プロローグ
皆さん初めまして、波羅 憂季といいます。
中学時代の小説を読み返し、悶えながら編集したものなのでかなり文章力が無いです(マジで)
最近、よく空から落ちる夢をみる
妙な浮遊感を背に感じながらどんどん落ちていってるの がわかる
天気は良い、ちょっと薄い雲が何個かあるぐらいでそれをどんどん追い抜き(?)体を反転させた
……大きな町がみえる
人が沢山いて露店らしきものがいくつか見受けられる
笑顔に話してる女性、おいかけっこをしている子供、威勢のいい声を出して客寄せをする男性……
……吐き気がする……
ありふれた日常、それこそ一番だと思ってた
でも、そんな日常なんてどこにもない……
あるのは、地獄だ
普通に就職して、結婚して、子供ができて、定年退職して、ゆっくり死んでいくものだと思ってた
……そんなもん、あり得ない
誰もが、壁にぶち当たり、プレッシャーに押しつぶされ、夢を諦める
実力が無い、才能が無い、向いていない、努力しても報われない……
……自分が優秀じゃないのは判ってる
でも……
夢ぐらい持っててもいいだろ?
望まれるより、望みたい
なのに…………
なんで俺から家族を奪うんだよ、神様
……そして俺は、また、望まない朝を迎える