作詞・8
二度と会えない明日へ さようならと告げた明日へ
また会おうぜと誓った明日へ 未だに会えない明日へ
いつだって夢に見てきたんだ 漠然と大成する僕を
いつだって期待していたんだ 偶然で救われる必然を
隣の人より幸せに 昨日の自分より立派に
張り合うものでもないだろう そもそも君のものでもないだろう
昨日君が泣いていたんだ 突然で何も言えなかったよ
明日また泣いてくれるなら 次こそは何でも言ってやれるよ
「あの時ああしていればな」 言っている間に今日を後悔して
明日に託した沢山に 今日もまた寝首を掻かれそうだ
何もできない できたくもない そんなこと言うなよ
乗り越えてきた透明を 今は忘れているだけなんだろう
悲しみから目を背けるのは 悲しみがちゃんと見えているから
置き去りにしてきた夢希望 服の裾を掴んで離さない
今日まで積み上げた無意味たち 本当に無意味なら良かったのにな
僕が諦めた明日を 持ってきてくれたのは君なんだ
使い道もまるで分からないけど 折角だから大切にすることにしたよ
明日君が泣いてくれたって どうせ今日の二の舞だろうな
変わるだけのこともしてないし 「変われたら」ってまたそんなことばかり
借金暮らしから脱け出そう その為にまずお金を借りよう
明日に見送った負債は 手もつけられない 目も当てられない
いっそのこと死んじまおうか そうすれば返さなくて良いよな
自分より高値の借金も 君から受け取った優しさも
歩き慣れたこの道がいつの間にか真っ暗になっていた
寄り道だらけの両足はもはや轍すら辿れなくなっていた
どうせ無理なことばかりだ 生きるのもこんなに辛いんだ
そうだな そうだろうな だけどそれはずっと変わっていないぜ 昨日今日の話じゃないんだぜ
僕が喚いた昨日だって 君が嘆いた今日だって 生まれた時から生きづらい もちろん明日だってそうなんだぜ
ふと君が目の前で笑ったよ やっぱり何も言えなかったよ
結局変われなかったよ 笑い返すことしかできなかったよ
突然今日が襲ってきた そんなことある訳ないんだ
毎日同じような今日だろう ただ僕がへこたれただけだよ
君も同じで 今日と同じで 変わらないままいつまでも君のまま
嫌になって振り返ってみたら 僕もずっと進んでいたみたい
飽きるほど疲れてもいないよな もう少しだけ歩いてみようか
二度と会えない明日へ さようならと告げた明日へ
また会おうぜと誓った明日へ 未だに会えない明日へ
『負債』




