28話 謎が謎を呼ぶ
一年ジャスト(日にち的には)。いや本当にすみません。忙しいんです本当に。一年たったら止めてる判定みたいなことを書いた以上はということで投稿しましたが、自分でも何書いてるんだか分かんなくなってしまっていたので、理解できる人いないんじゃないかなこれ、という状況。だいぶ時間が空いてしまいましたからね。本当にすみません。というかもう昔読んでた人は居なくなっている気もするんですけどね。
過去に自分がいた。
それが他人の空似の可能性もあるし、スキルがちゃんと発動していなかった可能性もある。
そんな考えが頭を巡るが、思考はまとまらないどころか、段々と不明瞭になっているような気さえする。
スキルが中断されてから目は正常に機能することを止めたようで、ホワイトアウトと暗転のサイクルがとどまることなく繰り返されていく。
気がつけばとうに手足の感覚なんて物は消えていた。
音は当然のように聞こえず、心臓の鼓動さえ感じない。
それなのに寒くて仕方が無い。五感は全て停止しているのに。
いや、だからこそか。世界から一人だけ隔離されたような、そんな風にも思える。
自分はこのままどうなるのだろうか。そんな思いだけが自分を満たし、最早思考のレベルまで到達する前に消えていく。
点滅を繰り返す視界の中、自分の存在は暗闇に引き込まれ─
否。
まだ一筋の光が差し込んでいる。
思考は成立していなくとも、五感は働いていなくとも。
むしろそうであるからこそ研ぎ澄まされる第六感。
『神』の名を冠するそのスキルは、世界から放り出された存在をつなぎ止めた。
秋原純弥は、遠い昔でもそうしたように、元いた世界への道を歩み出した。
彼はたどり着くだろう。その道を照らすのが、例えたった一筋の光であろうと。
◆◇◆◇
瞼が持ち上がる。
眼球から入る光は、朧気ながらも映し出された情報を脳へ伝達してくる。
いや、ぶっちゃけ魔力感知とかで空間把握はある程度出来るんだけども。
それにしても、何が起こったんだ? 過去視をつかって、ノイズが走って、そこから記憶が曖昧だ。
今までで一番身の危険を感じたということは覚えている。いや、異世界の得体の知れない恐怖と比べられる時点で俺の父親も大概か。確か小三くらいだったか、あのときは本当に─
って回想してないで、そろそろ現実を直視しなければ。
「ここ、どこ? てか、あんた誰?」
俺がいたのは見知らぬ部屋。そして目の前にはいかにも魔女ですといった様な服装をした少女がいた。
「よくもまぁぬけぬけと言ってくれたわねぇ、秋原純弥くぅん」
「あれ俺何かした?」
「記憶喪失のフリはもう飽き飽き……あれ? もしかして本当に記憶が無い?」
「記憶が無いと言いますかなんと言いますか」
「はっきりとしないわね」
「ところであんた誰?」
魔女っ娘がヤレヤレとでも言いたげな表情をしながら、杖を突き上げ高らかに叫んだ。
「私はこの世界唯一無二の魔女にして時間の超越者!! ジョマノ・タイムよ!!」
「クソダサっ」
いけない、思わず本音が。
いや、これは仕方ない。名乗りがダサイ上にジョマノタイムってまんま時の魔女じゃん。
「その反応ってことは本当に何も覚えていないようね……フフっ」
ねぇ何今の。すごい邪悪な笑みを見た気がしたんですが。何企んでるの、というか絶対俺に何かするつもりだよね? 記憶喪失で心配どころか悪巧みされるって何やったんだ過去の俺! いや、そもそも記憶喪失なのかどうかってのも怪しいんだけど!
「って危なっ」
氷の針がつい先程まで俺の頭があった位置を飛来していった。
「あら、神勘は使えるのね。ホーミングでもつけておくべきだったわ」
「お前殺す気か!」
「あらあらご冗談を。どうせ殺しても死なないでしょうに」
「何その化け物! でも否定できない自分が怖い!」
そんな事は無いはずだ。いや、ないよな? 今ステータス見たら不死とか自動蘇生とかありそうで怖いんだけど。
「さて、冗談はここまでにして、本題に入りたい所なんだけど……記憶が無いんじゃあねぇ」
殺す云々が冗談とか殺伐としすぎでは。いや、俺が原因なのかも知れんけど。本当に何してたんだ過去(仮)の俺は。
「あ」
「どうかした? 呆けた面して。殺されたいの?」
うん、もう殺す云々は無視だ無視。
「あんた時間の超越者だかなんだか知らないけど、そう名乗ったって事は過去を見れたりするんじゃないか?」
「勿論出来るけど、それがなにか?」
「それで過去の俺を俺に見せることが出来るか?」
「ハァ?」
いや、そんな『馬鹿なの?』みたいな顔で睨まれても。
「過去改変がどうとか言って秋原純弥に関する過去干渉をロックしたのはあんたでしょうが」
見るだけで干渉になるのか。そういえばネイリーが何か言ってたような。
そういえばネイリーはどうなったのだろうか。いまいち状況がつかめないからあの空飛ぶAIスピーカーにいろいろ聞きたいのだが。
「おーい、ネイリー」
「あら、記憶喪失だけじゃなくて思考回路もおかしくなったのかしら」
「それは元々おかしい」
「そんな堂々と言うことじゃないでしょ……」
「別に恥じることだと思ってないんでね」
中二病だからね、仕方ないね。
「それで、ネイリーっていうのは何の名前かしら?」
「俺専属の妖精みたいなもん」
「ハァ?」
本日二回目である。
「妖精なんているわけないでしょ」
「だってこれから作ろうとしてるんだから」
再度謝罪をば。本当にすみませんでした。短いし。現在受験期なので、合格したらちゃんと書きます、ええ。中二クオリティはもう修正不可能ですが。しようとすると最早別作品になりますし。
まぁさすがにもう読んでる人は居ないと思いますが。新規で読んだとしても内容がひどい物ですし、ここまでたどり着かないだろうなぁ。




