第11話 剣の妖精?
仕事に追われて書けませんでしたorz
しかも蓄膿症まで併発…もうだめポorz
「あ、剣が折れた。」
この言葉から今日の出来事は始まった。
それは何時もと変わらない日だった。
銀子さんが久しぶりに剣でも使って特訓するかぁ~!とノリノリなテンションで裏庭へ出た時に止めておけば良かったと後悔している。
適当に樽に突っ込んでいたそこらへん(迷宮の宝箱)からかっぱらってきた(持ち帰ってきた)剣を手に正眼に構える銀子さんに相対するように僕は盾をしっかりと構え、片手剣を握る。
ぱっと見た感じおどろおどろしい気配を漂わせる剣に僕は冷や汗を掻きながら銀子さんい問いかけようと構えをずらした瞬間だった。
「隙ありぃっ!!」
咄嗟に首筋を護るように片手剣と盾で剣を鋏み込むように防御した瞬間、それは訪れた。
「あ、剣が折れた。」
「ちょ…っ!!」
剣が折れた瞬間、風が辺りに吹き荒れて僕たちを包み込んだ。
「ふむ、主が我の主かぇ?」
「はい?」
声がしたので恐る恐る目を開けると目の前に黒髪の和服の美女が目の前に立っていた。
それはもう威風堂々と…分かる人が分かる言い方をすると雰囲気は我様な金ぴか。
此方を見つめる金の瞳に自身の身長を超えてなお余りある黒髪。
やたら艶のある舌なめずりに思わず僕は言った。
「あ、すいません。人違いです。」
「そ、そうか…?ってそんな訳無かろうがぁっ!!」
僕は穏便に済ませようとした。ただそれだけだったんだ。…別に面倒くさそうな雰囲気がしたからとかじゃないよ?…たぶん。
取り敢えず逃げようと身体を反転させるがどういう訳か目の前からその美女が離れない…比喩的表現ではなくて…。
「…あるぇ?」
「ったく、此処には我と主しか居らんだろうが…大体主は…」
ぷんすかと擬音が付きそうな体勢で此方を怒りしかも説教を始める美女。
うわ、面倒くさいのに掴まったと思い切り渋面を作って腕を組んで話が終わるのを待ってみる。
「…であるからして…。」
大学の教授でもここまで長い話をしないのでは?と思うほどに時間が経ち、そろそろ眠くなってきた頃…。
「…そもそも男とは…」
「あ、ごめん、もう…無理。」
「ん?あ、主!話はまだ…!!」
僕の意識は落ちた。
「お~い、ゆーく~ん…早く起きないと首と胴体が泣き別れちゃうぞ~?」
そんな銀子さんの目覚ましで僕は目が覚めた。
目を開けると笑顔で剣を大上段に構えてる銀子さん。
咄嗟に横に転がった瞬間にそれは振り下ろされた。
…正直怖かったです。
訓練後、銀子さんに剣が折れたか聞いたがそんな事は無かったし何時も通りキチンとあれから数合は持って吹き飛ばされたとの事だった。
はて?あれはなんだったのか…?
気になって樽の剣を一本覗き込んでみたらよく磨かれた刀身にあの美女の顔が映って僕に向かって何か言っていた。
『ツ・ギ・ハ・ノ・ガ・サ・ナ・イ』
これって呪いの剣じゃ…?
何が書きたかったのかは自分でも分からなかった。
余りの痛みに…明日耳鼻科行って来ます。