「嫉妬」/「雪の上の天使」
課題:診断メーカーhttps://shindanmaker.com/28927
お題:「朝の車内」で登場人物が「嫉妬する」、「跡」という単語を使ったお話を考えて下さい。
「嫉妬」
朝の車内に漂うのは安っぽい酒と下品な香水の臭いと、昨夜行われたであろうことの生々しい残り香だ。シートにその跡を見つけて私は泣きながらウェットティッシュで拭いた。わざわざ私の車で……当てつけのつもりなんだろうか。もう嫉妬という感情すら浮かんでこない。ただ、そう、ただ悔しいだけだ。
コメント:思いついてしまったのは仕方がない(開き直り)。他は載せてこれだけ載せないのかと言われるのは癪なので自分から載せておく。彼女の相手は男性か、女性か。決めるのはあなたです。
課題:#リプできた単語を入れてSSを書く
お題:温度
「雪の上の天使」
「冷たいねぇ」空を見上げて彼女が笑う。
それはそうだ、いくらコートを着込んでいるとは言え雪に体を投げ出しているんだから。どうして、と訊ねると「たまにはこんなバカな真似もいいかなって」と暢気な返事。差し出された手を掴んで引き起こす。彼女の掌。彼女の温度。そのすべてを愛しく感じた。
コメント:なんでこれを同時に載せた(苦笑)? ほのぼの路線。