不思議な転校生とルニアの過去
私ルニア!低級魔法使いの12才なんだけど上級魔法使いになるために特訓中。今日は転校生が来るんだって。楽しみだなぁ。
私、ルニア!魔法学校の低級魔法使い。今日は転校生が来るらしいの!でも、今日は学校に遅れそう・・・
「皆さん!今日は転校生が来ますよ。仲良くしてやって下さい。」「すいません!遅れました!」「ルニア来るのおせーな」確かに今日は遅れた。「うん。ごめん!」私は準備をしながら先生の話を聞いた。「では転校生来て下さい!」「はい!」高い声が聞こえたから女の子だと思ったら、男の子だったのでびっくりした。その子の髪色が水色なので水星の国の子だろう。「アイツか・・・」とランス君が唸る声が聞こえ、勝手に知り合いかな?と、思ってしまった。でも、その後、あんなことになるとは思っていなかった・・・
その顔を女子が覗いて、『キャキャ〜〜!』と、黄色い歓声が流れていた。「うんと、ソラ、って言います。水星の国から来ました。宜しくお願いします。」「ルニアさんのとなりの席が空いていますね。その席に座ってください。」少しビックリしてしまった。
休み時間・・・
「ルニアちゃ〜ん」まさかのソラ君からの呼び出しだ。「え?ち、ちょっとぉ〜!」私は手首ガッシリ掴まれて誰一人居ない運動場に連れて行かれてしまった。 ・・・すると、なんだかブツブツ呪文を唱えてるみたい。
呪文を唱え終わったのか、瞑ってた目を開いた。何と、辺りが急にお城の一部の様になった。「ふふふ、やっぱりメムルと、リルの娘は可愛いなぁ。」と、1人の老婆が居て、その隣に、老人が居た。・・・誰だろう・・・?すると、心を読んだように、ソラ君が「君のおじいさんとおばあさんだよ。」と言った。
それからしばらくして、「しかし、魔法は使えるかのぅ・・・」と、つぶやきが聞こえてから、部屋が移り変わった。
「嫌だ。魔法選別なんてしたく無い。」・・・どういう情況!?
「・・・君の娘は、きっと魔法選別をしなければ魔法は使えん!!」そう論争しているのは、おじいちゃんとお母さんだった!「あれはメムルの最後の力も宿っているんだ! メムルと、一生懸命産んだあの子に、魔法選別なんてさせたくない!どっちの魔力も、捨てたくないっ・・・!お前はそんな事考えていなかったのか!?」「ルニアの将来を考えているわしの方が正しいだろう!?」
しばらく論争して、終わったら「・・・私自身に決めさせてくれ。」「・・・・・」
「わっ、僕の魔力が限界だぁ。」そう言ってまたブツブツ呪文を唱えていた。・・・私の過去にそんなことがあったなんて。 すると。「ル〜二〜ア〜さ〜ん〜・・・たいっがいにしなっさ〜い!」
先生の鬼の様な声が運動場に響いた。「ひどいっソラ君っ!・・・ごめんなさいっ、 うわぁ〜ん!」ソラ君は私が怒られる前にワープ魔法を使って教室に先に戻っていたらしい。・・・シンプルにひどい。
というかソラ君って何者なの?
みんな〜今回のお話はどうだったかな〜あっ、説明遅れました!莉香です!最近友だちのNちゃんとUちゃんと会ったの〜★☆皆には友達いる?
友達って素敵だよネ〜♡私はあんまり自分から話しかけるタイプじゃないけどUちゃんはUちゃんから話してくれたんだ!
Nちゃんとは、いつの間にか仲が良くなっていたんだよね(笑)
んまぁ皆も友達を大切にしてね☆★
バイバ〜い♡