竜とケムリは
さて、冒険者学校というがカリキュラムは現代日本における一般の学力、冒険者組合による冒険者ランクの両面から合わせて個別に選定される。
これは既にこの世界に冒険者という職業ができて10年が過ぎており、すでに活動している冒険者とこれから冒険者になろうという人材がこの学校に来たためである。
異世界と統合した大きな変化は
・世界のあちこちにダンジョンができた
・あちらの世界の住人もやってきた
・世界中で魔術が使えるようになった
・世界地図に大陸が3つ増えた
・国連に新たに8つの国が加入した
・東京に竜が住み着いた
大体こんな感じだ。
最後の竜が住み着いた場所は当時東京都庁と言われていた建物である。突如飛来した竜が
「ここイイネ、今日から俺が住むからよろしく」
というノリで占拠してしまったらしい。異世界の有識者を交えた関係者会議でその竜が結構な大物であることも判明した為友好的に明け渡したらしい。その際東京都庁から竜帝の塔に名称も変更された。グーグルアースでこの塔を見るとひなたぼっこでもするようにくつろぐ竜の姿が見れるとか。
この学校は下は11歳から上は無制限で入学できる。
小学校卒業してれば入学はできるが試験は受けなければいけない。
冒険者が一般社会で活動できるようにするのもこの学校の
なおこの試験で卒業基準の学力を満たしていればカリキュラムの学問のコマ数を減らせるので高得点を取るに越したことはない。
冒険者適正として魔力測定や基本技術、戦闘適正なども見るが既に冒険者ランクを持っているものもいたので何箇所かに別れて行われていた。中には既にソロでダンジョンアタックできるような人材もいたらしい。
さて入学式を終えた俺たちはホームルームを受けるために教室へと移動する。クラスは1-Fだ。
ホームルーム名物自己紹介。あとヒロインでます。