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偉大なる剛筋性の魔術師  作者: 法雲寺明
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0話 風の吹く

時はさかのぼる事、3日前


「ここは?、そうか私は死んだのか」


確か私は魔王と戦い、勝ったのだ

ならなぜここに居る?、いや、考えてもしかたがない、なら今を生きるまで


何処までも続くこの廊下はとても神秘的だった


私は歩いた、この廊下の黒の背景の色は人間の悪意よりも黒く、そして今まで見てきたどの黒よりも漉き取った色

黒色はどこまで行っても均一であり、描いたものでは決してなかった、

人工色ではない本質的であり本物の黒がそこにあった。


ビチャビチャと床の水音を鳴らす、神秘的ともいえる母なる水、

濁りすらない水はここには人がいないという事を現わしていた、


母なる水を踏みつけてもなお歩く意味はないが進む、

そこに希望があると信じて...


歩き続けた先にある女がいた、

その姿はやや細身で白衣を身に纏い胸は小さめだが

とても綺麗な赤髪の少女だった。

私はSなので反応があるまで黙っていると


「なにかいってくださいよ…」


「私はどこの世界に行くのだ?」


「っ、どうしてそれを?」


答えは簡単だ、

俺の居た所では時々異界の者が流れてくる、

そいつらは皆、神に会ったとか死んできたという記述があった


やたら死亡記録がトラックに集中していたの覚えている


「転生しすぎましたわ..」


なるほど心が読めるのか鉄板


「だれが鉄板ですか失礼ですよ!!」


「まあいい、ステータスを見させろ」


相手の能力を数値化できる、神の特有の能力である、

心も見通すことができて神はこの世界をどうみえているのか


「攻撃力2レベル、防御力3レベル、体術1レベル、頭脳3787レベル、筋力―13レベル

魔力9876垓レベル!?」


この世には行き過ぎた天才がいる

それが私だ


値を見ると女神は目を疑った


(なんですのこれ)


「というか筋力もある意味では凄まじい桁を叩き出しているわね」


「うるさい、魔法キャラはパワーが弱いのは古今東西きまっているんだよ、絶望の絶壁」


「ぐぐ、もっと言い方考えてほしいわね」


「黙れ、そんな性格だから神はお前に胸をあげなかったんだよ、

そういやお前が神か、アッハハハ」


目の前にいる少女は今にも堪忍袋の緒が切れそうだった、

だがしかし当時の私はまだ若くそして人の心を考えない人間だったのだ


「速くしろブス(顔は良い)」


今思うとここが分岐点だったかもしれない、私が地獄にいったのは


「なるべく俺がスリリングな所が良いな、ギリギリの戦いをしたいからな」


(そんな場所あるわけないがな..)


「準備できました、さてこの光に入ってください」


「さて私の異世界生活はどうなるか」


私は活きよいよく光の柱に飛び込んだ


現在


「助けてくれ」


女神「良いざまですわ」

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