作詞・3
走り終えた街灯が照らしていた子猫はまだ震えたままだった
死ぬ気で覚えた英単語も今じゃどこで失くしたかも思い出せない
夢見たいだけなら寝てろよ 叶えたいならさっさと起きろよ
地震で燃えた街並み 夜空の下でとても綺麗だった
言われなくても分かっているよ つまらないことしか思いつかないんだ
本当にごめんな でもさ 痣のできた頬で笑う君も似たようなもんだぜ
楽したい奴らを笑った奴らはみんな命賭けてんのかな
星屑たちの掃き溜めがあんなにも輝いて見えるなんて
気遣いで傷つけるなら優しさなんて捨てちまえ
それすらもできないくらいにはあんたも優しい奴なんだぜ
走り続ける星は息も切れ切れ 転がるピエロは止まる気もない
病院には行く 薬は飲まない 何で治らないかは分からない
何をしても許されたい 何されても許してやりたくない
傷が叫んだ悲鳴を聞いた心は知らん振り
殺したのは自分だろう 転んだのも全部自分だろう
鼻の奥が何故か震えている 汚れたぬいぐるみを抱いて
簡単に「死ぬ」なんて言うな なら簡単に「死ぬな」なんて言うな
流れる涙を止める術もあんたしか持っていないもんだぜ
止めたくない涙があるならそれは素晴らしいことだと思うよ
格好つけの善行が救った100万の命
紳士ぶった臆病者の野次に耳を傾ける意味もないよ
白紙の履歴書 クレヨンが踊る壁紙
君の好きな人の好きな人の好きな人は君 ついでに僕の好きな人も君
憧れがくれた野球帽 彼が捕まったのは5年後
燃やしたいのは間違いないだろう なのに燃やせないのは何故だろう
海に沈めた携帯電話が最後に鳴らしたのは愛する母だよ
誰のせいでもないだろう きっと君のせいでもないだろう
世界を変えられるのは世界を嫌い続けた奴だけ
世界を支え続けるのは世界で耐え続けた奴だけ
夢も未来も好きに望めない それはあんただけじゃないけどさ
せめてあんたは笑ってほしいよ 戦い続けるあんたは
涙流しながらでも ほらまた へらへらして勇み行くんだ
跳ねた魚も 飛んだ少女も 転んだ今も 知らない君も
どうでも良いか そうでもないか ほら見てみろよ 朝日が昇る
『不謹慎』




