勇者レン誕生
「おめでとう!君は勇者に選ばれた!」
「は?俺が?」
「そうだよ!さ、職業を選んでね!」
そう言われた俺は何もわからないまま職業一覧をみた。
下級職業
戦士・・・剣・槍・盾を装備できる攻撃型
援士・・・杖・槍・盾を装備できるサポート型
格闘士・・・ツメ・槍を装備できる攻撃・スピード型
射撃士・・・銃・短剣を装備できる遠距離型
魔法士・・・杖・ムチ・本を装備できる呪文型
この中なら・・・
「戦士で」
「オーケー。次に君の名前は?」
「俺はレンだ」
「じゃあ勇者レン、君には大魔王を倒す使命を与える!」
「え?」
「それまで、現実世界には帰れませ~ん」
「は!?」
「じゃ、頑張って!」
「ちょ、まて!!」
だがもう遅かった。
「あれ!?どこだここ?」
全く知らない家にいた。
わけがわからん。
ここはどこだ?
家を出てみるとでっかい街だった。
もしかして・・・
「異世界にきたのか!!」
俺は驚いた。
まじかよ。
俺は今異世界にいるんだ!
「異世界だーーーーーーーーーー!」
俺はテンションが上がった。
まさか異世界にこれるとは思わなかったからだ。
「まずなにをするかだな」
俺は状況を整理した。
俺は異世界にいて、変な奴に大魔王を倒せと言われたと。
まずは武器を買うか。
てか俺、金を持っているのか?
俺はポケットに手を突っ込んだ。
「うわ!?」
なんと今持っていたアイテムなどが勝手に出てきたのだ。
「すげぇ!」
俺はまた驚いた。
俺は財布の中身をみた。
「え!?10万もはいってる!?」
俺はまたまた驚いた。
10万もあれば買い放題じゃねえか。
俺は武器屋に直行した。
「おっちゃん!この店の一番高い武器を売ってくれ!」
「はいよ」
そう言って店の人は光の剣を持ってきた。
「よっしゃあー!」
俺は光の剣を手に入れた。
こうして俺の勇者としての人生が始まったんだ!!