幕間 ステータスと神
早くも神登場。そして本日2話目。
「突然ですが用事が出来たので行ってきます!」
「えー。おねぇちゃんその間の仕事は?」
「もちろんあなたに任せるわ」
「リアリー?」
「リアリー」
まーじーでー?超だるいんですけど。私は誰かって?そんなのどうでも良いじゃない。
「ということで後は任せたわ。あ、仕事用具は部屋に置いてあるから。じゃぁね♪」
「ちょっまって・・・行っちゃった」
とりあえず自己紹介。観覧の神、サリフィ。まだ位(名字)は無いわ。おねぇちゃんは観覧神フィル・シーズ。仕事はアースから異世界に行った者のステータスを作ること。作るといってもパワーアップとかは施さないけどね。さてそろそろ行きますか。あー時空間移動しなきゃ。めんど。そのために時空移転門まで行かなきゃ。面倒だからおねぇちゃんの神器で瞬間移動。いや~神器って便利だわ~。しかし瞬間移動で行けるのは時空移転門の少し前まで。一回門番の所で許可を取らねば。
「門番さ~ん姉のかわりに仕事に来ました~」
「ん?幼女神か。行っていいぞ」
「幼女じゃない!これでも3000歳だ!」
「ほうこれが地球人の言っていた公認ロリとか言う奴か」
「う~る~さ~い~」
もういいです。さっさと仕事場に行きましょう。
「キーワード。時空移動。観覧の神サリフィ。座標、神界地36521584番地。クルスリート」
門が光り、開いた。むう。めんどくさい。ちゃっちゃとおわらせて漫画でも読みますか。と思いつつ門へ歩み寄る。そして飛び込む。
『認証完了』
と音が聞こえると仕事場についていた。さてと。
「アイテムルーム」
アイテムルームはアイテムをいくらでもしまえる部屋である。ここに仕事用具があるはずだけど・・・。「あったあった・・・ってこれ旧式じゃん!。マイクで一々言うやつ。おねぇちゃんの馬鹿!」
はぁ。まじだるい。最新式だったらボタン押すだけで良いのに。
「おっと。そんな事言ってる場合じゃない。アースからきたみたい。『ステータスクリエイター起動』」
『起動します』
一覧を見ながら仕事をこなしていく。
・・・
めんどくさい。ん?ちょうど良いや。
「そのままの意味」
っと。これで調べる手間がはぶける。一応そのままの意味なんだし間違ってはないっしょ。終わったので終了ボタンを押し、呟く。
「いつかあなたとは会いそうな気がするな~。まったね~。もうおねぇちゃんったら人に仕事おしつけて~。プンプン。まぁおもしろいにんげんをみれたからいいや~。あ、やべ書いてたこれ。」
終了ボタンじゃないじゃんこれ。どうしようどうしよう。そうだ!神力使って気絶させて記憶を書き換えよう。えい!(気絶させて)ほい!(記憶書き換え)。ってええ!?記憶の書き換え失敗!?神力に抗うってどゆこと!?なんかステータスぐんぐん上がってるし!神力に抗うどころか吸収するってこいつ何者!?とりあえず
「『ステータスロック』!」
これでよしと。
~1日後~
「ただいま~」
「おねぇちゃん最新型自分で持ってるでしょ」
「え!?『アイテム一覧』!あ、本当だ・・・」
この姉は、全く。
「とにかく大変だったんだからね。あいつのステータス直して」
「ん?どれどれ・・・ってナニコレ!二つの意味でめちゃくちゃじゃない!」
二つの意味とは普通にめちゃくちゃなのと、あいつのステータスのことだろう。
「それもこれもおねぇちゃんのせい」
「わかったわよ」
~10分後~
「はい完成」
「おおはやい」
少しあいつの様子をのぞいてみよう。
・・・
なんか妖精と話してるな。
・・・
ってやばい!あのときのこと思い出しそうになってる!神力使って気絶!
・・・
すこし耐えたけど効いたみたいね。よし。記憶書き換えじゃなくて覚えにくくするか。
・・・
終了。
大変な2日間だったなぁ。
純弥が気絶したのと軽く記憶喪失したのはこいつのせい。
読んでくれて有り難うございました。




