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第四話 アレンも、、、、?
「次はアレン」
アレンは緊張しながら宝珠に手を置く。
リサが質問する。
「あなたの能力は?」
「神聖魔法とか……治癒、浄化、結界、攻撃も少し……」
「さすが光に選ばれた子ね」
「……でも、あんまり誇りとかじゃなくて……
“みんなに期待されすぎてる”感じがして……重いです」
宝珠に反応はない。
アレン……そんなこと思ってたんだ
分かるぞ君の気持ちが(泣)
リサは目を細め、淡々と告げる。
「光の子アレン・フェルノート。
能力ランク――S級
潜在危険度――S級
“精神的重圧”が大きいタイプね」
あれ、僕の方がやばい感じするよね?どうしてかな?
尋問(能力測定)が終わる頃には――
ユウは椅子にもたれかかってガタガタ震え、
アレンは机に突っ伏して息を切らしていた。
「はぁぁ……精神力も魔力も、ゴリゴリ削られた……」
「ぼ、僕……お腹すいた……」
「これが通常試験より“楽”な内容よ」
「どこが!?!?!?」
叫ぶユウ。
リサは涼しい顔で書類をまとめ、二人を見た。
「二人とも規格外。
明日から、別枠の“実地調査”に同行してもらうわ」
ユウとアレンは同時に固まった。
「……どこに……?」
「……なにするの……?」
リサは微笑みもせず淡々と言った。
「闇の子は、戦力の増強へ魔獣死体保管庫と、戦場の跡地よ」
真っ青になるユウ。




