7話 新能力と訓練と決闘
どうも。今回はやっと戦闘に入りました。そしてブックマークが増えてる!有り難うございます。泣いて喜んでます!
とりあえずキラさんを目覚めさせなければ。
「もーしもーし」
手をキラさんの前でひらひらしてみる。
「起きてますかー?」
うん。駄目だねコレ。どうしよう。訓練の時間が失われていく!え?散々自分で無駄にしてるじゃないかって?それはそれ、これはこれだ。ともかくキラさんの目を覚まさなければ。何かいい方法ないかな?
・・・
そうだ!異世界人補正で検索してみよう!
___________________________________________________________________________________
「能力名:異世界人補正」を発動します。
モード:検索
___________________________________________________________________________________
思ったとおりだ。え?何が思ったとおりかって?それはだな、ステータスは念じれば出てくるからスキルも念じれば発動できるかな?というものだ。そんなことはともかくキラさんを起こすためのスキルを検索しよう。なんて検索しよう?とりあえず『気絶 起こす』で
___________________________________________________________________________________
『気絶 起こす』で検索します。
・・・
検索結果50件を発見しました。数を絞りますか?
YES/NO
___________________________________________________________________________________
もちろんYESである。
___________________________________________________________________________________
回復
攻撃
防御
魔法
能力
___________________________________________________________________________________
もちろん回復をタッチ。
___________________________________________________________________________________
表示します
・・・
気絶解除・・・気絶を解除する。MP2。SP50
強制起床・・・眠気などを強制的に排除する。その分SPの減りが早くなる。MP3。SP50
気絶回復・・・ショックで気絶した(または混乱等の状態異常にかかった)場合のみ有効。そのショックを和らげ、気絶から正常状態に戻す。MP3。SP20
___________________________________________________________________________________
強制起床は除くとして。どっちにしよう。説明を見るからに気絶解除のほうは起こすだけっぽいから、キラさんに有効なのは気絶回復のほうだろう。ということで気絶回復をタッチ。
___________________________________________________________________________________
気絶回復を取得しますか?
YES/NO
___________________________________________________________________________________
YESをタッチ。
___________________________________________________________________________________
SP支払い完了。取得成功しました。
___________________________________________________________________________________
よし。キラさんに向けて発動!と思ったが使い方がわからん。どうすればいいんだ?とりあえず声に出してみるか。はずかしいけど。キラさんに手を向けてっと
「気絶回復」
キラさんが光った。成功か?
「?ジュンヤさん?」
どうやら成功のようだ。
「キラさん訓練しましょう」
「あ。そうでした。その前に何かあったような・・・」
思い出させたらやばい気がする。
「気のせいじゃないですか?」
「そうですね。さて訓練を始めましょう。まずはじめにMP値を計りましょう」
なんか変な機械出してきた。たぶん魔法具の一種だろう。
「計る必要ないですよ」
ステータス見ればいいだけだし。
「ステータスを見る?なにを言っているんですか?」
そういやこの人読心術使えるんだったけ。キラさんを見たところ混乱を越えて狂乱になりそうだ。ということで、気絶回復。
「はっ!」
キラさんが元に戻った。声に出さなくても使えるらしい。
このあと気絶回復をキラさんにかけながらなんとかMPを伝える事に成功したのだった。
「MPもわかった事ですし、早速訓練を開始しましょう」
訓練始まってないのにどっと疲れた。気がするようなしないような。うん勘違いだな。ん?MP?MPは200000でしたけどなにか?なんか100000UPとか書いてありましたがなにか?MPだけなら宮廷魔術師を軽く越えるらしいですよはい。なんか魔法の威力が強すぎて自滅とか洒落にならない。だが何故かそんな事態にならない気がする。
閑話休題
キラさんの魔法指導おかげでいくつか魔法を覚えて得意気になっていた俺は訓練という名の地獄をみることになったのだった。
◇◆◇◆◇◆
時空の部屋内時間5ヶ月後。とうとう決闘の時間がやってきた。この地獄のような5ヶ月だった。語り始めるとかなり長くなるので十行くらいにまとめる。
まずキラさんに魔法の手ほどきを受け、火の宮殿魔術師に交代した。火の宮殿魔術師は筋肉が凄いことになっており、魔術使うの?と聞きたくなるほどだった。この人からは武術などの訓練を受けた。かなりスパルタだった。だが俺の地獄は始まったばかりだった。次の風の宮殿魔術師にはとにかく走らされた。かなりスパルタのはずだったのになぜか疲れはやってこなかった。そしてその次はなぜか土の宮殿魔術師と火の宮殿魔術師が同時にやってきた。とにかく筋トレをやらされた。もちろんスパルタ。こんな感じでループすること3ヶ月。訓練は宮殿魔術師から宮廷魔術師にランクアップした。実を言うと1ヶ月の時点で宮廷魔術師に移行出来る状態だったらしいのだが、宮廷魔術師の準備もあるため遅れたらしい。この宮廷魔術師の訓練が辛いったらありゃしない。筋肉痛になっても続けるスパルタたちばっかだった。違ったのは水の人だけ。ちなみにキラさんも水らしい。とにかく宮廷魔術師の訓練はきつかった。訓練の内容は宮殿魔術師の訓練の難易度が10ぐらい上がった感じで、またループで繰り返し訓練した。
という感じだった。決闘の時間がやってきたといっても後20分くらい残っているので時空の部屋では1日以上ある。ので、少し寝る。ちなみにステータスはこんな感じになった。
_______________________________________________________________________________
素質
LV 0
HP 190000/190000 R
MP 10000000/10000000 R
SP 999999999/1000000000 R
LUK 3000
ATK 10000 R
DF 10000 R
能力
物理耐性(PS) LV56
精神耐性(PS) LV77
筋肉痛耐性(PS) LV MAX
???
???
???
???
???
???
固有能力
????の可能性 LV?
特超回復(PS) LV3
電光石火 LV51
限界突破 LV35
魔力感知拒否(PS) LV55
魔力放出 LV98
魔力操作 LV153
??魔? 使用不可
武術(PS) LV65
ステータス窓観覧
???
???
個人能力
異世界人補正(PS) LV MAX
第三の眼(PS) LV9
神勘(PS) LV5
気 LV8(気力 100000/100000)
??化 使用不可
???
妖精語 LV9
全魔術才能
_______________________________________________________________________________
人間じゃないと思う。自分でも思う。もうなんかめんどくさい。お休みなさーい。
~現実時間5分後~
さて行きますか。勇者の待ってる決闘場へ。
10分後
すでにその場には勇者がいた。フル装備で。
「ちょっとそれは卑怯じゃないか?」
「何が卑怯なんだ?防具なしとか行ってねえぞ。まぁ俺はやさしいから剣の刃はつぶしてあるけどな」
「そうか。俺も防具を持ってることは持ってるけどお前相手にはいらねぇな。剣は・・・なくて良いな」
こいつ相手ならワンパンだ。
「おまえ俺をなめテンのか?ダンジョンにもぐったこともないLV0のくせに!」
「なめてますよ。そりゃもう。ゴミさんにはこのくらいで勝てると思ってるほどです。はい」
ちょっと挑発してみた。
「お前後悔スンナよ」
「あんたこそ」
互いが決闘場の中央に移動する。ちなみにこの決闘場は魔法具でHPではなくMPが減るそうだ。心置きなく吹っ飛ばせる。そろそろ開始だ。審判はキラさん。
「開始!」
という声とともに崇と俺が動く。
「くらえ!」
剣を突き出し突進してくる。もちろん横に跳び、その攻撃をよける。
「この程度か?」
「ただの小手調べだ」
やはり本気ではなかった。本気だとしても問題ないけど。
「くらえ!『十連突き』!」
突くことにしか能がないのか?どうせだから俺も対抗してみる。
「『圧力拳』」
俺の圧力拳に十連突きははじかれた。
「馬鹿な!くそ!『ファイアーボール』!」
俺は無詠唱のウォーターボールで無効化する。
「なんかの間違いだ!『十字切り』!!」
もちろんよける。そしてすれ違いざまに『砕拳』を放つ。その瞬間崇が倒れた。結果は・・・
「勝者ジュンヤ・アキハラ!」
俺の圧勝であった。
有り難うございました。そして誤字が多いと思う。すいません。急いでるもんで。ちなみにストックは最初からありません。次回は遅め。ではまた。