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プロローグ

高校2年の6月。窓から見える校庭は雨に濡れている。

こういう雨の日はどうも嫌な事を思い出す。


「慎太ごめん。好きな人ができたの。だから慎太とはもう一緒にいられない。」


幼馴染だった佐々木柚葉とは家は隣で小さなころから仲が良く、いつの間にか互いを好きになっていた。始まりは覚えていないけれど恋人同士の関係はちょうど去年の今頃、今日みたいな雨の日に突然終わりを告げた。


高校に入ってから柚葉と距離が開いていたことには気が付いていた。


最寄り駅で知らない男子高生と歩いていたことを見かけたとき、柚葉は新しい友達だと説明していたが彼のことだろうか。


柚葉を問い詰めたところで何の意味もない。そんなふうにかっこつけて逃げて、俺たちの15年はあっけなく終わった。あれから柚葉とは顔を合わせても避けている。


突然、幼馴染から告げられた別れ。

高校が別になってから3ヵ月目の事だった。

なんてことの無い、よくある話だ。

だけれどこうも思う。

ずっと大切にしていた人と長い間築いてきた関係が、こんなにもあっさりと壊れるのだなと。


俺は心底思う。


「恋愛なんてくだらない」


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