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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ベルものがたり

作者: どるあき

第一章「中天才科学者でも恋がしたい!」


 ベルフォメット・アーデライトは機械の国”アイアロン”に住む天才科学者だ。どれくらい天才かというと、戦争で人のいなくなった大地に機械の住民と機械の街を作り、そこで”アイアロン”という国家を作り神になったレベルの天才である。


しかし、神になった今も彼の心は満たされていなかった。


「あぁ~、恋がしたい。・・・愛されたい。」


彼の悩みは切実だった。戦争で人がいなくなった大地には機械の住民はいれど、彼以外の生命、ましてや人間など存在しないのだ。


機会の住民達には人間と同じような知能を授けた。その結果、彼らは勝手に彼らは社会を形成するにいたったが機械はどこまでいっても機械なのだ。機械と恋愛なんてできやしない。


この世界に彼と恋愛できるものなどいないのだ。


「第一ボディが機械のまんまじゃ、セックスだってできやしないし気持ちよくもないだろ。」

「ん?待てよ?人間そっくりのロボットを作って恋愛すればいんじゃね?やっぱり僕は天才だぁ!」


ベルフォメットはこの案を”女神様計画”と名前をつけた。九人の女性ロボットを作り、彼女達と恋愛をする。それが”女神様計画”の全貌だ。


 ーーーベルフォメット・アーデライトの壮大な婚活計画が今始まった。


第二章「僕の女神様計画~一人目モノ」


 ベルフォメットは歓喜していた。やっと女神様計画の一人目が完成したのだ。彼女の名前は”モノ”、名前は昔の国の数字からつけた、1番最初に作ったからモノだ。われながらセンスが無いと思っているがボディの出来はそれなりに良い。


まるでに日本人形を思わせるような綺麗な黒髪。宝石のように赤い瞳。そして、この地では見る事もほとんどない雪のように白い肌。


「僕がティーンの頃、恋をしたアニメのキャラを想像しながらつくったんだ。可愛いくないわけがないだろ」


そんな事をつぶやきながら、ベルフォメットは彼女の電源を起動した。


「あなたが私を創ったのかい。まずは例を言おう。この私をこんなに可愛く創造してくれたことにワタシは大いに感謝するよ。そしてよろしく。ではエスコートを頼むよ。」


気が向いたら続き書く

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