或いは独唱(おまけ)
これは詩集『或いは独唱』のおまけです。
繰り返す繰り返す毎日
違う人間 違う日々
そんな終寝と起床
そして毎朝 新しい世界で
感じる不思議な切なさ
刹那い切なさの中
こんな日々に叫び歌い祈り
また願う 震える戦慄
そしてまた家に帰る
中に浮く言葉 音属性
冷たい空気 然し㥶い
それでもいつかは
季節と互いに 呼応して
晴れる心 とけていく
僕は春になっていく
そんな僕の夕暮れは
今度は僕自身の『家』に
帰りたい
嗚呼、これらすべても
或いは独唱
さようなら そう呟いた
殺戮の詞。
………凪の音…
有難う御座いました。
是非ご感想と評価の方、宜しくお願いします。
m(_ _)m