第二六話 ディート・ウェルヘンの一日 side ディート
すみません、ようやく続きが書けました。
もう最近仕事は忙しいは、休みはイベントで埋まっているわ、で小説書けねー!!
って感じだったんですよねぇ。
ちょっと修正するこにしました。解らないぐらいです。
ディート・ウェルヘンは最近仕事で忙しい。町の一等地にひっそりと組織の存在が隠されていた。パット見た目、何をしているところなのか解らないが、実は、地下を含めると4階建ての各階で大勢の研究者が働いている。
ディートはその中で主に食べ物に関する研究を行っている部署の責任者になっていた。時折、黒沢明人が言う美味しかった食べ物。好きな食べ物を開発している。今は、チーズケーキの開発に取り掛かっているのだが、過程でできたチーズが、実は売れるのではないかと、思われ、市場に出し様子を伺うと、多くの人が良い反応を返した。
そこでチーズ工房を立ち上げチーズを売るようになった、今となってはこの町でチーズの存在を知らぬ者など存在しない。
そして行商人の間でも話題に上がるようになった。今ではチーズとクラモの茸が自治城塞都市ウェルデンの出産品として高値で取引されている。巷の居酒屋では料理革命が起こっているとか。
実は、クラモの茸の人工栽培も研究されている。これが解決できれば画期的である。
彼女が仕事に忙殺されているのには訳がある。
「あまりドラゴンの鱗で商売はしたくない。場合によっては、我々の敵にも使われるのだからな」
とは黒沢明人の弁である。自然ディートは彼の為に自分のできることをしたいと思うようになった。
そして今では、食事技術長という立場にいる。この世界のお菓子はどうやら黒沢明人の時代での子供のお菓子程度。それも殆どが飴だった。
料理に関しては、他の町から随分遅れている。そんな訳で食事技術部を作ったのだ。食事と名前に付いているが、食べるもの一般を幅広く差した名だ。
そして今日、柔らかいクリームチーズの開発に成功し、ついにチーズケーキ作成の最終段階に入った。
「出来た~?」リーナ・サーリエントはディートの横に小走りで走りよった。
「もうすぐできるよ~、たぶん」
ディートはずっと焼き上がりを監視していた。もうそろそろかなぁ。
「よし!」
ディートは釜から物を取り出した。
ふわっと香るチーズの香りがたまらない。
食事技術班のもの達が我先にとやてきた。
全員で一口ずつ試食してみる…旨い!
「これ行けるよ!」リーナがぴょんぴょん跳ねた。
「じゃあ、スポンジ版の方はどう?」
「柔らかく焼くのにかなり苦労したのですが、ようやくできました。クリームもできているので、後は装飾だけです」
その後、スポンジとクリームで出来たケーキは、「これだけだとパサパサしているのでデザートで飾ると良いだろう」との黒沢明人の案により、一層美味しいケーキが完成した。
その後、短期間に様々な工夫が用いられ20種程のケーキができた。
黒沢明人の許可により大通りに面した建物の一階で初のケーキ屋が誕生した。
開店後、道近くにまで並べられたテーブルも店内も毎日客でごった返していた。
問題はこれね…。ディートはため息をついた。それはチョコレートだった。
これに関しては、兵が体力をすぐ回復させられる戦略的お菓子という重要な任務もになっている。
「こればかりはここの食材では作るの無理!」
ディートは、メモ片手に「ちょっとデルファリン商会に行ってくるね」と言って施設を後にした。リーナは急に暇になり、いつものように黒沢明人の側にいることにした。
デルファリン商会は最近できたばかりの商会で、様々な要求に答えてくれるありがたい組織だった。
今も大勢の客や業者や行商人やらで賑わっている。
ディートが受付にたどり着いたのは、それから二時間後だった…。
忘れるところだった。
第25話、大幅加筆修正しています。
今一度読んでいただけると嬉しいです。
次はリーナかな。




