「まおきし」※
なんとなく短編の取っ掛かりになりそうなSS。
拙作『魔王子は女騎士の腕の中で微睡む~炎の魔女~』https://ncode.syosetu.com/n4783de/より。
課題:shindanmaker.com/375517
お題:貴方はアウグストで『愛される条件』をお題にして140文字SSを書いてください。
『愛される条件』
「愛し愛されるのに条件なぞ必要だろうか? いや、そんなものは必要ないな」
寄進された最新の読み物を机上に放り投げ、アウグストが言った。
珍しくマトモなことを言うものだと思い、トマスが目を向けると、わがままな王子は鼻で笑って続けた。
「私は愛されるに決まっている」
全く、やれやれだ。
コメント:ほんとにやれやれな王子様である。
課題:shindanmaker.com/375517
お題:貴方はルべリアで『そうだったっけ、覚えてないや』をお題にして140文字SSを書いてください。
『身に覚えのない困りごと』
「そう、でしたっけ。覚えておりませんでした……」
ルべリアは言い淀む。
それはそうだ、今初めて言ったのだから。
申し訳ありませんと謝る妻を、狡い夫であるアウグストは満面の笑みで許した。
「だが、忘れてしまったのなら罰を受けて貰わねば」
さて、どんな風に困らせてやろうかと、彼は目を細めた。
コメント:まったく、どうしようもない王子様です。妻に甘えてほしいアウグスト、鈍感な奥さまはそんな思惑には気づかないので、こうやって困らせて憂さを晴らしてます。いつまでもイチャイチャしていることでしょう、この二人は。




