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春の吹雪  作者: いずか
8/11

晴れ空

 

天気予報は外れて


雲と共に去った雨風


晴れ渡る空の下


大きな水溜まり飛び越え


ふたりの距離がグッと縮む



ふたりでずっと待ち続けていた


長い雨が止んで


晴れ空のあとの

綺麗な夕陽


見下ろす先には茜色の世界と伸びた影


ふわり波紋の中の歪まない想い



終わりない晴れ空と君の温度


風に流れる雲のようにふたりの距離は変わっていっても


あれからずっと変わらない

水溜まりの世界


映し出すのは君の背中


伸びた手がそっと抱き寄せる


温かい世界の中の


ほんの一部




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