?ちょっと待って!何か後半全部モザイク必要なんだけど!!??
...まぁ、前半は日本にもあるやつだし、取り敢えず冷蔵庫しめよう
あっ!調味料はどこだ?
キョロキョロ
あ~、コンロ?の上にあったわ、え~胡椒、塩、砂糖、油...えっ⁉それだけ⁉
えっ?えっ?酒とかみりんとか味噌とか醬油とかマヨとかケチャとかわ⁉
ひゃー、しけてるわ~、まじかぁ~...はは...時間ないし、早く作ろう
ん~問題は...国王が少食派か多食派か、かなぁ~
国王を思い出そう...スリム...足長...腕長..はっ!イケメンだった!
まて!そこじゃない!...スリムなら少食だな!よしきた
イメージは、フランス料理...かなぁ~
ん~でも、どう見ても材料が足りない...後半のやつ使うか?
でも調理方法知らんし...ん?なんだあの板?
冷蔵庫のドアの側面に貼ってあった、白樺の板を腰をかがめて見る
『調理方法・味』
ななっ!なんと!ちょうどいいところに⁉
これは...勝ったな、フロ食ってくる
ほむほむ...分かった!
はいでは、翔宮 和樹の3分(1時間)クッキング~♪
材料、1アボカド、2トマト、3グレープフルーツ、4オリーブ油、5塩、6パセリ、7合い挽き肉、9ブロリー、10人参、◎11卵、12パン粉(乾燥)、13牛乳、14塩、15胡椒、16ナツメグ、17ケチャップ、18ウスターソース、19コンソメ、20赤ワイン(白でも可)、♡21薄力粉、♡22ココア、♡23ベーキングパウダー、♡24砂糖、◎25サラダ油、26クリームコーン缶、27クリームシチューのルー、28生クリーム、29バター、30粗塩、31黒コショウ、32水、33玉葱
サラダッ!
①1(1個)、2(1個)をダイズに切って、3(½個)をスプーンでえぐって合わせます♪
②4(大さじ2)、5(少々)ちょっと、お好みで6少々、皿はガラスのサラダボウルがいいです♪
スープッ!(一杯は26の空き缶分)
①26(約400g)を開けて鍋に入ますっ!
②26の空き缶で一杯分の32を①に加えて火にかけます
③27(½箱)を加え溶かします
④27が溶けたら13を一杯を加えて混ぜたら、お好みでパセリ少々!皿はコーヒーカップ&ソーサー白かスーププレート白がいいと思います♪
スクランブルエッグッ!
①11(2個)を溶き、28(50ml)と混ぜ合わせます
②フライパンを強火にかけ29(5g)を溶かしたら、①を加えざっとかき混ぜる。余熱で火が通るので早めに火から下ろします
③皿に盛り、30(適量)、黒コショウ(適量)をかけます!
皿はディナープレート白がいいと思います!
ハンバーグッ!
①皮をむいた10(一本)と9(½株)一口サイズに切り、それぞれ塩茹でしておく。
12(½カップ)は13(大さじ3)で湿らせておく
②33を細かくみじん切りにして耐熱ボールに入れ、25(大さじ1)を混ぜてラップをかけずに電子レンジ(500W)で(4分)加熱しまふ
③33の余熱が取れたら、ハンバーグの全ての材料をボウルに入れ、
粘りが出るまで良く混ぜ合わせる
④一口サイズに丸めて25(大さじ1)をひいたフライパンで焦げ目がつくまで両面を焼く(完全に火が通っていなくてもいい大丈夫)
⑤その際、34肉汁も一緒に取っておく
⑥17、18、19、20、34を鍋に混ぜる、①の野菜とハンバーグを入れ沸騰させたら火を止め皿に盛る
皿はオーバルプレート白がいいと思います!
ケークっ!
・耐熱保存容器に♡を入れ、しっかりフタをして、縦、横、上下などに良くふる
・◎を入れ、小さな泡立て器で良く混ぜる
・フタをのせて、電子レンジ(600W)で約2分
・生焼けの所がないことを確認!
・上に生クリームをホイップするといいかも!
・皿はティーカップかサラダボウルがいいと思います!
フランスパン、サラダ菜をスクランブルに添えるといいと思います!
つつ...ついに!かん↗せー↘
題「なんか、フランス料理っぽい翔宮料理~♪」...だっさっ!名前だっさっ!
あのね?ミンチとかさ?ザッ肉ッ!...しかなくてさ?包丁でみじん切りしたんだよ?
他にはさ?後半にあった材料さ?ほぼ違う素材に変えたんだよ?
はは...
食べたいけど...
キュゥー
私のお腹の虫が少しなった
あらやだ恥ずかしい...でも...食べたい...
舌鼓をうつ
いっただっきまぁ~す!
ふっ、この事態を見越して二食分作っていたのさ...
この素晴らしい料理を食べられない君達の為に...!か・ん・そ!!..う!!!
人参とブロリーが甘いっ!野菜なの?果物のフルーティーな甘さじゃなくて、野菜本来の甘さというかんじ?砂糖のキツイ甘さじゃなくてまろやかな甘さ...そんまま食える...ハンバーグっ!がパン粉牛乳のお陰で凄くフワフワしてる...しかも肉肉しぃ...
ステーキ食ってるみたい..一嚙み一嚙みずつに肉汁がじゅわーって出て来る...
玉葱の霊圧が消えかかってるけど、味はちゃんと出てる、でも、味が変わってコンソメみたいになってる...物凄い重々しい肉汁とコンソメ、少し甘い玉葱の味が奏でるハーモニー...すぎょい...デミグラスソースがなかったからどうなるかと思ってたのにケチャとウスターとコンソメと赤ワインでかなり味がまとまってる、...あっ!生クリーム入れてもよかったかも!うん..ちょっと酸っぱい、今入れるか?まよ...あっ!マヨネーズ入れてもいね!
アボカドのバター感濃厚VSグレープフルーツスッキリ感フルーティー!喧嘩するんか?喧嘩するんやろ?喧嘩..........仲良しぃ!明石○さんまさんみたいな感じの食レポ...てへぺろん!
ちょうどいいっ!すごい!喧嘩しない!身近に例えると...バニラアイスにレモン汁を同時に食べるみたいな感じ?ロ○ソンに売ってるレモンアイスみたいな感じかな?うまいっ!(煉獄○ん)
トメイトもいい仕事してる!濃厚なアボカドをトメイトとグレープフルーツで相殺してる
...うっまっ!パンケーキみたい!パンケーキがトマ、グレでバターがアボてな感じで―――
おっと...これ以上食べるとなくなるな(鑑定の分)...
はっ!殺気!
横を向くと見習いのコック少年が私の作った料理を食べたそうによだれをたらし..そうになっている
これは渡さんぞ!絶対に!
さて報告報告っと
「かんせーしました~」
筋肉ん、流石に終わってるかな?...と思ったら
あれ?筋肉んまだ終わってない
なんで?私、1時間かかったよ?
「なっなにっ!終わっただと⁉ざっ戯言を...」
と、ダッシュでこっちに来る筋肉ん
あっ、今筋肉んが尻餅ついた
「なっ!なんということだ...宮廷料理長の私よりも早く、完成形が美!まるで芸術的料理っ!!!」
え?大袈裟では?...あぁ~なるほ、(私の名付けた)名前はだっさいけどフランス料理って形綺麗だからね
すると、筋肉んがまるで神様を見るような目で私を見てくる
うげぇ...
「よしっ!早速国王陛下に食べてもらおう!」
「え?あの拒否権は?」
「さて、運び係A!この料理を丁寧に持ち運べ!」
「あっはい、ないですね、分かりました」
私の料理がプールの上の電化製品を運ぶように運ばれているところを泣きそうな目で見守った
.................
............
......
『美味!誰が作ったのだ⁉褒めてつかわす!こちらに来い!』
うわぁ~...お呼び出しくらっちゃったよめんど...
調理場に突っ立ってた私をメイドBか背中を押す
えぇ~...えぇ~...めんどおおおおおおお!
え?え?結構威力あるんだけど?
思わず後ろを見る
「なっ⁉この料理は貴様が作ったのか!!??」
えっ!ちょっと待って!なんでここに国王がいるの⁉
あたりを見回すと、地図に書かれていたリビング...だった...
いやいやいやいやいや!ここリビングじゃないよ!リビングをビックライトで100倍にした広場だよ!机なっがっ!横なっがっ!縦な―――がっ!んでもって一人しかいねぇー!いらねっ!机、いらねっ!
おっと取り乱したよ...言葉のキャッチボールっと...
「えっと...まぁ...はい、そうですね」
とたん国王が手を降ろす、するとメイド、執事、コック長その他諸々がこの部屋から退室する
「なんと!貴様にこのような才能があったとわ!」
あっははあはははっ!
国王の笑い声が無駄に広いこの部屋に響く
あの...高笑いしないでください...
ガン引きしますよ?
あれ?...
「なんでさっきと喋り方違うんですか?」
するとピンッと国王が人差し指を立てた
「なに、簡単なことだ、業務と私情を分けられない程私は愚かではない」
...うざっ
という心の中の気持ちは心のゴミ箱にポイッとしましょう♪
「へ~そうなんですね~」
「ふむ...貴様に提案なんだが...」
「あの、その貴様っていうのはやめてください、私にはしょ...ソルニ・シルフィと言う名前があるんですよ?直してくれたら提案に乗ります!」
「はっ、よく言う、相手は仮にも国王だぞ?無礼だと自分でも思わんのか?」
返事はただ一つ!
「ないです!」
はい、よくできましたぁ~
「ふっ」
あっヤバい
耳を塞ぎましょう!
「ははははははははははははっ!」
ギーン
み...耳が...
「ひー...ふぅ、まぁ、こちらにも有があるからな、名前を読んでやらんでもない」
「やらんでもない?」
「はぁ..読んでやろう」
勝った!勝ちました!...あれ?何に?
「提案とわ、ソルニ、明日から貴様が私の給仕をしろ」
「へ?」
なっ...なななななななにぃいいいいいいいいいいいいいいいっ!!!!!??
ˋ( ° ▽、°)国王「明日から朝ご飯よろ」
(。・ω・。)?翔宮「ワッツ?」
少し面白ければ星マ、面白ければブクマを宜しくお願いします!( •̀ .̫ •́ )✧
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