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発見

作者: 南ゆう

良い人になりたいと

常に思って生きて来た

さっき隣の席に座る

斎藤くんが言ってきた。

あなたは面白くない偽善者だと。

人が良さそうで誰からも慕われるかもしれないが

それだけで終わる存在だ。

深くあなたを知る人はいない。

知りたいとも思わない。

私の人生の中であなたはただの良い人だから。


そう言われた時、怒りよりも納得が早かった。

今までたくさんの人が私の前を過ぎ去った。

自らをバス停のようだと思っていた。

それを良しとしていた。

だから納得してしまったのだ。


だが、改めて他人に言われてみると腹が立ってきた。

良い人になろうとすることが間違っていたのかもしれない。

良い人とは誰かにとって「都合の良い人」だと誰かが言っていた。

全ての良さを説明できるわけではないが、私の良さはもしかするとこの部類に入っていたのかもしれない。

私が取るべき行動は1つ、良い人を目指さないことだ。

時に自分勝手と呼ばれても、横暴だと謗られても私は私だと言い張れる強い自分にならなけれぱならない。

自信と自慢を併せ持つ、そんな面白い人にー

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